オクラにおすすめのコンパニオンプランツは何?一緒に植えるべき野菜や植物は?

オクラにおすすめのコンパニオンプランツは何?一緒に植えるべき野菜や植物は?

コンパニオンプランツとは、農薬や肥料に頼らず植物本来の力を利用して栽培方法です。人気のオクラ栽培でもコンパニオンプランツを使った栽培が取り入れられています。この記事では、オクラと相性のよいコンパニオンプランツを紹介します。

記事の目次

  1. 1.オクラ栽培にはコンパニオンプランツがおすすめ
  2. 2.オクラ栽培におすすめのコンパニオンプランツ3選
  3. 3.オクラ栽培にはリレー栽培も取り入れよう
  4. 4.コンパニオンプランツを利用してオクラ栽培に挑戦!

オクラ栽培にはコンパニオンプランツがおすすめ

Photo bySandeepHanda

オクラ栽培では「病気や害虫の被害でうまく育てられなかった」「思ったよりも実が小さく収穫量が少なかった」というケースも少なくありません。しかし、栽培中は殺虫剤を使いたくないという人もいるでしょう。また肥料の与え方に不安がある人もいるようです。そのようなときにおすすめなのが、コンパニオンプランツを利用したオクラ栽培です。安全で観賞価値もあがるコンパニオンプランツは家庭菜園で人気ですよ。

コンパニオンプランツとは

出典:写真AC

コンパニオンプランツとは、近い場所で育てるとお互い、もしくはどちらかによい影響を与える植物のことです。よい影響とは「病気予防」「害虫を寄せ付けない」「生育促進」「空間の有効活用」の4点です。植物を一緒に植えて植物本来の力を利用して栽培する方法で、農薬や化学肥料に頼ることを少なくできます。

ボタニ子

ボタニ子

コンパニオンプランツのメカニズムが科学的に解明されているものは少ないんだ。

ボタ爺

ボタ爺

しかし長年の栽培の経験や知恵に基づいているものが多く、効果が期待できるんじゃぞ。

コンパニオンプランツの逆もある!

出典:写真AC

コンパニオンプランツとは逆で、一緒に育てると悪影響を及ぼす組み合わせもあります。一例をあげるとキャベツとじゃがいもです。キャベツの近くでじゃがいもを育てると、なぜかじゃがいもの生育が悪くなるという現象が起こるといわれています。

オクラ栽培におすすめのコンパニオンプランツ3選

おすすめコンパニオンプランツ①しそ

出典:写真AC

オクラとしその混植は、オクラのカメムシ被害の予防におすすめです。カメムシはオクラが好物で実や茎から吸汁し、オクラがスポンジ状になったり腐ってしまったりします。しかし、しそが近くに植えてあると、しその強い香りを嫌がってカメムシは寄ってこなくなります。しそはオクラに天敵のカメムシを寄せ付けないコンパニオンプランツとして利用可能です。

ボタニ子

ボタニ子

しそは丈夫でこぼれ種でも増えていくよ。管理は十分に気をつけてね!

おすすめ②枝豆

出典:写真AC

オクラの肥料が少なくてすむ

オクラと枝豆を混植して栽培すると、オクラを育てるための必要な肥料が少なくてすみます。枝豆などマメ科の植物の根には、根粒菌といわれる菌が共生しています。根粒菌とは土壌の微生物(バクテリアの一種)ですが、空気中の窒素(N)を窒素化合物に変換(窒素固定)し、植物が利用できるように供給するのです。そのためオクラ単独で育てるよりも少ない肥料で栽培できます。

ボタニ子

ボタニ子

これなら「肥料が足りなかったかも」と不安にならないですむね。枝豆が補ってくれるんだね。

空間の有効活用

オクラと枝豆は空間の有効活用に相性抜群のコンパニオンプランツです。オクラは深く根をはりますが、枝豆は浅く根をはるため土地を立体的に使えます。面積の小さな家庭菜園で栽培する場合に取り入れるのがおすすめです。

おすすめ③マリーゴールド

出典:写真AC

センチュウを寄せつけない

コンパニオンプランツには野菜同士の組み合わせだけでなく、野菜と花の組み合わせもあります。オクラ栽培で厄介な虫がセンチュウ(線虫)で、土の中で植物の根に寄生して増える寄生虫です。マリーゴールドは根からセンチュウの嫌がる物質を出すため、オクラと混植栽培するとオクラのセンチュウによる被害を防げます。植物を枯らしてしまうセンチュウには、マリーゴールドを混植してコンパニオンプランツとしましょう、

アブラムシを寄せつけない

出典:写真AC

マリーゴールドの混植効果はセンチュウを忌避するだけでなく、葉のにおいでアブラムシなどの害虫を寄せつけない効果があるとされます。ただし、近年よく出回っているマリーゴールドはそれほどにおいが強くないものが多いです。においが控えめなものは、効果があまり期待できません。

ボタニ子

ボタニ子

フレンチ系マリーゴールドよりも、アフリカン系マリーゴールドのほうがコンパニオンプランツに適しているといわれているよ!

オクラ栽培にはリレー栽培も取り入れよう

Photo bySchwoaze

コンパニオンプランツとリレー栽培は意味合いが異なりますが、オクラの栽培目的で別の植物を植えるのは一種のコンパニオンプランツと考えてもよいかもしれません。特に、通年で野菜栽培をしたい人におすすめの方法です。

連作被害を防ぐリレー栽培

リレー栽培とは、ある植物を育てたあとに特定の植物を育てるという栽培方法です。前作・後作の組み合わせで相性のよいものがあります。後作の土づくりが不要になったり、連作被害や病害虫の防止効果があったりします。

オクラ栽培でおすすめのリレー栽培用植物

出典:写真AC

おすすめは「にんにく」

にんにく栽培の跡地にオクラを植えると、オクラがよく育ちます。にんにくは深く根をはる植物で、この性質を利用します。にんにく栽培後の跡地ではにんにくが伸ばした深い根のあとが残り、オクラも地中深く根を伸ばせるのです。また、にんにくの収穫後には有機物や肥料分が利用されないで多く残り、オクラはこれらを利用できます。にんにくの切れて残った根もオクラの肥料分になるなど、リレー栽培で余すことなく恩恵を得られます。

コンパニオンプランツを利用してオクラ栽培に挑戦!

Photo byelouis73

オクラと相性のよいコンパニオンプランツ

  • オクラとしそを混植栽培
  • オクラと枝豆を混植栽培
  • オクラとマリーゴールドを混植栽培
  • にんにく→オクラのリレー栽培もよいアイデア

コンパニオンプランツを利用すれば、難易度が高いと感じていたオクラ栽培に挑戦しやすくなるでしょう。オクラと相性のよいコンパニオンプランツは育てやすく、苗がよく出回っているものばかりです。気軽に始められるのもうれしいポイントですね。コンパニオンプランツを一緒に植えて、オクラの大量収穫を目指しましょう。

オクラの栽培日記(失敗編)!失敗原因や栽培の注意点をまとめてご紹介!のイメージ
オクラの栽培日記(失敗編)!失敗原因や栽培の注意点をまとめてご紹介!
家庭菜園で人気のオクラは、栽培初心者でも育てやすいといわれることがあるようです。しかし栽培に失敗することも珍しくありません。この記事では、オクラの露地とプランターでの栽培過程を紹介します。両方の育ち方や栽培の注意点を知って、オクラ栽培に挑戦しましょう。
nabicw
ライター

nabicw

小さな自宅庭でガーデニングを楽しんでいます。料理に使うハーブの種類を毎年増やすことが目標です。栄養士免許あり。

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