広島市植物公園ってどんなところ？おすすめの時期や見どころは？

広島市植物公園は、瀬戸内海国立公園が見渡せる高台にあります。景色もよく、大花壇や大温室など1年を通して楽しめる、人気の植物公園です。そんな広島市植物公園の見どころや、花の見頃などのおすすめの時期をご紹介します。

広島市植物公園への車でのアクセスは、山陽自動車道五日市IC、または廿日市ICから約15分です。また、バスでのアクセスは、広電バスに乗車し、JR広電五日市駅北口（1番乗り場）から徒歩約20分です。タクシーなら、JR五日市駅で乗車しましょう。広島市植物公園まで約10分で到着します。

広島市植物公園の入園料金は以下の通りです。

広島市植物公園の駐車場料金は以下の通りです。

駐車場から入り口までは200m、徒歩で約3分ですが、園内には便利な電動カートの「マーちゃん号」が走っています。運行は土日と祝日限定ですが、料金はかかりません。駐車場から正門まで乗せてもらえ、違う運行ルートに乗り換えると、大花壇からバラ園までもマーちゃん号で移動が可能です。

広島市植物公園は桜の名所として「全国お花見1000景」にも選ばれています。また、瀬戸内海国立公園を一望できる高台にあるのも魅力の一つです。とても見晴らしのよい場所からたくさんの桜を見られるため、家族連れやカップルなどに人気のお花見スポットとして親しまれています。

広島市植物公園の桜の見頃は3月下旬から5月上旬です。この時期は、園内でとてもきれいに咲き誇る桜を満喫できます。また、桜祭りも同時に開催され、約67品種、約280本の桜が見られるおすすめの時期です。

芝生広場で、お弁当を広げてお花見を楽しむのもおすすめです。また、園内にある「森のレストラン」と「森のcafe」の2箇所で食事ができます。森のレストランは2階建てで、園内に咲く花を見ながら食事ができ、外のベンチで食べることも可能です。森のcafeはログハウス風のとてもかわいらしい建物の中で、ゆったりとした時間を過ごせます。

3月末と4月初めの土日には、21時まで桜のライトアップが行われています。美しくライトアップされた桜は、昼間の景色とはまた違った魅力があり、夜桜を楽しみたい人にもおすすめです。また、桜のライトアップだけでなく、園内が美しいイルミネーションに彩られ、夜間コンサートなどのイベントも開催されます。

広島市植物公園は、温室や花壇などさまざまな設備が整っていて、1年を通して花を観賞できる人気の植物公園です。園内には、見どころがたくさんあり、何度訪れても、季節ごとに違う花を楽しめるところも魅力があります。そんな広島市植物公園の見どころをいくつかご紹介します。

正面ゲートを入ってすぐ目の前に「大花壇」が広がります。季節ごとの花が大小いくつもの花壇に植えられていて、左右両側を花に囲まれる見どころ満載の花壇です。大花壇の花は、シーズンごとに5、6回植え替えられ、いつでもきれいな花を満喫できます。

広島市植物公園の大温室は、総ガラス張りで作られているのが特徴です。また、大温室の大きさは、高さ21m、奥行62m、間口35mと中四国で最大級の規模を誇る広さです。この大温室の中には、約650品種、約5000本の植物が展示されていて、植物の現地の様子が再現されているところも人気の秘密といえます。

日本庭園は自然林が整備され、日本ならではの趣のある落ち着いた雰囲気を楽しめます。ハナショウブやアジサイ、しだれ梅などが植えられ、日本の花が美しく咲くところが人気です。冬には、松に雪吊りが設置され、雪と松とのコントラストも見応えがあります。

日本庭園の中には、茶室の「和心庵（わしんあん）」があります。木と瓦で作られた、日本庭園の落ち着いた雰囲気にぴったりの茶室で、予約をするとお茶会やお稽古ごとに使用できます。また、和心庵のふすまには蘭花譜をモチーフにしたふすま絵が描かれており、このふすま絵も人気の1つです。

広島市植物公園のおすすめの時期や、園内の見どころなどをご紹介しました。入り口を通るとすぐに、大花壇が迎えてくれる素敵な植物公園です。園内は大温室や日本庭園だけでなく、イベント広場では季節ごとにたくさんの楽しい企画も行われています。魅力的な広島市植物公園に、ぜひ足を運んでみてくださいね。（記事は2019年12月時点での情報です）