HB-101の特長と使い方を解説！植物活力剤として実際に効果はある？

園芸関連の書籍や雑誌などで、肥料の広告を目にすることはありませんか。植物が元気に育つというHB-101が記載されていることも多いかもしれません。HB-101とは、どのような商品なのでしょうか。

HB-101とは、株式会社フローラの商品です。植物活力剤と名前が付いているように、植物を大きく丈夫に育てる力をもたらします。天然由来の成分で安全性も確立されているようですね。株式会社フローラのサイトを見ると園芸から農作物まで、すべての植物に利用できますよ。

株式会社フローラの公式サイトによると、HB-101は昭和53年（1978年）から販売を始めています。発売以来、世界各国で8千万人以上の人の利用者がいることから、愛用している人が多いことがうかがえますね。

植物活力剤HB-101の特長を見ていきましょう。肥料として植物に栄養を与えるだけでなく、いろいろな特長があり、多くの人がリピート購入しています。

HB-101を土や植物に使うと、植物本来の力を引き出させます。土に含まれるリン・チッソ・カリウムなどを取り入れる際に、HB-101内のカルシウムやナトリウムと水があると吸収しやすいです。植物の中に入ると光合成が効果的に行われて強く育つようになります。

HB-101は化学物質が入った肥料ではありません。植物由来の天然エキスが原材料として使われているため、自然環境や人体への影響を与えにくく、安全性が高いと評価されています。

HB-101の天然の植物活力剤で害虫や雑草にも負けない力がつき、枯れにくくなります。農作物の栽培につきものの薬剤を使う回数を減らせるでしょう。家庭菜園などでできるだけ安全性の高い野菜を作りたい方、有機栽培や農薬の使用を控えることを考えている方にも使いやすいです。

HB-101には植物を植えている土を整え、栄養分を活性化させられます。HB-101の中には微生物に酸素をもたらす成分が含まれていて、土壌内の微生物の構成をバランスよく保てるでしょう。弱酸性の土壌になるので、植物も育ちやすくなります。

HB-101を使うと植物が強く育って枯れにくく、効果的に光合成が行われるため栄養を十分に取り込めます。強く育てられることから、野菜などの実りがよくなります。園芸で花を育てている場合は、生き生きときれいに大輪の花が咲かせられ、実や葉の形もよくみずみずしくツヤがでるでしょう。

HB-101を使ってはいけない植物はありません。野菜でも花でも、種類に関係なく使えます。一部を除いて他の肥料とも一緒に使えるので、植物の育ち具合に応じて組み合わせても利用できますよ。

天然の成分（杉・ヒノキ・オオバコ・松などの植物）から作られています。化学物質は一切入っていないので、自然に近い環境で植物を育てられますね。一般分析では粗蛋白質0.1%・粗脂肪0.4%・粗灰分が微量含まれています。カドミウムやヒ素のような人体に害のある物質は検出されず、安全性が高いでしょう。

水素イオン濃度は原液ならpH3.5～pH4の酸性で、 1,000倍に薄めた場合ならpH6.5前後となり弱酸性です。植物を育てるには中性や弱酸性の土壌が適しているため、1,000倍以上に薄めるようにして原液のままで使わないように注意しましょう。

無機質の分析については、1L当たりにつき以下の通りです。植物が成長に必要な栄養成分が豊富ですし、土の中の有益な微生物を増やす効果もあります。

• ナトリウム41mg
• カルシウム33mg
• 鉄1.8mg
• マグネシウム3.3mg
• ケイ素7.4mg
• 窒素97mg

植物活力剤とついているHB-101ですが、植物を強く育てるために栄養を補給する点では肥料と同様です。ただ、活力剤は植物本来の力を強化する目的で用いられ、HB-101のように溶液を水で薄めて使うやり方をします。

HB-101はこだわりの天然の成分だけで作られているため、価格面が気になるという方もいるでしょう。本格的な農作物の栽培で使うなら価格は折り合っても、園芸や家庭菜園などの趣味で用いる場合に価格が高いと購入をためらってしまうこともあります。購入できる場所や価格について見ていきましょう。

HB-101は園芸用品を扱うホームセンターなどの店舗や、Amazon・楽天市場など各種通販サイトで購入できます。株式会社フローラの公式サイトでも直販していますよ。

本社の直販サイトではHB-101が、最安で35cc・1,000円で購入できます。初回に限り会員登録をしてコードを発行することで送料無料になるため、試しに使ってみるにはちょうどよい価格ではないでしょうか。他店舗や通販サイトでは、最小でも100ccの商品から約2,500円くらいの価格で販売されています。

35ccで1,000円の価格だと高く感じる方もいるかもしれません。しかし、HB-101は水で1,000倍～10,000倍に薄めるのが基本です。1,000倍に希釈するなら、1Lの水なら1ccで構いません。最低でも35回は使えることになりますね。もっと多めの水で薄めるなら、1回あたりの価格をさらに抑えられるでしょう。