みかんの木の育て方!種や苗木を植えてから収穫までの歳月はどれくらい?

みかんの木の育て方!種や苗木を植えてから収穫までの歳月はどれくらい?

冬の果物で人気のみかんは、果樹のなかでも比較的育て方が簡単で、初心者向きです。みかんの木を育てて、自分で収穫してみませんか?この記事では、みかんの木の育て方や季節ごとの栽培ポイントを紹介します。種・苗木、それぞれの栽培方法も見ていきましょう。

記事の目次

  1. 1.みかんってどういう植物?
  2. 2.みかんの木の特徴
  3. 3.みかんの木を種から育てる
  4. 4.みかんの木を苗木から育てる
  5. 5.みかんの木の管理方法
  6. 6.みかんの木の季節ごとの栽培ポイント
  7. 7.まとめ

みかんの木の季節ごとの栽培ポイント

出典:写真AC

みかんの木がある程度大きくなれば、1年間の手入れはだいたい決まってきます。栽培方法が簡単な果樹のため、ルーチンを覚えてしまえば初心者でも毎年収穫が望めるでしょう。ここでは、春夏秋冬の栽培ポイントを紹介します。ポイントを押さえて、上手にみかんの木を育てましょう。

1年間の栽培の流れ

時期 作業
春(3月~4月にかけて) 剪定作業をしましょう。この時期に肥料も与えます。
夏(6月下旬~8月上旬にかけて) 摘果をします。6月下旬頃にも肥料を与えます。
秋(9月~12月にかけて) 収穫をしましょう。10月頃に秋肥を与えます。
冬(11月~2月にかけて) 越冬の準備が必要です。

栽培ポイント①春

剪定は、3月~4月と早春に必要な作業です。はじめの頃は伸びすぎた枝や勢いのない枝を切り落としたり、樹形を整えたりしますが、4年~5年目になると間引き剪定を中心にしていきます。混みあった枝を整理して、木全体に日光が当たるようにするためです。

栽培ポイント②夏

花が終わる頃から実が大きくなるまでの夏に、摘果をします。摘果は、実を間引くことです。全ての実を付けたままにしておくと、栄養が行き届きません。おいしいみかんを収穫するためには、大きくなる前の実をある程度摘み取って、数を調整する必要があります。

栽培ポイント③秋

秋は収穫の季節です。晴れた日に、指やみかんを傷つけないよう手袋をして、しっかり熟した実から収穫しましょう。

栽培ポイント④冬

冬場、みかんの木は休眠期に入ります。越冬の準備さえできていれば、特に手をかけることはありません。暖かくなりはじめる3月には肥料を与えましょう。

冬越し準備

栽培方法が簡単なみかんの木とはいえ、霜や雪の対策を何もしないと枯れることもあります。鉢植えの場合は気温が下がってきたら、屋内に移動しましょう。庭木の場合は、根元に藁などを敷いてネットなどで保護します。

まとめ

出典:写真AC

美味しいみかんは冬には欠かせない果物といえます。栽培方法も難しくなく、果樹の初心者でもチャレンジできますよ。みかんを自分で育てて、こたつで食べるのも素敵ですね。一層美味しく感じられるでしょう。ぜひ、みかんの木を育ててみてください。

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asakamizuki
ライター

asakamizuki

野菜を愛するおばちゃん。今年こそ白なすゲット!

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