もやしダイエットのすすめ
もやしは低カロリー低糖質のため、ダイエットの定番食材でもあります。中でもおすすめなのは、3食のうち夕食だけ主食の炭水化物をもやしに置き換える、もやしダイエットです。もやしは炭水化物より糖質量が少ないため、1日1食の置き換えで痩せられます。また、もやしは食物繊維が豊富なので、お通じがよくなる効果があるのも嬉しいところです。
食感がよくボリューミー
もやしは、シャキシャキとした食感が魅力的な野菜で、自然とかむ回数が増えます。かむ回数を増やすと脳の満腹中枢が刺激されて満腹感につながるため、同じ量を食べてもボリュームが多いように感じます。このようなことから、もやしは痩せる効果が期待できるのです。
こまめに味を変えて飽きないように
一方、もやしダイエットや蒸し芋ダイエットなどの主食置き換え系のダイエットは、味に飽きないようにすることが最も大切です。幸いなことに、もやしはあまり味が濃くありません。そのため、こまめに味付けを変えることで飽きにくくできます。定番のポン酢のほか、脂肪を燃焼させ健康的に痩せる効果があるとされるカレー粉もおすすめです。
ドレッシングのかけすぎには要注意
味付けの際に気をつけることは、調味料をかけすぎないことです。味を濃くすると、飽きやすくなるだけでなく糖質量も増えてしまいます。例えば、健康によさそうなイメージのあるごまドレッシングは、大さじ1杯あたり糖質が3.2gも含まれています。また、低カロリーのノンオイル和風ドレッシングでも、糖質は2.4gも含まれています。
もやしのおすすめレシピ
もやしは、さっと加熱するだけで食べられる上にクセがないため、さまざまな料理に加えられます。しかし、もやしが主役の料理となると、なかなかレパートリーが増えないという人も多いようです。安くてお財布にやさしいもやしを普段からたっぷり食べる方法を、いくつかご紹介します。
おかずにもおつまみにもなる優作鍋
優作鍋は、豚肉をたっぷりのもやしと一緒に食べる蒸し鍋です。俳優の松田優作さんの大好物だったことから、この名がつけられました。お肉のうまみを吸ったもやしが主役になる上、蒸すことでかさが減り、たくさん食べられます。好みでニラやネギ・豆腐などを追加するのもおすすめです。
優作鍋の作り方
- 土鍋に少量の日本酒を入れ、もやしを1袋入れます。その上に豚バラスライスを1/3並べます。これを3回繰り返します。
- ふたをして中火にかけ、湯気が出てきたら弱火にして蒸し煮にします。
- 豚肉に火が通ったらできあがりです。
もやし料理の定番ナムル
もやし料理の定番といえばまずあげられるのが、韓国料理のナムルです。ナムルとは、野菜や山菜をさっとゆで、調味料やごま油であえた料理です。もやしのナムルには、主に食べごたえのある豆もやしが使われますが、緑豆やブラックマッペなど他のもやしでも作れます。
もやしのナムルの作り方
- 醤油ととりがらスープの素をよく混ぜあわせ、ごま油も加えて混ぜておきます。
- もやしはしんなりする程度にさっとゆで、よく水気を切ります。
- もやしを調味料であえ、白ごまを加えてよく混ぜます。
- 冷蔵庫で1時間ほど寝かせてできあがりです。
炒めものはできるだけ短時間で
もやしは、火の通りがとても早い野菜です。また、火を通しすぎるとすぐに食感が失われ、水気が出てきてしまいます。そのため、野菜炒めなど強火で調理する場合は、一番最後に入れてる必要があります。ただし、もやしを生で食べるとおなかを壊すことがあるので、必ず加熱してから食べることが大切です。
もやし炒めの作り方
- もやしはあらかじめ水につけ、よく水気を切っておきます。
- フライパンに油を温め、もやしを入れたら全体に広げて炒めます。
- 40秒ほど炒めたら、醤油と塩コショウで味付けをしてできあがりです。
まとめ
もやしは、マメ類を発芽させたスプラウトの一種です。低糖質な上に低カロリーで、食べごたえも抜群です。そのため、こまめに食卓に並べることで健康的に痩せられます。その際は、味をあまり濃くせずさまざまな方法の味付けを使い分けることで、飽きずにもやしの魅力を楽しめます。
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出典:写真AC