アネモネの育て方!上手に植え付けるポイントや分球や種まきでの増やし方 | 植物図鑑

アネモネ(赤)
アネモネ(白)
アネモネ(ピンク)
アネモネ(紫)
学名Anemone coronaria
和名牡丹一華、花一華
別名ボタンイチゲ、ハナイチゲ
英名Anemone
科・属名キンポウゲ科・アネモネ属
原産地地中海沿岸
花言葉はかない恋、嫉妬のための無実の犠牲、見捨てられた、見放された、恋の苦しみ、薄れゆく希望

アネモネの概要

フリー写真素材ぱくたそ

アネモネは赤色や白色、ピンク色や青色など、さまざまな色の花を咲かせる多年草です。開花時期が長く、花壇の寄せ植えやロックガーデンに利用されています。

基本情報

園芸部類 草花
形態 多年草
樹高・草丈 15cm~50cm
花の色 白、赤、ピンク、青、紫、複色
耐寒性 強い
耐暑性 やや弱い
特性・用途 球根植物、開花時期が長い、寄せ植え、切り花
栽培難易度 ★☆☆☆☆

特徴

アネモネは「ボタンイチゲ」や「ハナイチゲ」とも呼ばれており、花の少ない2月頃から花を咲かせるのが特徴です。一重咲きや八重咲き、半八重咲きなど花弁の形も豊富で、切り花や贈り物としても人気があります。

アネモネの花言葉は?

アネモネ全体の花言葉は「薄れゆく希望」「恋の苦しみ」など、悲しい花言葉が多いです。しかし色別に見ると、赤色のアネモネは「君を愛す」、白色のアネモネは「真実」「希望」など素敵な花言葉がついています。贈り物にアネモネを使用する場合は、色別の花言葉を調べておくと安心です。

アネモネの花言葉!白・赤・ピンク・青など種類や色別に意味を解説!のイメージ
アネモネの花言葉!白・赤・ピンク・青など種類や色別に意味を解説!
アネモネの花言葉を知っていますか?アネモネの花色には、白や赤、ピンクや紫などがありそれぞれ花言葉も違います。一重や八重など花びらの種類も豊富で、大きさもさまざまです。春の訪れを知らせる花として人気のアネモネの、特徴や花言葉をご紹介します。

アネモネの代表品種・種類

①ミストラル

国華園 秋植え球根 アネモネ ミストラルセット 2種10球 (各5球)

参考価格: 1,639円

出典: Amazon
出典: Amazon
Amazon1,639円
楽天

アネモネのミストラルシリーズは、パステルカラーの花弁がかわいらしい品種です。ミストラルピンクやミストラルワインなど、花色のバリエーションが豊富にあります。

花色パステルピンク、ワインレッド
草丈20cm〜40cm

②モナークホワイト

アネモネ・モナーク ホワイト(白)【球根】20ml内外 _ アネモネ_秋植え_球根_販売_通販_

参考価格: 450円

出典: 楽天
出典: 楽天
楽天450円

モナークホワイトは、名前のとおり美しい白色の花を咲かせます。やや小ぶりな八重咲きの品種で、ほかの花との相性がよく、切り花やフラワーアレンジメントにもおすすめです。

花色
草丈8cm~20cm

アネモネの育て方①時期

出典:写真AC

植え付けから開花までの時期

植え付け時期 10月〜11月
植え替え時期 10月〜11月
肥料の時期 1月〜4月
剪定の時期 3月〜6月
花が咲く時期/開花時期 2月〜5月

栽培スケジュールカレンダー

時期1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
植え付け
植え替え
肥料
剪定
開花時期
休眠期

アネモネの育て方②栽培環境

出典:写真AC

栽培方法

プランター・鉢植え・露地

アネモネは、地植えでも鉢植えでも育てられます。球根が乾いた状態で植え付けると、球根がひび割れてしまい、上手に発芽しない恐れがあるので注意しましょう。植え付ける1週間ほど前に、湿らせたバーミキュライトに球根を浸し、しっかりと吸水させておくのがポイントです。

育てる場所

室内・屋外/置き場所・日当たり

アネモネは、日当たりと水はけのよい場所で管理しましょう。日当たりの悪い場所で育てると、茎だけが間延びして花付きが悪くなります。室内で育てる場合は、レースのカーテン越しの窓辺など、優しく日光の差し込む置き場所で管理してください。

葉が黄色く変色する理由は?

日当たりの悪い場所で育てると、花付きが悪くなる以外にも、葉が黄色く変色する恐れがあります。ほかの植物や建物の陰になっている場合は、日当たりのよい場所へ移動させましょう。

用土

アネモネは、排水性の高い用土で育てます。市販されている草花用の培養土を使用しても構いません。自分で配合する場合は、赤玉土の小粒と腐葉土を混ぜ込んでから、少量のピートモスを加えた用土を使用してください。酸性の用土を嫌うため、地植えにする場合は有機石灰をすき込み、用土を中和してから植え付けましょう。

アネモネの育て方③管理のポイント

Photo byhansbenn

水やり

地植えでアネモネを育てている場合は、降雨のみで十分です。鉢植えの場合は、土の表面が乾ききってから水やりをします。開花時期が終わると、地上部が枯れて休眠期に入り、水をあまり吸わなくなります。花後〜10月までの間は、水やりを控えめにして、やや乾燥気味に管理してください。

肥料

1月〜4月にかけて、2週間に1回の割合で液体肥料を施します。栄養分が足りないと、きれいに花が咲かない場合があるので注意しましょう。休眠期には、肥料を与える必要はありません。

害虫対策

アブラムシ

アブラムシは集団で寄生して、アネモネの成長に必要な栄養分を吸汁する害虫です。数が少ない場合は、ガムテープなどに貼り付けて駆除しますが、大量発生した場合は殺虫剤を散布してください。

アブラムシの退治・予防対策!花や野菜から駆除するための方法を紹介!のイメージ
アブラムシの退治・予防対策!花や野菜から駆除するための方法を紹介!
アブラムシは花や野菜などの植物に寄生する害虫で、ウイルス病を媒介するので、植物へさまざまな被害をあたえます。また、アブラムシは種類の多い害虫でもあります。この記事では、そんなアブラムシの予防対策と、アブラムシを退治・撃退するための方法を紹介します。
アブラムシ駆除に使える牛乳スプレーの作り方!実際、効果はあるか?のイメージ
アブラムシ駆除に使える牛乳スプレーの作り方!実際、効果はあるか?
アブラムシの駆除に、頭を悩ませる人は少なくありません。殺虫剤を使うのに抵抗があるという人もいるでしょう。殺虫剤の使用を回避するために、「牛乳スプレー」が使われることがあります。この記事では、アブラムシ駆除に効果的といわれる牛乳スプレーについて見てきましょう。
アブラムシに効く殺虫剤18選!ローテーションに便利な薬を系統別に紹介のイメージ
アブラムシに効く殺虫剤18選!ローテーションに便利な薬を系統別に紹介
植物の芽やツボミをダメにする、しつこいアブラムシに効く殺虫剤を、薬の働き別に18種類紹介します。アブラムシに農薬の効果が出ないのは「薬剤耐性」ができるからです。系統別に2〜3種類の殺虫剤を使う、アブラムシに特化した「ローテーション散布」について解説します。

病気対策

うどんこ病

うどんこ病は、カビの菌糸が原因で発生する病気です。感染した部分が、名前のとおりうどん粉をまぶしたように白色の粉をふきます。光合成が妨げられてアネモネが枯れてしまうため、風通しのよい場所で管理して、うどんこ病を予防しましょう。

うどんこ病の代表的な症状と原因まとめ!予防・治療に効果的な対策は?のイメージ
うどんこ病の代表的な症状と原因まとめ!予防・治療に効果的な対策は?
うどんこ病はバラや夏野菜など、多くの植物に発生する病気のひとつです。葉の表面が真っ白く粉をはたいたようになります。うどんこ病を引き起こす原因菌には種類が多く、薬剤耐性が高いので農薬選びが難しい病気です。うどんこ病に効果的な予防と治療のポイントを解説しています。
重曹での「うどんこ病」対策!重曹水の作り方や効果的な使い方を解説!のイメージ
重曹での「うどんこ病」対策!重曹水の作り方や効果的な使い方を解説!
うどんこ病はガーデニングや家庭菜園をしていれば必ず聞く病気ですし、発生しやすいと聞くと怖いですが、早くに発見し重曹などできちんと対策をすれば、回復も早く心配する必要はありません。今回はうどんこ病の症状や重曹での対策についてご紹介します。
うどんこ病を無農薬で防除することはできる?酢や重曹は効果があるのか?のイメージ
うどんこ病を無農薬で防除することはできる?酢や重曹は効果があるのか?
カビ菌が原因で葉っぱが白くなってしまううどんこ病。できれば無農薬で防除したいですよね。そこで今回は無農薬での予防のポイントをご紹介します。また酢や重曹の効果や、酢・重曹を使った対策スプレーの作り方をまとめたので、うどんこ病防除の参考にしてください。

アネモネの育て方④詳しい栽培方法

フリー写真素材ぱくたそ

苗の選び方

アネモネをポット苗の状態で購入する場合は、葉につやがあり、花芽のたくさんついている苗を選びましょう。葉の裏側までチェックして、病害虫被害を受けていない苗を購入してください。

冬越し

アネモネは、地上部の葉を落とした状態で冬越しします。耐寒性は強いですが、球根に雪や霜が当たらないように対策が必要です。冬がくる前に、球根を掘り起こして室内で保管しても構いません。地面に植えたまま冬越しさせる場合は、ビニールやバークチップを利用して、マルチングをしておきましょう。

マルチングとは?栽培における役割・効果から具体的なやり方まで解説!のイメージ
マルチングとは?栽培における役割・効果から具体的なやり方まで解説!
マルチングは農業や家庭栽培など、作物の栽培に便利な資材です。マルチングの素材によって使い方や効果が違うため、種類によっては寄せ植えや鉢植え、観葉植物などにも使えます。そこでマルチングの栽培における役割や効果、さらに具体的なマルチングのやり方まで解説します。

増やし方

分球

アネモネの分球は、6月か8月に行います。大きく成長した親球から、子球を丁寧に切り離して分球していきましょう。

種まき

アネモネの品種によっては、分球しにくい品種があります。無理に分球すると、球根を傷つけてしまう恐れがあるため、その場合は花後に種を採取して増やしていきましょう。花後に剪定を行わず、立ち枯れるまでそのまま育てます。種子が黒くなり完全に立ち枯れたら、種子を軽く振って中から種を採取してください。