アガスターシェとは?種類や特徴と上手な育て方をご紹介!

アガスターシェとは?種類や特徴と上手な育て方をご紹介!

アガスターシェという植物をご存じでしょうか。ハーブの一種で一般的にはアニスヒソップの名でよく知られています。アガスターシェはハーブティーとしてだけでなくポプリやドライフラワーとしても使われています。今回はアガスターシェの種類から特徴、育て方までを解説します。

記事の目次

  1. 1.アガスターシェとは?
  2. 2.アガスターシェの特徴
  3. 3.アガスターシェの種類
  4. 4.アガスターシェの育て方
  5. 5.アガスターシェの増やし方
  6. 6.アガスターシェの剪定
  7. 7.まとめ

アガスターシェとは?

出典:写真AC

アガスターシェはハーブの一種です。別名のアニヒソップでよく知られています。一年草と多年草がありますが、現在流通しているものはほとんどが多年草タイプです。品種によってはハーブティーとして利用されたり、清涼感のある香りがポプリやドライフラワーとして利用されたりします。耐寒性のやや弱い品種でも冬越えが簡単で手間がかかりません。今回はそんなアガスターシェの種類や特徴、育て方をご紹介します。

アガスターシェの基本情報

シソ科
カワミドリ属
形態 多年草・一年草(品種による)
開花時期 5月~10月(品種による)
原産地 アメリカ、カナダなど
別名 アニスヒソップ

アガスターシェの特徴

出典:写真AC

アガスターシェの特徴は葉をこするとシソ科の清涼感のある爽やかな香りがするところです。園芸用品種が数多くあり、品種によって背丈や花色が違います。丈夫で育てやすく耐寒性はやや弱いものの、品種によっては耐寒性を持つものもあり、耐暑性は強いです。種からでも容易に発芽させることができ、一度定着するとたいして手間をかけなくても毎年花芽が出るのが特徴といえます。

アガスターシェの開花時期

アガスターシェの開花時期は5月~10月と非常に長いです。基本的には初夏から霜が降りるような寒さになるまでなので、寒冷地では少し早く花の時期が終わることもあります。開花時期が終わり種を残した後は枯れてしまいますが、根は残っているので春にはまた新芽が出ます。花色は品種によって全く違い、紫、オレンジ、赤、黄色などがあります。

アガスターシェの花言葉

アガスターシェはとてもきれいな花言葉を持っています。その爽やかな香りから連想されたのか「澄んだ心」です。またアニスヒソップとなるとなぜか別の花言葉がつけられていて「思いやり」となっています。大切な人の記念日などにハーブティーやポプリにして贈り物にしてみるのもいいかもしれないですね。

ボタニ子

ボタニ子

次のページでは、アガスターシェの種類について解説します。

アガスターシェの種類

出典:写真AC

道端や公共の花壇などでよく見かける割には名前は知られていないアガスターシェには、じつはさまざまな園芸用品種があります。また原産地によっても品種が違ってきますので、初心者でも時に育てやすい品種をいくつかご紹介します。花色や背丈など気に入ったものを選んで育ててみてくださいね。

アガスターシェボレロ

アガスターシェボレロは近年品種改良された比較的新しい品種です。鮮やかなピンク色の花とブロンズがかった葉っぱのかわいらしい品種です。背丈も40cmほどと程よい高さになります。アガスターシェの中でも耐寒性、耐暑性がともに強く初心者でも育てやすいです。

アガスターシェブラックアダー

アガスターシェブラックアダーは、ジャイアントヒソップとも呼ばれることがある大型のアガスターシェです。大きくなると1m近くにもなり、特にいくつか株を密集して植えておくと見ごたえがあるため庭植えに適しています。花色は初めのうちは淡い藤色ですが、次第にガクの部分が暗い色になり、やがて満開になると離れたところからは黒っぽく見えるのが特徴です。これも耐寒性、耐暑性ともに強く初心者におすすめです。

アガスターシェローズミント

アガスターシェローズミントは、かわいらしいラベンダーローズ色が特徴です。葉にはアガスターシェ特有の爽やかな香りがあり、すっきりとした立ち姿が美しい品種です。背丈は高くなっても50cm程度で丈夫なので育てやすい品種です。園芸用品店などでは苗だけでなく種も売っています。ローズミントもボレロ、ブラックアダーなどと同じく初心者向きのアガスターシェです。

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アガスターシェの育て方

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