ユリオプスデージーとは?基本管理や綺麗な花を咲かせるコツを解説

ユリオプスデージーとは?基本管理や綺麗な花を咲かせるコツを解説

今回はユリオプスデージーの特徴や育て方を紹介します。初心者でも育てやすく挿し木で簡単に数を増やしていけるので、栽培に挑戦してみましょう。黄色い花がかわいらしいユリオプスデージーは寒い冬にも負けず、花壇に彩を添えてくれますよ。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.ユリオプスデージーとは
  3. 3.ユリオプスデージーの種類
  4. 4.ユリオプスデージーの育て方
  5. 5.ユリオプスデージーの管理方法
  6. 6.ユリオプスデージーの増やし方
  7. 7.まとめ

はじめに

Photo by Tsutomu.

ユリオプスデージーをご存知でしょうか?コスモスやマーガレットにもよく似た、黄色い花びらが素敵なこの植物は、寒い冬にも負けず春の訪れを知らせてくれます。今回はユリオプスデージーの育て方を紹介します。鉢植え栽培も楽しめるので、ぜひ挑戦してみましょう。

ユリオプスデージーとは

Photo bykoshinuke_mcfly

園芸や切り花としても人気のユリオプスデージーは、アフリカの乾いた環境に咲くたくましい植物です。そんなユリオプスデージーとはどんな植物なのか、まずは特徴や名前の由来を見ていきましょう。

基本情報

科目 キク科ユリオプス属
原産地 南アフリカ
耐暑性 普通
耐寒性 普通

黄色い花がかわいらしいユリオプスデージーは、多年草に分類されています。南アフリカが原産で、10~5月に花が咲きます。冬に咲く花は数が少なく、花壇が寂しくなりがちになりますね。ユリオプスデージーの黄色が、冬の花壇をにぎやかにしてくれますよ。

多少の寒さは平気なんだけど、北国のような寒さは苦手なのよ。

ユリオプスデージーの特徴

黄色い花の大きさは4cm程度で、一重咲きが特徴です。葉は羽のような形の切込みが特徴的で、白い毛で覆われています。やや灰色がかって見えることがあり、シルバーリーフと呼ばれることもあります。この特徴的な葉は、黄色い花が咲かない期間でも観賞用として楽しめますよ。

長い間栽培していくと、木のようながっしりした植物になるよ。

生い茂る姿は、生垣に利用されることもあるのよ。

名前の由来

ユリオプスデージーの名前はギリシャ語が由来とされ、名前にあるユリオプスはギリシャ語で「大きな目」を指します。開花する姿がデイジーに似ていることから、「大きな目をしたデージー」と名づけられたといわれています。

ユリオプスデージーの種類

黄色い花が魅力的なユリオプスデージーは、世界中の品種を合わせると90種類以上あるともいわれています。それでは、どのような種類があるのか見てみましょう。それぞれの特徴と合わせて、代表的な品種を紹介します。

ペクチナータス

南アフリカの岩場などで自生している姿が見られます。園芸用として市場に出回っているほとんどのユリオプスデージーは、このペクチナータスだといわれています。

ティアラミキ

種類の中でも珍しい、黄色い八重咲きの花びらが特徴的な品種です。一重咲きの種類のものに比べると耐寒性はやや弱く、種ができにくく採種が難しいため、幻の品種とも呼ばれています。

ゴールデンクラッカー

松のような細い葉とはじけたように咲く黄色い花が特徴的です。寒さに強い一方、暑さには弱い面があります。種類の中でも大きく成長するタイプで、1mをゆうに超える高さに成長します。

マーガレットコスモス

マーガレットコスモスは種類の中でも暑さに強く、夏でも黄色い花を咲かせます。葉に毛はなく、青々としているのが特徴です。一度枯れた後でも再び花を咲かせるので、長い期間栽培が楽しめますよ。

それではユリオプスデージーの栽培に挑戦してみましょう!栽培方法を紹介していくから、参考にしてみてね。

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ユリオプスデージーの育て方

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