モニラリアの育て方!うさ耳の多肉植物を実生で種から栽培するコツは?

モニラリアの育て方!うさ耳の多肉植物を実生で種から栽培するコツは?

うさ耳が伸びるように成長する植物、モニラリアをご存知ですか?今回はモニラリアの実生による育て方、植え替え方法、挿し木による増やし方や発芽しないときの対処法などを紹介します。うさぎのような可愛らしい植物なので、ぜひ栽培に挑戦してみましょう。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.モニラリアとは
  3. 3.モニラリアの育て方
  4. 4.モニラリアの増やし方
  5. 5.モニラリアのよくあるトラブル
  6. 6.まとめ

はじめに

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この愛らしいうさぎのようなフォルムをした植物をご存知ですか?見かける機会が少なく、あまり馴染みがないですが、愛好家にも人気の多肉植物モニラリアです。今回はうさ耳とも呼ばれる、このモニラリアについて紹介します。まずはじめに、モニラリアとはどのような多肉植物なのか、特徴を見てみましょう。

モニラリアとは

基本情報

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科目 ハマミズナ科モニラリア属
原産地 南アフリカ
耐暑性 普通
耐寒性 普通

どんな植物?

モニラリアはサボテンと同じ、多肉植物の仲間です。ピースサインのような、うさぎの耳のようなフォルムが特徴的ですね。トゲがないので取り扱いがしやすいですが、サボテンと比べるとまだまだマイナーな植物といえます。夏に成長期を迎えることが多い多肉植物の中でも、モニラリアは冬に成長期を迎える珍しい多肉植物です。

モニラリアの花

モニラリアの開花時期は、春と秋です。開花に適した気温は20℃前後であるとされ、このくらいの温度があれば室内でも開花が楽しめるでしょう。うさ耳の先端に、ちょこんと咲いた花が愛らしいですね。花色は品種によって、ピンクや白などカラフルなのもモニラリアの魅力です。うまく管理をすれば、1ヶ月ほど花が楽しめますよ。

モニラリアの種類

Photo by nokia32

モニラリアとひとくちにいっても、さまざまな種類が存在します。うさ耳が特徴の「オブコニカ」や「ピシフォルミス」は非常によく似た姿をしているため、ぱっと見ただけではどちらか見分けがつけられません。ほかにも「グロボーサ」という種類があります。「グロボーサ」は、うさぎというよりはボクシングのグローブにも見えます。

オブコニカ

うさぎの顔のように見える部分は節で、成長すると茶色く変化します。うさ耳とも呼ばれる葉の部分は、よく見てみると水の粒がついています。光に当てるとキラキラしてきれいですよ。開花期にはピンク色の花を咲かせます。

ピシフォルミス

うさ耳のように成長する姿や葉に水の粒がついているなど、オブコニカととてもよく似ている品種です。ぱっと見ただけでは区別がつけられないですが、ピシフォルミスは開花期に白い花を咲かせます。

グロボーサ

オブコニカやピシフォルミスに比べて節が大きく、グローブのような形をしています。開花期には白い花を咲かせます。モニラリアの中でも、とくに栽培例が少ない品種です。

カラフルなモニラリアがある?

フリー写真素材ぱくたそ

ネットやSNS上では、カラフルなモニラリアが存在すると話題になっています。カラフルな種子が海外で出回っているとされ、海外の通販サイトを経由して購入可能です。しかし、カラフルなモニラリアはいまいち信憑性がなく、どうやってカラフルに色をつけているのかは謎のままなのです。カラフルなモニラリアを見つけたら、栽培に挑戦してみてください。

モニラリアそのものがカラフルというよりは、咲く花がカラフルなのが魅力ね。

次ページからはモニラニアの仲間について解説するよ!

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モニラリアの育て方

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