日本一の生産量!和歌山県で人気のみかん品種ランキングTOP10

日本一の生産量!和歌山県で人気のみかん品種ランキングTOP10

和歌山県では、年中みかんが楽しめるほど、たくさんの品種が栽培されています。そしてなにより、どれもこれも美味しいです!みかんの生産量が日本一という和歌山県の土地柄にも触れながら、人気のあるおすすめみかんをランキング形式で紹介していきます。

記事の目次

  1. 1.和歌山県がみかん栽培に適している理由
  2. 2.和歌山県で人気のみかんランキングTOP10【第10位~第6位】
  3. 3.和歌山県で人気のみかんランキングTOP10【第5位~第1位】
  4. 4.和歌山県で人気のみかん【番外編】
  5. 5.和歌山県のみかん収穫時期一覧
  6. 6.まとめ

和歌山県がみかん栽培に適している理由

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和歌山県は、フルーツ王国と呼ばれるほど、果物の栽培が盛んです。みかんをはじめ、梅、桃、柿、キウイフルーツなど、1年を通して果物を味わえる豊かな地域です。ここでは、みかんにスポットを当て、日本一の生産量を生み出す気候や土地柄について探っていきましょう。

温暖な気候

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和歌山県は、海からの風を受ける温暖な地域です。品種にもよりますが、みかん栽培の適温が15℃といわれているなかで、産地である有田や田辺の年間平均気温は、およそ16℃です。「蛇口をひねれば、みかんジュースが出てくる。」という噂も納得できるほど、みかんの収穫時期になると、緑の葉の間に黄色いみかんという光景が一面に広がります。

山の斜面

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熊野古道でも有名な和歌山県は、土地の75%が山林です。平坦な土地が少ない地形を有効に活用するため、昔の人は、山の斜面に石段を組み、みかんの木を植えました。日が当たり、風通しと水はけがよいというみかんの栽培に必要な条件を、自然と満たしています。作業する農家の方々にとっては斜面での作業はたいへんですが、美味しいみかんが生み出される理由の1つです。

和歌山県で人気のみかんランキングTOP10【第10位~第6位】

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みかん栽培に必要な条件が整っている和歌山県には、どのようなみかんがあるのか、特徴もふまえながら紹介します。第10位から第6位には、江戸時代から受け継がれているみかん、最近注目され始めたみかんなどが登場しますよ。それぞれのみかんに適した食べ方も紹介しますので参考にしてくださいね。

第10位:ニューサマーオレンジ

ニューサマーオレンジは、「日向夏」「小夏」としても有名です。特徴的なのは食べ方で、レモンイエローの外皮をむき、食べやすい大きさに白いワタのところも一緒にカットします。みかんというイメージを覆されるくらい、フワフワした食感が新しいです。和歌山県での生産量はまだ少ないですが、少しずつ注目を集め始めているみかんです。

第9位:八朔(はっさく)

八朔は、果肉の1粒1粒に存在感があり、しゃくしゃくした食感が人気のみかんです。酸っぱいのが好きな方はそのままで、甘さが欲しい方は、内皮まですべてをむいたあと砂糖をかけて一晩おくと、甘さが馴染み食べやすくなります。外皮が硬いので、ナイフで軽く筋を入れるとむきやすくなります。

第8位:三宝柑(さんぼうかん)

三宝柑は、江戸時代からその美味しさで有名でした。三宝柑の生産量の9割が和歌山県で栽培されています。爽やかな甘さが特徴的です。外皮はきれいなレモンイエローで苦みが少ないです。その特徴を活かして、砂糖をまぶしたピールにするのもいいでしょう。高級料亭では、外皮を器として利用するところもあります。

ボタニ子

ボタニ子

気になるランキング、まだまだ続くよ~!

第7位:ポンカン

温州みかんが終わりの頃、次なるみかんとして旬の時期を迎えるのがポンカンです。見た目がボコボコしているわりに外皮はむきやすく、濃い甘さが特徴です。内皮をむくと、果肉はきれいな橙色で甘さがさらに際立つので、ケーキやデザートのトッピングにもよく使われます。

第6位:甘夏(あまなつ)

初夏が旬のみかんといえば、甘夏です。酸っぱいのが特徴的だった夏みかんから生まれました。甘夏は、酸味と甘味がバランスよく、サラダやヨーグルトにもよくあいます。外皮がゴツゴツしていて硬いので、ナイフで切れ目を入れてから、1房ずつ内皮をむいて食べます。その手間で敬遠されがちですが、少し汗ばむ季節にちょうどよい、爽やかなみかんです。

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和歌山県で人気のみかんランキングTOP10【第5位~第1位】

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