桜の花言葉ってなに?桜にも花言葉がある?桜の種類別で花言葉は違う?

桜の花言葉ってなに?桜にも花言葉がある?桜の種類別で花言葉は違う?

春になると日本中が美しい桜色に染まります。桜の美しさをあらわすように、桜の花言葉も美しく清らかです。そして、桜にはたくさんの種類があり、それぞれ美しい意味の花言葉を持つことをご存じでしょうか?今回は、そんな桜の花言葉についてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.桜の花言葉
  2. 2.春に咲く桜の花言葉
  3. 3.冬に咲く桜の花言葉
  4. 4.珍しい色や形の桜の花言葉
  5. 5.まとめ

桜の花言葉

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桜といえば、春に咲くソメイヨシノが有名ですが、冬に咲く桜や、緑色や黄色の花を咲かせるものなど、たくさんの種類があり、花言葉も多様です。桜を見上げるとき、それぞれの美しい花言葉を思いうかべていただけたら幸いです。

桜全般の花言葉

出典:BEIZ image

桜全般の花言葉

  • 精神美、優れた美人、淡泊、純白、心の美しさ

桜全般の花言葉は、精神美、優れた美人、淡泊、純白、心の美しさ、などです。いっせいに咲く姿や、透き通るような花の美しさ、開花期間が短いことからつけられたといわれており、また、桜は日本を代表する花ということもあり、精神的な美しさを象徴する意味が多くつけられています。

フランスでの桜の花言葉

フランスでの桜の花言葉

  • Ne'm oubliez pas(私を忘れないで)

フランスでの桜の花言葉は、Ne m' oubliez pas (私を忘れないで)です。フランスでは、桜の咲く期間がとても短いことが儚く感じられ、この花言葉がつけられたといわれています。精神的な潔さを感じる意味が多い日本での花言葉に対し、しっとりと情感を感じられる意味のフランスでの花言葉も、国柄がよくあらわれ、とても美しいです。

春に咲く桜の花言葉

ソメイヨシノの花言葉

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ソメイヨシノの花言葉

  • 高貴、清純、精神愛

ソメイヨシノの花言葉は、高貴、清純、精神愛です。ソメイヨシノはいっせいに咲くことが特徴で、花には美しい透明感があります。見る人の精神に響く美しさは、心が清らかになるものばかりです。日本だけではなく、世界中の方から愛されているソメイヨシノの発祥は、染井村(現在の東京都豊島区駒込)で、漢字では染井吉野と表記します。

しだれ桜の花言葉

​​​​​​出典:花ざかりの森

しだれ桜の花言葉

  • 円熟した美人、ごまかし

しだれ桜の花言葉は、円熟した美人、ごまかし、です。しだれ桜の垂れ下がった枝の優雅さや、また、その枝が、自身の姿などを隠しているように見えることからつけられたといわれています。枝垂れた枝が糸にみえることから糸桜(イトザクラ)の別名を持ち、品種によっては八重咲きのものもあり、こちらも華やかです。開花時期は3月下旬~4月上旬で、ソメイヨシノより一週間ほど早いことが特徴で、京都府の府花に指定されています。

山桜の花言葉

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山桜の花言葉

  • 高尚、美麗、口承、あなたに微笑む

山桜(ヤマザクラ)の花言葉は、高尚、美麗、口承、あなたに微笑む、です。山の中でそっと上品に咲く姿に、思わず笑みがこぼれることから、この花言葉が付けられたといわれています。山桜は桜の原種で、寿命が長く、平均して200年~300年も生きることが特徴です。吉野山の桜が有名で、山の下から山の上へと順に開花していくため、長い間、花の見ごろを楽しめます。

八重桜の花言葉

出典:花ざかりの森

八重桜の花言葉

  • 豊かな教養、理知、しとやか

八重桜(ヤエザクラ)全般の花言葉は、豊かな教養、理知、しとやかです。幾重にも重なる花びらを知恵の蓄積にみたて、教育に関する意味の花言葉か多くつけられています。八重桜は品種名ではなく、八重咲きの桜の総称です。別名を牡丹桜(ボタンザクラ)、里桜(サトザクラ)といい、牡丹桜の別名を持つことからもわかるように、幾重にも花びらが重なっています。また、人工の品種であることから、自然の品種の総称である山桜に対し、里桜と呼ばれ、開花時期は、ソメイヨシノより1週間~2週間ほど後です。

次のページでは、冬に咲く桜の花言葉をご紹介します。

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冬に咲く桜の花言葉

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