ヒメユズリハとは?樹木としての特徴や病害虫対策など管理方法をご紹介!

ヒメユズリハとは?樹木としての特徴や病害虫対策など管理方法をご紹介!

ヒメユズリハは日本が原産の常緑性広葉樹で、公園や学校などさまざまな場所に植えられている植物です。新芽に葉を譲るように、古い葉が落ちていく性質から「世代交換の縁起木」とも呼ばれています。そんなヒメユズリハの特徴や、病害虫対策などの管理方法をご説明します。

記事の目次

  1. 1.ヒメユズリハとは
  2. 2.ヒメユズリハの管理方法
  3. 3.ヒメユズリハの病気と害虫
  4. 4.まとめ

ヒメユズリハとは

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ヒメユズリハは日本が原産の常緑性広葉樹で「世代交代の縁起木」と呼ばれている植物です。耐寒性がやや弱いので、東北南部〜沖縄などで記念樹や街路樹として利用されています。常に美しい葉を楽しめるだけでなく、房状の小花やかわいらしい実をつけるのも魅力です。そんなヒメユズリハの、樹木としての特徴や病害虫対策、管理方法や名前の由来などをご紹介します。

ヒメユズリハの基本情報

科名 トウダイグサ科
属名 ユズリハ属
学名 Daphniphyllum teijsmannii
別名 姫譲葉
分類 常緑性広葉樹
原産地 日本
耐暑性 普通
耐寒性 やや弱い

ヒメユズリハの特徴

常緑高木に分類されるヒメユズリハの最終樹高は約10mです。らせん状に葉をつけ、新芽が出てくると古い葉が交代するように枯れ落ちていく性質をもっています。5月〜6月にかけて房状の花を咲かせ、12月〜1月頃に楕円形をした赤紫色の実をつけるのが特徴です。実をつけたヒメユズリハは、正月飾りとしても利用されています。

ヒメユズリハの名前の由来

ヒメユズリハと似た名前の植物に「譲葉(ユズリハ)」があり、ヒメユズリハは漢字で「姫譲葉」と表記されます。ヒメユズリハは3月〜5月にかけて、たくさんの新芽をつけるのが特徴です。新芽に押し出されるように、古い葉が枯れ落ちていく様子から「若葉に譲るようにみえる」と例えられ、葉のサイズが小さいので「姫譲葉」と名付けられました。

ヒメユズリハの花言葉

ヒメユズリハには「新生」「若返り」「世代交代」という花言葉がついています。古い葉が枯れ落ち、新しい葉と入れ替わっていくヒメユズリハの性質にぴったりの花言葉ですね。また、これらの花言葉から縁起のよい木としても人気があり、正月の飾りつけや、学校や施設の記念樹としても植えられています。

次のページでは、管理方法や病気と害虫をご紹介します。

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ヒメユズリハの管理方法

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