胡蝶蘭の選び方！フラワーギフトとして喜ばれるサイズはどれくらい？

胡蝶蘭の選び方やサイズなどを詳しく解説します。胡蝶蘭は上品な美しさがあり、開店祝いや当選祝いをはじめ母の日や誕生日のフラワーギフトに多く選ばれていますね。人気の理由は胡蝶蘭の色やサイズが選べる点にあります。今回は胡蝶蘭の花それぞれのサイズやお祝いに応じた選び方をご紹介しましょう。

法人、個人を問わず胡蝶蘭がフラワーギフトの定番となっている理由とは何でしょうか。胡蝶蘭はお祝いの場でも悲しみの場でもシーンによく溶け込みます。アレンジメントやスタンドフラワーなどに埋もれてしまうことなく、いつも際立ってきれいです。胡蝶蘭の魅力に迫りましょう。

胡蝶蘭のチャームポイントの1つは花のかたちの複雑さにあり、特に花の中央部には虫が最初にとまる場所「リップ」と呼ばれる部分は個性的です。花粉を運ばせるための構造ですが、花がより美しく神秘的に見えます。さらに1本の茎に何個も花をつけるため、美しさは倍増しますね。

胡蝶蘭には「幸せが飛んでくる」と「純粋な愛」という素敵な花言葉があります。白い胡蝶蘭には「清純」、ピンクには「あなたを愛します」という花言葉もありますから、花嫁が持つブライダルブーケや結婚式会場の卓上花、大切な方へ思いを伝えるフラワーギフトにピッタリです。

切り花はこまめな水替えが必要で、年間平均にすると1週間ほどで美しさが衰えます。しかし胡蝶蘭の花は茎の下から順番に咲き、2ヶ月近く花を楽しめるのが長所です。胡蝶蘭は日常管理が楽で、お祝いの時期が終わってからも相手の事務所や自宅に飾れるので人気があります。

胡蝶蘭のサイズは花びらのサイズ、1本の茎に咲く花の輪数、本数の違いで決まります。アレンジメント、スタンド花そして鉢植えなどのタイプによるサイズの違いもあります。相手のスペースを尊重すると喜ばれるギフトになりますので、胡蝶蘭の花びらのサイズをみていきましょう。

大輪は胡蝶蘭の中でも特に華やかです。花径が10～14cmあり、遠目からでも注目を浴びます。法人の創立記念日や大劇場での公演祝いなどによく選ばれますよ。胡蝶蘭の本数を3～10本選ぶことで全体のサイズが変わります。色は白やピンク、赤リップ、黄色などが流通していますよ。

中大輪の胡蝶蘭は、花径が大輪より一回り小さい9～11cmですが、十分な華やかさがあります。法人間の開店祝いをはじめ個人宅の新築祝いなど幅広い用途に贈られます。花色が豊富で、定番色のほかに黄色などがあり、アレンジメントやスタンド花材に取り入れると華やかです。

胡蝶蘭の中輪は花径が約9cm、かわいらしい華やかさと相手のスペースを邪魔しないサイズで人気があります。街のカフェの開店祝い、還暦祝いをはじめ母の日などにもおすすめです。白やピンクをはじめイエロー系やパープル系など色のバリエーションが多くあります。

ミディ胡蝶蘭の観賞価値は花径8cm前後の小さな花が群れて咲く様子にあり、さまざまな用途におすすめです。お祝いはもちろん、白いミニ胡蝶蘭はアレンジメントにして先方の自宅へ送る供花にも適していて、3千円台から3万円台の価格帯に数多くの商品があります。

ミニ胡蝶蘭は花径が約5cmでとてもキュートです。自宅をはじめ飲食店の窓際やオフィスデスクにも飾れます。価格は千円台～5千円台のものが数多く出回っています。さらに数万円台の商品もあり、胡蝶蘭ギフトをもらい慣れている方への気の利いたギフトになります。

胡蝶蘭は花びらのサイズで、少しずつ印象が変わります。胡蝶蘭のフラワーギフトを選ぶとき、サイズを選ぶことでより喜ばれる贈り物になります。スタンド花やアレンジメントと並んでもひときわ美しいフラワーギフトをシーン別にご紹介しましょう。

企業の周年記念は設立日から数えて何年事業をつづけてきたかをお祝いします。お祝い金額相場は相手との関係性にもよりますが1～3万円、特におつきあいの深い場合は3～5万円です。胡蝶蘭大輪3本立てが贈れる価格帯です。式典の出欠席で金額が変わることがあります。

開店祝いは新たにお店をオープンする方への応援や今後の関係性を深めるために贈ります。店舗の規模や親しさの度合いも関係し、お祝い相場は1～3万円です。お店のスペースや開店日などを考慮してお届け日を決めましょう。中大輪胡蝶蘭の鉢植えに加え、スタンド花も人気があります。

開業祝いやクリニックの開院祝いのお祝い相場は個人で5千～1万円、法人間では1～3万円です。新たな土地やオフィスでの成功をお祈りする意味があります。ミディ胡蝶蘭の程よいサイズは、開業祝いの時期が過ぎたらオフィスの応接コーナーなどに飾れるため喜ばれるフラワーギフトです。

夫婦の結婚50周年目を祝うのが金婚式です。お祝い相場は3～10万円ですが、ご親族で気持ちよく贈れる金額設定がおすすめです。食事会の会場にスタンド花では大げさだと感じたら、ミディサイズの胡蝶蘭はいかがでしょうか。食事終了後は、シェアできるお土産になります。

母の日のお祝い相場は3千～5千円です。母の日当日のお店は大変込み合いますので、通販サイトで手配をするのも一案です。ピンク系のかわいらしい色のミディ胡蝶蘭が5千円程度で購入できます。お母さまに過剰な気を遣わせない、喜ばれるフラワーギフトになるでしょう。

大切な方への誕生日プレゼントに迷ったら、小さな胡蝶蘭を選んでみてはいかがでしょうか。高さ30～40cmで、ピンク系のかわいいサイズ1本立ちがおすすめ。水やりは1ヶ月に1回で済む容器に入っていてお誕生日にフラワーギフトを手渡ししたい場合にとくにおすすめです。

新たにオープンするお店の開店前は忙しく、お店に不在の場合もあります。開店当日は大変あわただしいため、先方と打合せをしましょう。開店の前日にお届けできるのがおすすめのタイミングです。

胡蝶蘭は蒸れに弱いので、ラッピングはできるだけ早くはずします。遅くても最初の水やり（1週間程度）のときにはずしましょう。ラッピングのリボンを植木鉢に巻いておくだけでもすてきです。

胡蝶蘭の花を贈るときに役立つ花のサイズをお伝えしました。胡蝶蘭は法人のお祝いだけでなく、個人でも身近なお祝いシーンに人気のある定番の花です。胡蝶蘭ギフトのサイズを参考に選べば相手のスペースを大事にできますので、より喜んでいただけるギフトになるでしょう。