ヨトウムシの駆除方法3選!薬剤での防除から無農薬での対策まで紹介!

ヨトウムシの駆除方法3選!薬剤での防除から無農薬での対策まで紹介!

ヨトウムシという虫をご存知でしょうか?この虫はヨトウガという蛾の幼虫ですが、繁殖力が強く食欲旺盛な害虫なので、予防と駆除をしないと酷い食害に繋がります。ここではヨトウムシの生態や予防方法、発生した時の駆除の仕方などをご紹介いたします。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.ヨトウムシとは?
  3. 3.ヨトウムシによる被害
  4. 4.駆除する前の予防策
  5. 5.ヨトウムシの3つの駆除方法
  6. 6.駆除する時の注意点
  7. 7.ヨトウムシと似たネキリムシとは?
  8. 8.まとめ

はじめに

出典:写真AC

「ヨトウムシ(夜盗虫)」という虫をご存知でしょうか?聞きなれない人もいるかもしれませんが「ヨトウガ」という蛾の幼虫がヨトウムシです。そして、この虫はガーデニングの天敵といえる虫でもあります。ここでは、ヨトウムシの生態と駆除方法、おすすめの殺虫剤や薬剤など対策をまとめました。ヨトウムシは予防が大切ですので、生態を把握しておけばより効果的です。

ヨトウムシとは?

Photo by nubobo

ヨトウムシはハスモンヨトウ、シロイチモンジヨトウなどの夜蛾を総称した「ヨトウガ」という蛾の幼虫です。とても食欲旺盛な虫で、キャベツなどの葉物野菜を中心に好んで食します。また、虫の忌避効果を持つバジルなどにつくこともあります。ヨトウムシは昼間は活動せず、根っこ部分など影になるところや地中に潜んでおり、夜になると活動を開始します。このことから「夜盗虫」と書いてヨトウムシと読むようになりました。

ヨトウムシの生態

Photo by tagawa

ヨトウムシは茶色い芋虫といった見た目をしており、大きさは育つと4~5cmほどになります。ヨトウムシの生態は厄介で、昼間は地中などに姿を隠していますが夜になると活動的になり、広範囲で葉物を中心に野菜やバラといった花を中心に食い散らかします。卵の数も多いため、放置すると植物の茎以外すべて食べられてしまうこともある、農作業やガーデニングの天敵です。

ヨトウムシの成長

Photo byIlluvis

成虫であるヨトウガは年に2回、羽化のタイミングがあります。まず4月に羽化し、すぐに交尾を行い卵を葉に植え付けていきます。そして、孵化したヨトウムシはおよそ6月下旬で6齢期に入り、食欲がピークを迎えます。その後、地中で蛹化し、およそ1カ月後の秋口に成虫となり、また卵を植え付けていきます。成虫のヨトウガもまた茶色い蛾で、この成虫が農作物などの周囲を飛んでいたら捕殺しましょう。

ヨトウムシの繁殖

Photo by nokia32

ヨトウムシの卵が植え付けられるのは4月と10月ごろです。この時に植え付ける卵の数は数十から、多いと数百にも及びます。また、ヨトウガは葉の裏側に卵を植え付ける習性があるため、表立ったところだけをチェック、もしくは表面だけに薬を撒いても効果がありません。ふんなど、少しでも兆候が見られたら、必ず葉の裏側にも気を配ってください。

ヨトウムシによる被害

出典:写真AC

ヨトウムシがもたらす一番の被害はなんと言っても「食害」です。ヨトウムシは卵の数が多いだけでなく、6月ごろの、成長した幼虫は4cm近くと巨大で食欲もピークを迎えます。加えて、個々の活動範囲も広く、多くの農作物に被害を与えてしまいます。ヨトウムシが食べる量の9割がこの時期のものですので、6月は特に注意してください。

ヨトウムシの好物

Photo by yellow_bird_woodstock

ヨトウムシは白菜やキャベツと言ったアブラナ科の野菜を好んで食します。加えてバラのような花弁の柔らかい花や、その蕾も好物です。本来、害虫が苦手としているシソやバジルにもつくことがあり、このことからも、ヨトウムシの食害が及ぼす被害の甚大さがうかがえます。

駆除する前の予防策

Photo byhpgruesen

薬剤などを使用する前にできる対策をご紹介します。完全に駆除、予防できるものではありませんが、これからご紹介する駆除剤などと併用することで、より効果を発揮できるので、参考にしてください。

土を掘り返す

Photo byCatkin

ヨトウムシは夜行性なので、日中に見回ってもなかなか見つけられません。もしふんが落ちていたり、葉が食べられているのを見かけたら土を軽く掘り返してください。そうすることで眠っている幼虫や蛹を発見できる可能性があります。一匹いればたくさんいる可能性があるため、見つけたらすぐに対策を取りましょう。見つけた幼虫、蛹はその場で処分してください。

葉っぱの裏をチェックする

フリー写真素材ぱくたそ

成虫のヨトウガは、葉の裏に卵を植え付けることが多いです。ヨトウムシは孵化すると数が多く、成長すると薬が効きが悪くなってしまいます。よって、一番の理想は卵のうちに駆除してしまうことです。ヨトウガの卵は数が多く目立つため、発見したら葉ごと切り落とし、焼くか密閉した袋に入れて処分しましょう。

ネット、カバーを張る

フリー写真素材ぱくたそ

ヨトウムシの成虫であるヨトウガが近づきにくい環境にすることも有効な予防手段です。忌避剤がおすすめですが、無農薬にこだわりたい場合はネットなどを使って虫がつきにくくするのがよいでしょう。

ボタニ子

ボタニ子

次は、駆除方法や駆除する際の注意点について紹介します。

次のページ

ヨトウムシの3つの駆除方法

関連記事

Article Ranking