タラゴンってどんなハーブ?特徴・効能や育て方から食べ方までご紹介!

タラゴンってどんなハーブ?特徴・効能や育て方から食べ方までご紹介!

タラゴンというハーブをご存知ですか。タラゴンは特にフランス料理に欠かせないハーブで、「料理の竜」や「食通のハーブ」とまでいわれています。この記事では、タラゴンの特徴・効能から育て方まで紹介します。タラゴンを使ったおすすめの食べ方もチェックしましょう。

記事の目次

  1. 1.タラゴンとは
  2. 2.タラゴンの特徴
  3. 3.タラゴンの効能
  4. 4.タラゴンの育て方
  5. 5.タラゴンの食べ方
  6. 6.まとめ

タラゴンとは

基本情報

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

名前 タラゴン
学名 Artemisia dracunculus
分類 キク科ヨモギ属

タラゴンはハーブビネガーなどによく使われる植物です。フェンネルやアニスといったハーブと似た香りがします。主に葉をハーブとして使用し、わずかな量で料理の味が劇的に変化することから「魔法の竜(マジックドラゴン)」などと呼ばれるほどです。

名前の由来

Photo by Pquegg

タラゴンの名前は、ギリシア語の「drakon」(蛇)やフランス語の「estragon」(小さいドラゴン)が語源といわれています。タラゴンの細い葉がドラゴンの牙のように見えたためという説や、根が蛇のとぐろのようだからという説があります。「料理の竜」と呼ばれる理由もこのあたりにあるでしょう。

別名エストラゴン

タラゴンの名前の由来となったフランス語の「Estragon」(小さい竜)がそのまま別名として残っています。英語では日本と同様にTarragon(タラゴン)、イタリアではDragon(ドラゴン)と呼ばれています。

タラゴンの特徴

クリックするとAmazon商品ページへ飛びます

魔法の竜とまで呼ばれるタラゴンはハーブとしてどのような特徴を持つのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

特徴①さわやかな香り

Photo by Les Serres Fortier

タラゴンはフェンネルやアニスに似た香り以外にも、セロリのような香りと評されることもあります。その複雑で特徴的な香りから、「魔法の竜」の他にも「食通のハーブ」と評されます。

特徴②フレンチタラゴンが主流

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

タラゴンには、同属変種としてフレランス系とロシア系があります。フレンチタラゴンのほうが香りや風味がよいため、料理に用いられるのは主にフレンチタラゴンです。

特徴③紀元前300年から使われていた

Photo by cyclonebill

タラゴンと人との歴史は長く、なんと紀元前300年までさかのぼります。蛇や獣に噛まれた際の毒消しや、睡眠導入剤として使われていたといわれています。

特徴④花をほとんど付けない

クリックするとAmazon商品ページへ飛びます

フレンチタラゴンはめったに花をつけません。日本のような環境では特に顕著です。そのため、種をとれません。栽培方法としては、株分けや挿し穂の方法を使って増やしています。一方、ロシアンタラゴンは花を容易につけ、種もとれます。

さわやかな香りで「魔法の竜」とまで呼ばれるタラゴン、スーパーのハーブコーナーにも売られているけど香りや味の他にはどんな効能があるのかしら。

そうだね。紀元前300年から薬として使われてきたハーブにどのような力があるのか見てみよう!

次のページ

タラゴンの効能

関連記事

Article Ranking