ほうれん草と小松菜って何が違う?見た目の見分け方や調理方法を紹介!

ほうれん草と小松菜って何が違う?見た目の見分け方や調理方法を紹介!

ほうれん草と小松菜、見た目が似た野菜のため、間違えたことがあるという人がいるかもしれません。しかし、この両種にははっきりとした違いがあるのです。ほうれん草と小松菜の特徴と合わせて見た目や栄養素など、見分け方や違いなどを紹介します。

記事の目次

  1. 1.ほうれん草とは?
  2. 2.小松菜とは?
  3. 3.ほうれん草と小松菜の見た目での見分け方
  4. 4.ほうれん草と小松菜の栄養素
  5. 5.ほうれん草と小松菜の味やレシピの違い
  6. 6.まとめ

ほうれん草とは?

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小松菜と見た目が似ているほうれん草ですが、一体ほうれん草とはどのような野菜なのでしょうか。まず、両種を見分けるために、ほうれん草について紹介します。

基本情報

学名 Spinacia oleracea
分類 アカザ科ホウレンソウ属の一年草
原産地 中央アジア
旬の時期
栄養素 ビタミンC、葉酸、鉄分、カルシウム、カリウム

ほうれん草の特徴

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ほうれん草はアカザ科の葉物野菜です。冬に旬を迎える野菜として知られています。ほうれん草の品種は、東洋種・西洋種・東洋種と西洋品種の交雑種があります。東洋種は葉に切れ込みがあり、根がピンク色をしているのが特徴です。西洋種は、葉が大きく丸く根が緑色をしています。低温によく耐えますが、暑さには弱いのが特徴です。

小松菜とは?

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ほうれん草と見た目が似ている小松菜ですが、小松菜は一体どんな野菜なのでしょうか。ここでは、小松菜の特徴を紹介します。

基本情報

学名 Brassica rapa var. perviridis
分類 アブラナ科アブラナ属の一年草
原産地 東京都
旬の時期
栄養 ビタミンC、カロテン、ミネラル、カルシウム、鉄分

小松菜の特徴

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小松菜はアブラナ科の葉物野菜で、東京都江戸川区で生まれた野菜です。冬に旬を迎える野菜として知られています。東京都で生まれたためか、日本の気候によくなじみ日本では作りやすいのが特徴です。寒さにも暑さにもよく耐え、真夏以外でしたら栽培することが可能な野菜です。

ほうれん草と小松菜の見た目での見分け方

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ほうれん草と小松菜の特徴から、原産地や分類が違うということはわかりました。では、具体的な見た目はどうでしょうか。ここでは、両種の見た目と見分け方を紹介します。

ほうれん草の見た目

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柔らかいものが多く、そのため全体的にひょろひょろとしています。葉に切れ込みが入っているものもあります。切れ込みが入らないものは、丸い葉をしていますが、柔らかくひょろひょろとしているところは変わりありません。

茎・根元

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茎も柔らかく、細いです。葉と同じく、全体的にひょろひょろとしています。根元は、赤くなっているものが多いです。根本が赤くならない西洋種もありますが、茎が柔らかくひょろひょろとしているところは変わりありません。

小松菜の見た目

肉厚で、しっかりとした葉です。ひょろひょろとはしていません。葉の形も切れ込みなどはなく、丸い形をしています。葉がしっかりとしているので、全体的にまとまっているという印象があります。

茎・根元

茎は太く、しっかりとした硬さがあります。根元は太く、緑色をしていて色はつきません。しっかりとした茎なので、全体的にまとまっているという印象があります。

見た目での見分け方

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両種を見比べたときに、葉が柔らかく茎も細く全体的にひょろひょろとしているのがほうれん草です。小松菜は、葉や茎が肉厚でしっかりしているのでひょろひょろとしていません。そのため、葉や茎の厚みで見分けられます。また、それでもわからない場合には、品種にもよりますがほうれん草は根本が赤かったり、葉に切れ込みが入りますのでそれで見分けられます。

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ほうれん草と小松菜の栄養素

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