スズメノカタビラとは?特徴・芝生との見分け方や駆除方法をご紹介!

スズメノカタビラとは?特徴・芝生との見分け方や駆除方法をご紹介!

スズメノカタビラという植物を知っていますか?芝生によく似ている植物で「芝もどき」とも呼ばれています。繁殖力が盛んで、駆除してもすぐに生えてくる厄介な雑草です。そんなスズメノカタビラの特徴や芝生との見分け方、おすすめの除草剤などの駆除方法をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.スズメノカタビラとは
  2. 2.スズメノカタビラの特徴
  3. 3.スズメノカタビラの見分け方
  4. 4.スズメノカタビラの駆除方法
  5. 5.スズメノカタビラの種類
  6. 6.スズメノカタビラを食べる生き物
  7. 7.まとめ

スズメノカタビラとは

出典:写真AC

スズメノカタビラという植物を知っていますか?芝生によく似た植物で「芝もどき」とも呼ばれています。庭や道端など、私たちの身近に生えていて、抜いても抜いても生えてくる厄介な雑草として、除草剤などで駆除が必要な場合もある植物です。そんなスズメノカタビラの特徴や芝生との見分け方、おすすめの駆除方法などをご紹介します。

基本情報

科名 イネ科
属名 イチゴツナギ属
別名 ハグサ、ホコリグサ、ハナビグサ、カブログサ
原産地 世界各地
耐寒性 強い
耐暑性 強い

名前の由来

Photo bynaobim

スズメノカタビラは名前の通り「雀(すずめ)の」「帷子(かたびら)」という意味が、そのまま名前の由来になっています。「かたびら」とは着物のことで、穂が集まっている咲き姿が、雀サイズの着物に見えたことから付けられた名前です。

花言葉

スズメノカタビラには「私を踏まないで」という花言葉が付いています。悲しそうな花言葉に聞こえますが、実はスズメノカタビラは踏みつけに強く、たくさん踏まれるほど丈夫によく育つ雑草です。そんなスズメノカタビラの性質を取り入れた、面白い花言葉ですね。

スズメノカタビラの特徴

スズメノカタビラはつる草と並び、庭などに生える厄介な雑草として知られています。駆除しようとスズメノカタビラを抜いても、途中で根が切れてしまうと、そこからまた生えてくる、生命力の強さが特徴です。そんなスズメノカタビラの花や葉や茎について詳しくご紹介します。

スズメノカタビラは一年草の性質をもつ植物で、春から夏にかけて花を咲かせます。白くてとても小さな花ですが、よく見ると着物の襟の部分に似ているのが特徴です。この花の様子が、「帷子(かたびら)」に似ているといわれています。

秋には花穂が赤くなる

秋から冬にかけて、スズメノカタビラの花穂が赤くなることがあります。この時期は、緑色や赤色の他にも、透明がかった花穂も見られ、雑草ですが美しい色を楽しむことができるおすすめの季節です。

スズメノカタビラの葉は全体的に柔らかく、線状に伸びるのが特徴です。横から見ると、茎からまっすぐ平らに伸びているのがわかります。葉の先端は、丸みを帯びていて、やや波打っていることが多いです。

スズメノカタビラは、茎をさまざまな方向に伸ばして複雑に伸びていきます。曲がりながら伸びていく性質をもち、途中から根を出すこともあります。よく似た芝生(高麗芝)は赤い茎をしていますが、スズメノカタビラの茎は鮮やかな緑色をしているのが特徴です。

スズメノカタビラの見分け方

Photo by sayo-ts

スズメノカタビラは芝生とよく似ているので、芝生に混ざって生えていると見分けるのが難しいといわれています。しかし、スズメノカタビラと芝生をよく見ると、きちんと見分けることが可能です。スズメノカタビラと芝生の見分け方は以下の通りです。

見分け方①葉の形

スズメノカタビラの見分け方は、まず葉の形を確認することです。芝生は葉の先端が鋭く尖っていて、ツンツンとした形になっています。しかし、スズメノカタビラの葉は、先端が丸みを帯びているのが特徴です。また、葉全体を触ってみても、芝生は硬く、スズメノカタビラは柔らかいので見分けることができます。

見分け方②根の形

スズメノカタビラと芝生は、根の形も違います。根の形での見分け方は、芝生は「ほふく茎」と呼ばれる性質を持っているため、横に広がっていく根の形をしているのが特徴です。しかし、スズメノカタビラは「株立ち」という生え方をするので、横に根が伸びることはありません。土を掘り返さなければなりませんが、芝生とスズメノカタビラの性質を利用した、確実な見分け方です。

見分け方③茎の色

Photo byHans

芝生の中でも「高麗芝」はもっともポピュラーな品種といわれています。この高麗芝の特徴は赤い茎をしているということです。この赤い茎は「ランナー」とも呼ばれ、このランナーを伸ばして成長していきます。茎の色を観察すれば、赤い茎が芝生、緑の茎がスズメノカタビラと見分けることができます。

スズメノカタビラの駆除方法

スズメノカタビラは、暑さや寒さに強いだけでなく、湿気にも強い雑草です。厄介な雑草として知られているつる草のように、フェンスに絡んだり、支柱に巻きついたりはしませんが、つる草と同じぐらい繁殖力が強く、駆除が難しいといわれています。そんなスズメノカタビラにおすすめの駆除方法をいくつかご紹介します。

除草剤

雑草の駆除方法といえば、まず除草剤が思い浮かぶのではないでしょうか?一言で除草剤といっても、種類がたくさんあります。スズメノカタビラを駆除するのに適した、おすすめの除草剤は以下の通りです。

除草剤①ネコソギ

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ネコソギは、約6ヵ月間効果が持続する粒状の除草剤です。スズメノカタビラに散布すると、根から成分を吸収し枯らしていく効果があります。また、枯らすだけではなく、成分が土の中に入り込むので、薬の効果がある間はスズメノカタビラが生えてこなくなる効果もあるのでおすすめです。

除草剤②ラウンドアップ

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ラウンドアップはシャワータイプの除草剤です。スズメノカタビラにかけると、葉の部分から成分が取り込み、根ごと枯らしてくれます。ラウンドアップは根からは成分を吸収しないため、庭木にかからないように注意して散布すれば、大切な木を枯らしてしまう心配もないので、家庭用におすすめの除草剤です。

除草剤③サンフーロン

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サンフーロンは水で薄めて使うタイプの除草剤です。駆除したい雑草の種類によって薄める濃度が変わってきます。スズメノカタビラの場合は100倍液が適しているので、水10Lに対してサンフーロン100mLの割合で薄めてください。散布後に雨が降るとサンフーロンの成分が流れてしまうので、天気のよい日に散布するのがおすすめです。

除草剤④シバキープ

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シバキープは、スズメノカタビラが芝生の中に生えてしまい「芝生は枯らしたくないけれど、スズメノカタビラは駆除したい」という場合におすすめです。このシバキープを散布しておけば、スズメノカタビラが発生する前に、根こそぎ駆除することができます。また、芝生用の肥料が配合されているので、健康的な芝生を育てながら、雑草は駆除することができる便利な除草剤です。

防草シート

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防草シートを利用する場合には、まずスズメノカタビラを除草しておく必要があります。除草後に防草シートを広げ、ピンで固定していきます。このときに、隙間が空いてしまったり、防草シートが破れてしまったりすると、そこからスズメノカタビラが生えてきてしまうので注意が必要です。

草抜きニッパー

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スズメノカタビラは、芝生と一緒に生えていることも多い雑草です。そのため芝生を育てている場合、除草剤や防草シートでは芝生まで傷んでしまう恐れがあるので、使うことができません。そんなときには草抜きニッパーが役立ちます。芝生は残し、スズメノカタビラだけを草抜きニッパーで駆除していきます。

土壌改良

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スズメノカタビラの駆除方法として、除草剤や防草シートなどをご紹介しましたが、土壌改良をしてスズメノカタビラを生えにくくするという方法もあります。スズメノカタビラを駆除しやすい土壌改良の方法は以下の通りです。

土壌改良①排水性の改善

Photo by Aisyah Hifni

スズメノカタビラは耐湿性が強いので、湿度の高い土壌でよく育ちます。そのため、土壌の湿り気を少なくするように改善することが重要です。土壌の排水性をよくすることで、スズメノカタビラを生えにくくすることができます。

土壌改良②刈りカスの除去

Photo by kazue1984

草刈り機などで表面だけ刈り込んだ場合、スズメノカタビラの穂や花の部分が、地面に残ったままの状態になります。すると、その残った刈りカスから、新しいスズメノカタビラが生えてきてしまうので、土の上にある刈りカスをしっかりと除去しておくことが重要です。

土壌改良③酸性に偏りすぎない

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スズメノカタビラは酸性の土壌を好む性質を持っています。そのため、酸性の土壌にはスズメノカタビラが生えやすくなってしまうので注意が必要です。土壌が酸性にならないように、土壌を改良することで、スズメノカタビラを生えにくくすることができます。

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スズメノカタビラの種類

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