ジシバリ(イワニガナ)とは?その特徴や花言葉を解説!オオシシバリとの違いは?

ジシバリ(イワニガナ)とは?その特徴や花言葉を解説!オオシシバリとの違いは?

ジシバリという花をご存知ですか?ジシバリは黄色い花を咲かせるのが特徴的なキク科の多年草で一般的には雑草の部類として扱われます。別名イワニガナとも呼ばれ、似た品種にオオジシバリがあり、違いは花と葉の大きさ。ではどのように違うのか、説明していきます。

記事の目次

  1. 1.ジシバリの特徴は?別名”イワニガナ”の由来は?
  2. 2.ジシバリの花言葉
  3. 3.ジシバリとオオジシバリの違いは?
  4. 4.ジシバリに似た花はまだある!
  5. 5.まとめ

ジシバリの特徴は?別名”イワニガナ”の由来は?

ジシバリの特徴

ジシバリは、山野の日当たりの良いところに生える多年草

その特徴は、一見するとタンポポのような黄色い花ですが、葉の形がタンポポのようなギザギザ状ではなく、薄く、長い柄があることです。葉の長さも0.9〜3センチほどあり、小さく丸い形をしていることから、タンポポとは違う花だということが、素人目線でも分かるはず。

小さな花だけれど存在感がある

花茎は高さ8〜15センチほどあり、直径約2センチほどの黄色い小さな花を1〜3個咲かせます。小さな花ですが、ひとつひとつ存在感のある花なので、近くで見ると、よりジシバリの可愛らしさが伝わりますね。

ジシバリの別名”イワニガナ”の由来は?

Photo bystruppi0601

ジシバリのことを「イワニガナ」とも呼びますが、その由来はどこから付いたのでしょうか。

まず、和名の「ジシバリ」は、細い茎が地面を這って、茎のところどころから根を出して育つ様子が、まるで「地面を縛っている」ように見えることが由来しています。そして、イワニガナの”イワ”の部分は、乾燥した岩だらけの場所でも生える頑丈さをあらわし、後半の”ニガナ”は、ジシバリの茎を切ったときに出る乳白色の汁が「苦い」ことから付いたとされています。

ジシバリの花言葉

ジシバリの花言葉は、その生命力のタフさに由来

ジシバリの花言葉には

  • 束縛
  • 人知れぬ努力
  • いつもと変わらぬ心
  • 忍耐
などが挙げられます。この中の「束縛」は、ジシバリの特徴でもある地面を縛るように生長する姿からついたものですが「人知れぬ努力」「忍耐」は、乾燥した岩だらけの大地でも育つ、ジシバリの生命力のタフさから付いたものです。

そのタフさや頑丈さゆえに、ときには”雑草”と呼ばれ、嫌われることもあるジシバリですが、コンクリートの上でもめげずに、黄色い花を咲かす”強さ”や”逞しさ”は見習いたいところですよね。

ジシバリとオオジシバリの違いは?

ジシバリに似た花”オオジシバリ”はどんな花?

ジシバリに似た花に”オオジシバリ”という花があります。オオジシバリはジシバリの一種で、花や葉の大きさがジシバリよりもひと回り大きいことから、その名がつきました。葉の形は楕円形で細長く、花の大きさは約3センチほど。開花期は4〜5月です。オオジシバリは湿った大地を好むため、田んぼのあぜ道や湿気の多い道端をよく観察していると、簡単に見つけることができます。

ジシバリとオオジシバリの違いは?

ジシバリとオオジシバリの違いは、先述した通り、葉と花の大きさがひと回り違う点が挙げられますが、実はこの他にも、ジシバリとオオジシバリの違いを見分ける簡単な方法があります。

それは、花の咲いている”場所”です。

乾いた土地に咲いているのが「ジシバリ」で、湿ったところに咲いているのが「オオジシバリ」。葉の形もジシバリは丸く小さいのに対して、ジシバリの葉は細長い形状をしているので、花の大きさで判断できないときは、まずは葉の形をよく観察してみましょう。

ボタニ子

ボタニ子

その他にも、ジシバリに似た花は存在するよ。次ページにて紹介!

ジシバリに似た花はまだある!

オオジシバリの他にも、ジシバリに似ている花や、ジシバリの仲間はたくさんあります。そこで、ジシバリの近縁種に当たる花をいくつかご紹介していきますので、ジシバリに似た花を見かけたら、この中のどの花なのか、答え合わせしてみましょう。

ハマニガナ

ハマニガナは、地上ではなく、地面の中に茎根を伸ばして生長する、ジシバリの近縁種です。地中深くから葉を伸ばし、葉先だけを地表に出しているのが特徴的な花といえます。主に日本各地の砂地を好み、咲いていることから「ハマニガナ」の名がつきました。ジシバリの仲間は黄色い花が多いのですが、ハマニガナには白い種類もあります。

カワラニガナ

カワラニガナは、その名の通り、河原の砂礫(されき)に咲くジシバリの近縁種です。他の近縁種と違い、太い木化した根茎をもつのが特徴で、主に6〜8月に黄色い花を咲かせます。一見どこにでもありそうな花姿ですが、カワラニガナは年々減り続けており、現在では絶滅危惧Ⅱ類に指定されている貴重な花です。

ニガナ

ジシバリの近縁種のニガナです。ジシバリを含め、これまでご紹介した花はすべてこの「ニガナ」属に該当します。

葉は細長く、花茎は30〜50ほど伸び、ヒョロヒョロと枝分かれしながら花を咲かせていくのが特徴的な植物です。ジシバリは花びらがたくさんありますが、ニガナの花びらは5〜6枚と少なく、なんとなく頼りないイメージを持つ花姿をしていますね。こんな頼りない見た目をしていますが、昔は漢方薬として使用されていました。

まとめ

ジシバリはタンポポに似ている雑草のひとつですが、どんな場所でも根気強く咲く姿は立派ですよね。別名イワニガナの名の通り、岩に絡みつくように生長し、そよ風に乗ってゆらゆらと黄色い花頭を揺らしているジシバリを見ていると、こちらまで「今日も頑張ろう!」と前向きな気持ちになれませんか。

たかが雑草だ、と抜いてしまうのはもったいない!

確かに、他の花の邪魔になるのなら抜いてしまったほうがよいのですが、抜く前に、まずはその質素な花姿を一度観察してみませんか?

sakura
ライター

sakura

ガーデニング初心者です。多肉植物と観葉植物、野菜の水耕栽培にチャレンジ中。少しでも読者様のお役に立てれば幸いです。

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