コニファーの剪定ガイド!手入れの時期はいつがいい?上手な切り方は?

コニファーの剪定ガイド!手入れの時期はいつがいい?上手な切り方は?

コニファーは簡単にきれいな樹形に育っていくため、手入れがほとんどいらないとされています。しかし、高さや他の庭木との相性を考え、樹形を剪定してコントロールしたいこともあるでしょう。この記事ではそんなコニファーの基本的な剪定方法や手入れについてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.コニファーとは
  2. 2.コニファーの基本的なお手入れ
  3. 3.コニファーの剪定時期はいつ?
  4. 4.コニファーの剪定方法は?
  5. 5.まとめ

コニファーとは

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

コニファーとは英語でconiferと表され、マツ科やヒノキ科といった針葉樹の総称のことです。特別な仕立て方をせずとも、整った円錐形や丸い形に育っていくため、庭木や境界の垣根として長い間人気があります。また、葉の色も明るいグリーンから濃い緑までバリエーションも豊富であることも特徴です。

クリスマスツリーとしても人気

コニファーはその美しい円錐型の樹形をそのまま利用して、クリスマスシーズンにも活躍してくれます。足元にポインセチアなど、クリスマスカラーの植物と合わせて飾りつけすれば、あっという間に世界で1つのクリスマスツリーが完成します。

コニファーの種類

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

コニファーの品種は、世界で見ると数万種に及ぶほど豊富にあります。日本に限っていっても200種類もあります。そのため、自分の目的にあった品種を選んで、景観づくりに役立てることができます。ここでは代表的な品種である「エメラルド」と「ゴールドクレスト」「ブルーエンジェル」についてご紹介します。

エメラルド

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

もっともメジャーなコニファーの品種といえるのがこのエメラルドです。ヒノキ科に分類され、学名はThuja occidentalis ’Emeraud’と表記されます。背丈は平均で1.5~3mほど、光沢のある美しい緑が特徴的で、冬の時期にはやや褐色がかった緑色となります。樹形は自然に美しい円錐形に整っていきます。

ゴールドクレスト

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

エメラルドと並んでメジャーなのがこちらのゴールドクレストです。ヒノキ科に分類され、学名はCupressus macrocarpa 'Goldcrest'となります。エメラルドに比べて明るい黄緑色の葉を持ち、寒さや乾燥に強いことが特徴です。夏の暑さには弱いので、湿気がこもりやすい内側の葉が枯れやすいというウィークポイントがあります。

ボタニ子

ボタニ子

ゴールドクレストについてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

ゴールドクレストとは?葉の香りなどの魅力を解説!コニファーとの違いは?のイメージ
ゴールドクレストとは?葉の香りなどの魅力を解説!コニファーとの違いは?
ゴールドクレストは芝生やベンチとの相性も良く明るい洋風のお庭には欠かせない存在感が印象的な樹木です。また、室内では観葉植物として生活に彩りを添え心を癒してくれます。コニファーのなかでも葉の香り、色、姿の美しさなどが特徴的なゴールドクレストの魅力をお伝えします。

ブルーエンジェル

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

エメラルドやゴールドクレストとは違い、マットで暗い緑色の葉が人気なのがこのブルーエンジェルです。学名はJuniperus scopulorum 'Blue Angel'となり、こちらもヒノキ科に分類される品種になります。ブルーエンジェルは高さが出ることも特徴で、5mほどにまで大きく成長します。

コニファーの基本的なお手入れ

メジャーな品種の特徴を確認したところで、コニファーの基本的なお手入れ方法についてご紹介していきます。そもそも、コニファーはほとんど手をかけずとも大きく美しい樹形に育っていくことが最大の長所であり、特徴であります。そんなコニファーを育てていく中で、つまづきがちなポイントに焦点を当てながら説明していきましょう。

夏のお手入れ

夏の時期のお手入れで気を付けることは蒸れと水切れです。先述したゴールドクレストなどは特に夏の暑さに弱く、湿気が木の内側にこもると枯れてしまいます。また、乾燥にいくら強いといっても、激しい日本の猛暑にさらされると水切れを起こしてしまうことも。土が乾いてカサカサになっているときは、たっぷりと水をまとめてやるようにしましょう。剪定についてはこのあと詳しくご説明します。

冬のお手入れ

コニファーは総じて耐寒性が高く、寒さに強い品種が多いので冬の時期はさほど心配はいらないといえます。ただし、品種によってはあまり耐寒性がないものもありますので、寒冷地にお住まいの方は事前に調べておくことをお勧めします。土があまりに乾燥しているときは水をやりますが、凍結の恐れがある地域では朝の日が昇った午前中に水やりを済ますようにしましょう。

ボタニ子

ボタニ子

次ページからはコニファーの剪定時期などについて詳しく見ていきますよ!

次のページ

コニファーの剪定時期はいつ?

関連記事

Article Ranking