【最新版】チランジア・ストリクタの育て方！花や株分けも楽しもう

チランジア・ストリクタはアナナス科に分類される多年草で、観葉植物やエアープランツとしても親しまれています。チランジア・ストリクタには種類がたくさんあり、どの品種も育て方が比較的簡単なため、エアープランツ初心者にもおすすめの植物です。

チランジア・ストリクタは、南アメリカが原産の「エアープランツ」と呼ばれている多年草です。本種は緑葉種とされますが、園芸種では銀葉種も多く流通しています。チランジア・ストリクタは丈夫で枯れにくく、手入れをあまりしなくてもすくすくと成長します。育て方が簡単で、ガーデニング初心者や、気軽に植物を育てたい人にもおすすめの植物です。開花時期は不定期で、株がある程度大きく成長すると花が咲く場合があります。

チランジア・ストリクタの学名は「Tillandsia stricta」です。チランジア・ストリクタは学名をそのまま日本語読みしたのが名前の由来といわれています。そのため「ティランジア・ストリクタ」と表記される場合もあります。

チランジア・ストリクタには「不屈」という花言葉がついています。チランジア・ストリクタは「エアープランツ」に分類され、土に根を張らなくても、葉から水分を吸収するだけで生きていけるたくましさが魅力です。その性質から「不屈」という花言葉がついたといわれています。

チランジア・ストリクタは着生植物のため、ほかの植物や木に根を張って成長していくのが特徴です。自分で着生させる場合は、コルクや水苔などに根を張らせて育てます。そのため、チランジア・ストリクタは露地栽培や地植えでは育てられません。プランターや植木鉢を使用して、鉢植えで育ててください。

チランジア・ストリクタは、屋外でも室内でも育てられます。チランジア・ストリクタは葉が密に茂るため、風通しのよい場所で管理して病害虫被害を予防しましょう。また、室内で育てる場合は、エアコンの風が直接当たらない置き場所を選んでください。

チランジア・ストリクタは、耐暑性は強いですが、直射日光に長く当てると葉焼けを起こす可能性があります。屋外で管理する場合、適度に日当たりのよい場所を選びましょう。ほかの植物や建物の陰になるような場所は避けてください。室内で建てる場合は、レースのカーテン越しの窓辺など、優しく日光の差し込む場所で育てるのがおすすめです。

チランジア・ストリクタは用土を必要としない「エアープランツ」のため、市販されている培養土や赤玉土などは必要ありません。水分補給できる程度の湿度が保てるように、コルクや水苔に着生させ、ヘゴや網などにぶら下げて栽培するのがおすすめです。