コモンセージの育て方!冬越しの際に気を付けるべきポイントを解説

コモンセージの育て方!冬越しの際に気を付けるべきポイントを解説

耐寒性が強く乾燥した場所を好むコモンセージ。日本の冬は乾燥している地域が多いので、冬越しは夏越しよりも楽そうに見えるかもしれません。庭植えであれば水やりもほぼ必要なく、育て方も簡単です。本記事ではコモンセージの育て方や、冬越しのためのポイントをご紹介します!

記事の目次

  1. 1.コモンセージとは
  2. 2.コモンセージの育て方
  3. 3.コモンセージの増やし方
  4. 4.コモンセージを冬越しさせるには?
  5. 5.コモンセージが枯れる原因
  6. 6.コモンセージのまとめ

コモンセージとは

コモンセージの基本情報

Photo bypixel2013

科名 / 属名 シソ科 / アキギリ属(サルビア属)
和名 ヤクヨウサルビア
園芸分類 ハーブ
形態 常緑低木
原産地 ヨーロッパ
草丈 50~70cm
開花時期 5~7月
耐寒性 / 耐暑性 強い / 少し弱い

コモンセージはサルビアの仲間で、寒さに強いハーブの一種です。昔から民間療法で重宝されており、現在でも調味料やハーブティーなど、さまざまなシーンで利用されています。増やし方も簡単で、初心者でも育てやすいハーブです。

コモンセージの特徴

コモンセージは常緑低木で、春~初夏の間に花が咲きます。放置すると枝が木化しどんどん成長するため、定期的に剪定をする必要があります。しかしながら剪定への耐久度が強く、春先に強剪定をしても成長速度は衰えません。また、さまざまな園芸品種も開発されています。

コモンセージの園芸品種

サルビア・アピアナ(ホワイトセージ)

サルビア・アピアナは全体の色が白みがかっていることから通称「ホワイトセージ」として知られる、コモンセージの園芸品種です。樹高は1.5mにもなり、葉にはコモンセージを上回る芳香の油分を含んでいます。

パープルセージ

パープルセージの葉は紫~銀緑色をしており、カラーリーフとしても利用されている品種です。原種の性質は少し弱まっており、コモンセージに比べゆっくりと成長します。

チェリーセージ

チェリーセージは葉の形や花の香りがチェリーに似ていることから、この名前が付けられた園芸品種です。食用としてサラダやシロップに利用されるほか、切り花や押し花にしてインテリアにもなります。

ロシアンセージ

ロシアンセージは、全体的にグレーがかった色味の草花です。シルエットや色味がラベンダーにも似ています。コモンセージと同じく乾燥した環境でよく育つ品種で、逆に日本の夏のような高温多湿の環境を苦手とします。

サルビア・アズレア

サルビア・アズレアは「アズレア(空色)」という名前の通り、透明感のある花色が目立つ品種です。サルビアの中ではもっとも大きく育つ種類で、その大きさは1~2mにもなります。

ボタニ子

ボタニ子

コモンセージの特徴はおさえられましたか?次ページから早速、育て方について見ていきましょう!

コモンセージの育て方

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コモンセージの増やし方

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