青いバラの花言葉とは?青いバラの歴史と開発秘話を紐解きながらご紹介!

青いバラの花言葉とは?青いバラの歴史と開発秘話を紐解きながらご紹介!

青いバラを見たことがありますか?写真では見たことがある、という方も多いでしょう。この記事では青いバラの歴史や開発秘話を紐解きながら花言葉をご紹介します。青いバラをギフトにする時には本数別に異なる意味もありますので、その辺りもぜひ、ご参考にしてくださいね!

記事の目次

  1. 1.青いバラの歴史
  2. 2.青いバラの花言葉
  3. 3.青いバラの開発秘話
  4. 4.青いバラの花の本数別の花言葉
  5. 5.青いバラにまつわる詩と逸話
  6. 6.本の紹介「青いバラ」
  7. 7.青以外のバラの花言葉と贈り方
  8. 8.まとめ

青いバラの花の本数別の花言葉

青バラをプレゼントするシーンは、いつでも嬉しい人生の節目やイベントですね。たとえば、夢をかなえたとき、祝福の時、勝利の瞬間、想いをとげた日、卒業、入学、旅立ち、退職、新しい夢に踏み出す時。青いバラは家族、夫婦、先輩、後輩、同僚、仲間、チームメイトなど支えてくれた人に感謝をこめて贈る際や、結婚のプロポーズ・結婚記念日にもぴったりです。

本数によって、花言葉が違う?

バラの花束をプレゼントする時は、何本にしようかな?と考えますよね。実は、本数によって、花言葉が違ってきます。組み合わせによってそれぞれ違ったメッセージがあるので、花言葉だけでなく、花束の本数も考えに入れてくださいね。

たとえば、一目惚れした相手には1本のバラを、お付き合いを申し込むなら12本、そして、プロポーズをするなら108本のバラを贈るのがいいそうです!(サントリーの青バラは1本1000円近くしますから、ご用心!)

  • 1本:「一目惚れ」「あなたしかいない」
  • 2本:「この世界は二人だけ」
  • 3本:「愛しています」「告白」
  • 5本:「あなたに会えて本当によかった」
  • 7本:「密かな愛」
  • 9本:「いつも一緒にいよう」
  • 11本:「最愛」
  • 12本:「つき合ってください」
  • 99本:「永遠の愛」「ずっと一緒にいよう」
  • 108本:「結婚してください」

青いバラにまつわる詩と逸話

青い薔薇
恋人を喜ばせようと僕は摘んだ
赤い薔薇と白い薔薇を。
恋人はどちらの花束も受けとらない、、、
彼女は青い薔薇を摘んできてねと言った。
僕は世界の半分をさまよった、
青い薔薇が咲く土地を探して

キプリングの詩では、青い薔薇は、この世に存在しないもの、贈るのが不可能なものとして描かれています。「恋人」は、あえて不可能を求めて、「僕」の愛を試そうとしたのかもしれませんね。

青い薔薇とギリシャ神話

ギリシャ神話にも青い薔薇がでてきます。ご紹介しましょう。

花の女神、クローリスはニンフ(妖精)の死に直面し、オリンポスの神々にそのニンフをバラの花に変えてほしいと頼みました。その願いが聞き入れられて、ニンフはバラに姿を変えました。ただ、そのバラの色は「青以外」だったようです。

青いバラとロシアのおとぎ話

贈り物として魔女に青いバラをあげると願いをかなえてもらえる、というロシアのおとぎ話もあります。魔女と青いバラの組み合わせが、興味深いですね。

本の紹介「青いバラ」

https://www.amazon.co.jp/青いバラ-岩波現代文庫-最相-葉月/dp/4006022468

青いバラ (岩波現代文庫) 文庫    

バラ好き必見の書です。日本のバラの父と呼ばれる鈴木省三との対話を挿入し、科学者、企業研究員などへの取材から結実したこの本は400ページもの圧巻です。バラと人間、科学、それぞれの存在の相克をたどる本です。注目に値するコメントがあったので引用してみましょう。

この本を読んだ後は、バラの楽しみがまた増えた。バラの楽しみへの感受性の基盤を厚くしてくれる本であることは間違いない。バラ好きの書棚には、有無を言わせず並べたいね。

ボタニ子

ボタニ子

最後に、青以外のバラの花言葉と贈り方を紹介します!

青以外のバラの花言葉と贈り方

これまで青いバラについてお話してきましたが、さいごに他の色についても紹介です。バラは色のバリエーションがとても豊富であり、また色によって花言葉が違ってくるので、プレゼントにするとしたら?という視点から他の色のバラもみてみましょう。

 赤のバラ

「あなたを愛しています」「愛情」「情熱」「熱烈な恋」「美」

贈り方
赤いバラは情熱的ですね。メッセージを添えて、是非、恋人やパートナーに贈ってみましょう。

ピンクのバラ

「上品」「気品」「感銘」「感謝」「しとやか」「温かい心」「幸福」

贈り方

ピンクのバラは母の日のプレゼントにぴったりですね。美味しいワインと一緒に差し上げたら、きっと喜ばれますよ。

黄色のバラ

「平和」「友情」「献身」「嫉妬」「恋に飽きた」

贈り方
ちょっとこれを贈るときは要注意です。最後の二つが、困り者。プレゼントする時は気を付けてくださいね。素敵な花言葉もありますから、それをしっかり書いて、あなたの素直な気持ちを伝えましょう。

オレンジ色のバラ

「無邪気」「健やか」「絆」「信頼」「魅惑」「魅力」

贈り方
この色のバラもいろいろなシーンでプレゼントするのに最適ですね。結婚記念日や誕生日のプレゼントにどうでしょうか?敬老の日にもぴったりですよ。

紫色のバラ

「誇り」「気品」「上品」「尊敬」「王座」

贈り方

紫色は上品ですね。年配のお母さんなら、ピンクよりむしろ落ち着いた紫のバラの方が喜ばれるかもしれません。一輪だけでも気高さというか、存在感があります。是非、母の日やお母さんの誕生日プレゼントに差し上げてください。

白いバラ

純粋・尊敬・約束を守る・相思相愛・恋

贈り方

白いバラは清楚なイメージで、他の色のバラや宿根草と組み合わせてもいいし、白一色で真っ白なブーケを作るのも素敵です!結婚式にもぴったりです。同性に贈っても全然違和感がありませんし、転勤する上司や同僚に贈ったり、卒業式で恩師にプレゼントするのもいいですね。

まとめ

バラ愛好家の間では長いこと、「自然界には青いバラは存在しない」といわれていました。なぜなら、バラにはもともと青い色素がないからです。それでも、サントリーは14年間の研究開発の末、バイオテクノロジーを利用して、青い花から取り出した青色遺伝子をバラの中でうまく働かせることにより、青色色素を蓄積するバラを作ることができました。

昨今のバイオテクノロジーの進歩には目を見張るものがありますよね。自然界を変えてしまうほどだからです。涙ぐましい開発の努力と熱意には脱帽です。現状では青紫色に近い色となっていて、より青色に近づける研究が現在も進められているようです。

Y.M.
ライター

Y.M.

アウトドア、植物、旅行が趣味です。 晴耕雨読の日々、本を執筆したり、ガーデンニングを楽しんだりしています。

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