グラウカ(パキベリア)とは?その特徴や増やし方などの育て方をご紹介!

グラウカ(パキベリア)とは?その特徴や増やし方などの育て方をご紹介!

「グラウカ」ってなに?たくさんの種類の多肉植物がありますが、今回はその中でもパキベリア属の「グラウカ」にスポットを当ててみました!かわいらしく育てやすい人気の多肉植物「グラウカ」。その特徴や育て方を簡単にご紹介しますね!

記事の目次

  1. 1.グラウカ(パキベリア属)とは?
  2. 2.グラウカの特徴
  3. 3.グラウカの育て方
  4. 4.グラウカの増やし方
  5. 5.まとめ

グラウカ(パキベリア属)とは?

人気の多肉植物「グラウカ」をご存じでしょうか。「グラウカ」はベンケイソウ科の「パキフィツム属」と「エケベリア属」の交配種なので「パキベリア属」といいます。きれいでかわいい品種が多い「パキベリア属」ですが、その中でも「グラウカ」はぷっくりとした肉厚の葉で花びらのような形の、美しい多肉植物です。

グラウカの特徴

こちらがパフィキツム

こちらがエケベリア

グラウカの葉は「パキフィツム」譲りで多肉植物らしくぷっくりと肉厚、葉先は細くとがっているのが特徴です。葉の成長過程にできる白い線「ウォーターマーク」もはっきりと出てます。色とフォルムは「エケベリア」譲り。花びらのようにかわいらしいフォルムです。紅葉の時期になると、コバルトブルーの葉がオレンジやピンクに染まるのはとっても綺麗です。

グラウカの育て方

グラウカは「春秋型」といい、春と秋に成長し、夏と冬は休眠する植物です。春・秋の成長期は日光と水を与えてしっかりと育成し、夏・冬の休眠期は水やりをせずに乾燥状態を保ちます。病害虫に強く、生育は比較的ゆっくりです。では、もう少し詳しく育て方を見ていきましょう。

水やり

季節によって水やりの仕方も変わります。多肉植物は葉に水分を蓄えてるので、基本的に乾かし気味で結構です。葉がしわしわになってきたら水やりするくらいでいいでしょう。春と秋の成長期には、土の表面が乾いた2~3日後に水やりをします。夏と冬の休眠期は、根が水を吸収できないので水やりは控えましょう。また、葉の粉は水をかけると剥げてしまうので、なるべく土に水をあげてください。

置き場所

グラウカは季節によって適切な置き場所も変わります。春と秋は成長期です。日当たりと風通しの良いベランダや軒下でしっかりと成長させてあげましょう。また、高温多湿を嫌いますので、梅雨から夏までは風通しの良い半日陰に置き場を移動させてあげましょう。肌寒くなってきたら、明るい窓際など室内に置き場を移すのが安心です。霜が降りる頃は、室内でも凍結に注意しましょう。もし凍結しても、根が生きていれば春に新芽が出ることもあります。

肥料

多肉植物は葉に栄養を溜められるので、あまり肥料を必要としません。春と秋の成長期に、液体肥料か緩効性化成肥料を水やりがわりに少し与える程度です。紅葉の季節に肥料を与えると、葉がくすんで美しく紅葉しない場合があるので注意しましょう。また、夏や冬の休眠期に肥料を与えると、肥料を吸収できず根が腐って枯れてしまうことがあります。

植え替え

根腐れしてしまった時や、株や根が鉢いっぱいになり底から飛び出してきたら、植え替えのサインです。ほっておくと、土が痩せて病害虫がつきやすくなったり、根腐れしてしまったりすることがあるので早めに植え替えましょう。成長期である春か秋の直前か初期に、1つ上のサイズへの鉢に入れ替えてあげるといいですよ。

グラウカの増やし方

グラウカの増やし方は「葉挿し」と「挿し木」があります。葉っぱから苗が育つ多肉植物ならではの増やし方「葉挿し」はかなり時間がかかります。茎から外した葉を乾かし発根してから土に挿します。比較的手軽な「挿し木」での増やし方は、徒長して伸びてしまった株を剪定し、切った茎を2日程度乾かしてから土に挿します。時期は成長の始まる春先か秋初旬がおすすめです。

まとめ

フリー写真素材ぱくたそ

以上、グラウカの基本的な育て方をご紹介しました。元気に育ってくれると、どんどん愛着がわいてきて、おしゃれな鉢に植え替えたり、寄せ植えでアレンジしてみたりしたくなるものです。グラウカとの生活ぜひとも楽しんでくださいね!

fumi-fu
ライター

fumi-fu

山の暮らしを楽しんでいます。

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