観賞用トウガラシの育て方!種まき・植え付けの時期や増やし方を紹介!

観賞用トウガラシの育て方!種まき・植え付けの時期や増やし方を紹介!

観賞用トウガラシの育て方や植え付けの時期などをご紹介します。観賞用トウガラシとは実の形の種類や色の数が多く、とてもカラフルな植物です。地植えも鉢植えもできます。水やりや日当たり、追肥のコツさえつかめば育て方は簡単ですので、初心者の方も挑戦してみましょう。

記事の目次

  1. 1.観賞用トウガラシとは
  2. 2.観賞用トウガラシの育て方
  3. 3.観賞用トウガラシの剪定(摘心)
  4. 4.観賞用トウガラシの増やし方
  5. 5.まとめ

育て方③水やり

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地植えの場合は雨で水やりとしますが、夏の日照りが続くときは朝晩水やりします。鉢植えは土が乾いてから下から水が出るくらいあげましょう。耐湿性が弱いので水やりのしすぎは根腐れの原因になります。水はけのよい土を使用しているので、しっかり乾かしてたっぷり水やりがおすすめです。

育て方④日当たり

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観賞用トウガラシは日向が好きなので、真夏の直射日光も大丈夫です。半日陰でも育ちますが、実のなり方や色づきが悪くなることがあります。鉢植えであまりにも水切れが激しい場合は、時期によって半日陰に移動させることもありますが、基本的には日当たりのよい南側の土地を好みます。

育て方⑤冬越し

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耐寒性が弱いので、日本では1年草扱いされています。原産国では冬越ししますが日本では難しいです。鉢植えを気温が12℃を下回る前に室内に移します。温かく日当たりのよい場所で、暖房の風が直接当たらないようにすれば12月にはいっても観賞は可能です。水やりは控えめにします。

育て方⑥植え替え

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観賞用トウガラシの植え替え時期は7月~8月にかけてです。根を崩して植え替えると根の張りがよくなり大きな株に育ちます。こじんまり育てたい場合はポットの中の根の形のまま植え替えると小ぶりな株ができますので、寄せ植えなどに向いています。水はけのよい新しい土を使いましょう。

育て方⑦肥料

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花をたくさん咲かせ、実を多くつけるにはパワーが必要なので肥料を切らさないようにします。肥料が切れると実の数が少なくなったり、花を咲かせづらくなったりします。7月~8月の花期や成長期には10日~2週間に1度液肥の追肥をしましょう。地植えには緩効性化成肥料を月に1度置き肥します。

観賞用トウガラシの剪定(摘心)

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観賞用トウガラシは基本的に1年草なので、剪定はあまり必要ではありません。枝が育ちすぎて株の形がいびつになってしまったり、花が少なくなったりした場合は、切り戻しをして形を整えます。切り戻しをするときに使う剪定ばさみやカッターナイフなどは、切れ味の鋭いものを使うのがおすすめです。

観賞用トウガラシの増やし方

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観賞用トウガラシは基本的に日本では1年草扱いですので、挿し木での増やし方はしません。挿し木をするよりは種を作る増やし方が一般的です。冬場に株が枯れるまえに実を収穫して種を採ります。種の寿命が短いので収穫した種は翌年にはまきましょう。苗を購入して種を採る増やし方が簡単です。

種の取り方

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種は、実がシワシワになってから収穫します。実を開くと中に種が並んでいますので、その種を取りだしてしっかり乾燥させて冷蔵庫で保存します。種の取り方で注意しなければならないことは、種を触った手で目や口を触らないことです。カプサイシンが含まれますので、手袋をするのがおすすめです。

まとめ

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観賞用トウガラシの育て方や種の取り方、増やし方などをご紹介しました。観賞用トウガラシは別名「五色トウガラシ」とも呼ばれるほど実や葉の色が多い植物です。実の色が変化する種類もあるので、いろいろな種類を植えると宝石箱を開いたようなカラフルなお庭が作れます。ぜひ、楽しんでみてください。

ほおずき
ライター

ほおずき

最後まで記事をご覧いただき、ありがとうございました。観葉植物歴は30年以上です。食べ終わった種を埋めておいたら巨大化したアボカドやミカンなどを含めガジュマルやコウモリラン、トックリランやクワズイモなど、現在20鉢の観葉植物と暮らしています。挿し木で増やしたウツボカズラが新しいつぼをつけ始めました。

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