ブンタン(文旦)とは?上手な剥き方やおすすめの食べ方をご紹介!

ブンタン(文旦)とは?上手な剥き方やおすすめの食べ方をご紹介!

ブンタン(文旦)は、ミカン科の柑橘系の一種です。ほかにもザボン・ボンタン・ジャボンとも呼ばれます。その始まりは中国人から2つの果実を渡されたことだとされています。今回の記事ではブンタンについてや皮のむき方、食べごろやレシピ、栄養などを詳しくご紹介します。

記事の目次

  1. 1.ブンタン(文旦)とは
  2. 2.ブンタンの品種
  3. 3.ブンタンの食べ方
  4. 4.ブンタンの栄養と効能
  5. 5.まとめ

ブンタン(文旦)とは

ブンタンはミカン科ミカン属の柑橘系の果実です。また別名でザンボア、ボタン、ジャボンともいわれているようです。皮の厚さが果実の半分を占めているのが特徴です。また収穫してすぐ食べるのではなく、1〜2ヶ月ほど追熟させてからが食べごろです。

ボタニ子

ボタニ子

ブンタンって皮が厚くてむきづらいのよね…。

ボタ爺

ボタ爺

今回の記事ではブンタンの食べ方や効用について紹介していくぞい。

基本情報

学名

Citrus maxima

科名 ミカン科
和名 ザボン・ブンタン
原生地 東南アジア・中国南部・台湾
樹高 3m
収穫時期 12月〜2月

由来

中国の朱印船が阿久根港に難破し、その船長の名は「謝文旦(シャボンタン)」といいました。助けてくれたお礼に謝文旦は帰る際、珍しい果実を2つくれました。その果実に謝文旦の名前を2つに分け、「シャボン」は「ザボン」、「ボンタン」は「ブンタン」と呼ばれ変わっていったとされています。

ボタ爺

ボタ爺

なお異説がありブンタンのタン(旦)は中国では俳優という意味で、文さんという俳優の庭に立派な柑橘があったので「文旦」と呼ばれたともいわれておる

主産地

ブンタンの主産地は高知県が約90%を占めており、その収穫量は約1万560トンにもなります。そして90%のうち約半分が土佐市によって収穫されており、そのほかに最近では須崎市や宿毛市、香我美町などにも広がりました。残りの10%は、愛媛県や鹿児島県、宮崎県などで収穫されています。

ボタニ子

ボタニ子

いろんなところで育ててるのかと思ったけど、ほとんどが高知県で育っているのね!

ブンタンの品種

土佐ブンタン

土佐ブンタンは鹿児島県の法元ブンタンという品種が高知県に入ってきたことで広まりました。1個の重さは400g~600gで、果肉は淡黄色に、果実の表面は黄色でなめらかな皮です。味は酸味と甘みのバランスがとれ、さわやかな風味を出しているのが特徴。高知県特産地品としてブンタンの中では最も生産量の多い品種で、旬の季節は2月〜4月です。

水晶ブンタン

水晶ブンタンは土佐ブンタンと晩生柑の掛け合わせたものです。水晶のように果肉が光ることから、水晶ブンタンと田中長三郎博士が名前を付けました。土佐ブンタンに比べサイズも小さく皮も薄くなっており、種なども少ないのが特徴です。味は土佐ブンタンに比べて甘みが少しだけ強く、酸味などはとがっておらずまろやかな味で、ブンタンの中では最高級品です。

ボタニ子

ボタニ子

次のページでは皮のむき方、食べ方などを紹介するわ!

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ブンタンの食べ方

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