生ゴミを堆肥にする方法！おすすめのコンポストや作り方は？臭いはする？

家庭からでる生ゴミをリサイクルして堆肥に変える、コンポストについてご紹介します。日本では「コンポスト」というと堆肥を作る容器のことを差しますが、英語では堆肥のことをコンポストといいます。この記事では容器をコンポスト、堆肥は堆肥として記載していきます。

花壇や家庭菜園で土作りをしていると、堆肥と肥料の違いや種類の多さに戸惑ったことがあるでしょう。堆肥と肥料にはそれぞれ役割があって、使い方も違います。ガーデニングの基礎知識を、簡単におさらいしておきましょう。

堆肥の役割は、土をやわらくして植物の根の呼吸や成長を促すことです。「完熟」や「熟成」と表記された堆肥がおすすめです。発酵の未熟な堆肥は土に混ぜてから、熱やガスが発生することがあります。

【堆肥の種類】

• 腐葉土
• バーク堆肥
• もみ殻堆肥
• 鶏ふん
• 牛ふん
• 馬ふん堆肥 など

肥料は植物が育つために必要な栄養素「窒素・リン酸・カリウム」などを、バランスよく含んだものです。堆肥と組み合わせて使うことで、葉の色ツヤをよく、花や実の付きをよくする働きがあります。

【肥料の種類】

• 化成肥料
• 配合肥料
• 有機肥料
• 液体肥料
• 専用肥料
• 油カス
• 魚粉
• 骨粉 など

生ゴミを家庭でリサイクルして堆肥にするコンポストにもいろいろな種類があるので、いくつかご紹介します。コンポストの購入には、自治体から補助金がでる場合があります。種類や金額など、ホームページを確認して活用しましょう。

室内やベランダにおける小型のコンポストは、少人数の家庭におすすめです。EMぼかしを使用し、プランターの土のリサイクルにも役立ちます。

専用の下地材に生ゴミを入れて、ハンドルを手で回して中を混ぜ込み、生ゴミを効率よく発酵させます。電気を使わず、簡単に維持できます。

手軽なダンボールコンポストのキットも発売されています。身の回りにあるものを活用しても簡単に作れて、コストをかけずに始められる方法です。