そうめんカボチャとは?ゆで方・ゆで時間などの調理法や食べ方を紹介!

そうめんカボチャとは?ゆで方・ゆで時間などの調理法や食べ方を紹介!

そうめんカボチャを知っていますか?そうめんと名前に付いているように、麺のような果肉のカボチャです。夏野菜のそうめんカボチャは、普通のカボチャとゆで方や切り方が違うのでしょうか?カボチャのゆで方時間やほぐし方、おいしい食べ方をここでは紹介します。

記事の目次

  1. 1.そうめんカボチャとは?
  2. 2.そうめんカボチャの下準備
  3. 3.そうめんカボチャの料理法~サラダ~
  4. 4.そうめんカボチャの料理法~和え物~
  5. 5.そうめんカボチャの料理法~めんの替わりに~
  6. 6.そうめんカボチャの料理法~焼く~
  7. 7.そうめんカボチャの料理法~煮る~
  8. 8.まとめ

そうめんカボチャとは?

そうめんカボチャは、ウリのように細長い形をしたカボチャの仲間です。夏が収穫の時期ですが、スーパーで見かけることはあまりない、珍しいカボチャです。しかし、中国地方から東北地方まで幅広く栽培されており、最近では道の駅などで販売されています。日本では春に植え付けを行い、開花後40日ほど経ったそうめんカボチャを収穫します。

基本情報

学名 Cucurbita pepo
別名 キンシウリ(金糸瓜・錦糸瓜)
科名 ウリ科
属名 カボチャ属

特徴

そうめんカボチャは「金糸瓜」「錦糸瓜」「素麺瓜」「糸南瓜」とも呼ばれています。名前に糸や麺(めん)とあるように、ゆでると果肉が黄色い糸状にほぐれる特徴があります。見た目は戻した切り干し大根のようで、食感はシャキシャキ、味はあっさりと、何にでもあう食材です。そうめんカボチャは、カボチャと同じように保存性が高く、丸ごとのまま冷暗所で数ヶ月保存できます。

おいしいそうめんカボチャの見分け方

おいしいそうめんカボチャの見分け方るときは、全体的に色むらがなく傷が少ないものを選びましょう。そうめんカボチャは寝かせて追熟でき、色は少し薄い緑から黄色のものまでありますが、黄色になるほど熟している状態です。軸の根元の星形が締まってきたら食べごろのサインです。

そうめんカボチャの下準備

そうめんカボチャは、黄色に熟し軸の根元が締まってきたものを用意してください。本格的なレシピを紹介する前に、下ごしらえの方法を見ていきましょう。

下準備①切り方

そうめんカボチャの切り方はかぼちゃとは違い、まず両端を切りおとします。4cmほどの輪切りにしたあとに、ワタと種を取り除きます。硬いカボチャを無理に切ると、ケガをすることがあるので、切るのが難しいときはレンジで少し加熱し、様子をみながら切ってください。切って種とワタを除いたカボチャは、切り口を空気がふれないようにラップすると1週間ほど冷蔵保存できます。

下準備②ゆで時間・ゆで方

輪切りにしたそうめんカボチャを鍋に入れ、しっかり水をかぶせましょう。カボチャが浮くときは、落としぶたをして沸騰するまで加熱します。ゆで時間は沸騰して約15分ほどです。ゆで上がりの目安は、果肉部分を少しほぐして糸状になったころです。レンジで先に温めたときや、輪切りでないときはゆで時間を調整してください。ゆで上がったそうめんカボチャは水につけます。

ボタニ子

ボタニ子

そうめんカボチャはシャキシャキ食感がおいしさの秘密ですよ、ゆで過ぎに注意してくださいね。

下準備③ほぐし方

水につけたそうめんカボチャは、冷めたらほぐし始めます。ほぐし方は皮と果肉押しつぶすようにし、少しずつ糸状の果肉を手で取って水にさらしていきます。もし果肉のほぐし方が上手にいかないときは、鍋に戻しもう少しゆでてください。水にさらした糸状の果肉はざるで水切りします。

ボタニ子

ボタニ子

ゆでててほぐした果肉は、空気を抜いてフリーザーバッグに入れると冷凍保存できます。

ボタ爺

ボタ爺

次はそうめんカボチャを「サラダ」にする調理法を紹介するぞ!

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そうめんカボチャの料理法~サラダ~

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