タピオカのカロリーはどれくらい？飲みすぎると太る？簡潔に解説！

タピオカの原料は「キャッサバ」というイモの一種です。このキャッサバのでんぷんを粒の状態にしたものがタピオカです。もちもちした食感はこのでんぷんによるもので、ジュースなどでよく目にする黒いブラックタピオカは、カラメル色素を加えて色をつけたものをいいます。

もちもちとした食感が人気のタピオカですが、成分はそのほとんどがでんぷん、すなわち炭水化物です。炭水化物は糖質と食物繊維でできていて、タピオカの場合はほぼ糖質であり、食物繊維は微量しか含まれていません。

女子であれば気になる方も多いであろうカロリーですが、乾燥タピオカのカロリーは、100gあたり350kcal前後といわれています。ごはん100gあたり168kcalなので、かなりの高カロリーといえます。反対に、茹でたタピオカは栄養成分が流れ出るので、そのカロリーは100gあたり62kcal と、かなり低くなります。

茹でるとカロリーが低くなるので安心しがちですが、女子に人気のタピオカミルクティーなどは、多くの砂糖が入っているため、そのカロリーはラーメン一杯分とほぼ同じといわれています。トッピングなどを付けるとさらにカロリーが増えていきますので、もちもちしていておいしい！と飲みすぎないよう注意が必要です。

糖質制限ダイエットがブームになっていますが、これはご飯などの糖分の摂取を減らしてダイエットをする方法です。タピオカはほぼ糖質ですので、タピオカドリンクを飲みすぎると健康によくありませんし、太る結果になりかねません。ただ、糖質をまったく取らないのも健康にはよくないので、あくまで適度な摂取を心掛ける必要があります。

タピオカドリンクを、食事と一緒に取ったり食後のデザートで飲んだりすると、血糖値があがり、さらにカロリーアップという結果になってしまいます。食事とは別に、それだけで間食として楽しむのがおすすめです。

タピオカジュースやドリンクを多く飲んでしまったなと思うときは、前後の食事の量を減らしたり、甘いものを食べるのを減らしたりして調整するようにしましょう。食事で野菜や海藻を多めにとるようにするのもおすすめです。一日の摂取カロリーで調整すれば、飲みすぎてもあせらずにすみますよ。

自宅で作れば、砂糖を控えめにするなどカロリーの調整が可能です。ストレートの紅茶で作ったタピオカ紅茶ジュースやヨーグルトに入れるなど、もちもちとした触感を楽しめるレシピもいろいろありますのでチャレンジしてみると楽しいですよ。

タピオカを飲むと太るのかどうかは、女子としては気になるところではないでしょうか。飲みすぎはもちろんよくありませんが、飲み方を気を付けることで太らないようにすることはできます。いろいろ工夫をして、タピオカドリンクを楽しんでくださいね。