ポールセンローズとは?種類・特徴や冬越しなど管理のコツをご紹介!

ポールセンローズとは?種類・特徴や冬越しなど管理のコツをご紹介!

ポールセンローズは種類も豊富で日陰でも管理できるミニバラです。ポールセンローズは花保ちも良く、贈り物にも好まれます。鉢植えでも地植えでも楽しめるポールセンローズの種類や特徴、水やりや肥料などの管理のコツから冬越しのコツまでご紹介します。

記事の目次

  1. 1.ポールセンローズとは
  2. 2.ポールセンローズの特徴
  3. 3.ポールセンローズの冬越し
  4. 4.ポールセンローズの管理のコツ
  5. 5.ポールセンローズが枯れる原因
  6. 6.ポールセンローズの挿し木の方法
  7. 7.まとめ

ポールセンローズの管理のコツ

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ポールセンローズはそれほど管理の難しくない、初心者向けのミニバラです。基本的に日当たりが良く、風通しの良いところで管理していれば、それほど問題は生じないでしょう。ここではそんなポールセンローズの管理について、ちょっとしたコツをご紹介します。

管理のコツ①植え付け

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ポールセンローズを苗で購入した場合は植え付けが必要です。鉢植えなら鉢植えを用意し、底にネットを敷いて鉢底用の石を入れます。根や土を崩さないようにそっとバラをポットから出し、鉢に入れて土を入れます。この土はバラ専用の培養土が便利です。根から離れた場所に固形肥料を置いて土がなじむ程度に水をかけます。地植えの場合は基本は同じですが、複数植え付ける場合は間を10cmは空けるようにしてください。

管理のコツ②肥料

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ここではポールセンローズへの追肥の施し方をご紹介しましょう。植え替えのときは、植え付けのときと同じように施します。また、花が咲いているときは1週間に一度液体肥料を、花が終わったら固形肥料を1か月に1回与えます。新芽やつぼみの時期は2週間に1回液体肥料を与えましょう。冬の期間は休眠しているので肥料は必要ありません。

管理のコツ③水やり

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ポールセンローズの水やりのコツは、土に水をかけるということです。株や葉に水がかかると病気になりやすくなるので、根元にだけかけるようにしてください。地植えのときも土だけにかかるようにしましょう。春や秋は3~4日に1回、夏は1~2日に1回、冬は5~6日に1回が目安です。水は鉢の下から出てくるくらいあげてください。受け皿に水を入れて、鉢の底を浸けて10分~20分置く方法も、葉などに水がつかないのでおすすめです。

管理のコツ④置き場所

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ポールセンローズは耐陰性の高い花です。室内でも十分に楽しむことができます。室内に置く場合は日当たりが良く、風通しの良い場所に置いてください。最低でも1日に2~3時間は日光に当てるように心がけましょう。戸外に置く場合も日当たりや風通しの良い場所に置くのがコツですが、雨や霜が当たらない場所にしてください。

管理のコツ⑤植え替え

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ポールセンローズを鉢植えで管理する場合、1年に1回程度の植え替えが必要になります。時期は12月~2月頃がおすすめです。植え替えの鉢は元の鉢よりも一回り大きいものを使います。基本は植え付けのときと同じ方法ですが、植え替え時は根の掃除も意識します。バラを鉢から出したら、土をある程度落として茶色く枯れた根は切りましょう。そして、新しい鉢に入れて同じように培養土を入れます。植え替え後の水も土をなじませる程度にしてください。

管理のコツ⑥剪定

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ポールセンローズの剪定は、花の終わりに全体の1/3くらいほどを切り戻します。剪定後、2か月ほどでまた花が咲きます。秋の花が終わったら同じように剪定し、12月末~1月にもう一度全体の1/3ほどをカットしましょう。夏は基本的に剪定をしませんが、8月下旬〜9月上旬頃に枯れた枝を整理しておくとよいでしょう。株が充実していないときや、初心者で切るのは怖いというときは、折り曲げるだけの折り曲げ剪定をおすすめします。折る場所の目安は同じです。

ポールセンローズが枯れる原因

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病害虫に強いポールセンローズですが、乾燥や高温によるストレスには弱いところがあります。枯れた枝は早めに取り除き、蒸れないようにしましょう。そして、夏の蒸し暑さはバラにとって最大の敵です。直射日光の当たらないところで管理し、水枯れにも特に注意してください。

ポールセンローズと病害虫

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ポールセンローズがかかりやすい病気として挙げられるのが、うどんこ病です。葉の表面が粉をふいたように白くなる病気ですが、原因はカビなので蒸らさないことが大切です。こまめに花がらを摘むことも蒸れの防止につながります。かかりやすいのは4月~11月で特に注意が必要なのが9月~10月です。市販の殺虫殺菌剤を定期的に散布すると病害虫を防ぐことができます。使用の際は製造元の指示に従って適切に使用してください。

ポールセンローズの挿し木の方法

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ポールセンローズは挿し木で増やせます。まず、花が咲き終わる頃の枝を用意します。長ければ2〜3節に切ってください。花とその下の部分は使いません。これを1時間ほど水につけます。その後、ビニールポットに入れた挿し木用の土に割りばしなどで穴を開け、そこに挿してぐらつかないよう抑え、水をあげます。最初の3日は毎日、それ以降は乾かさない程度の水やりで大丈夫です。ポットの下から白い根が出るまで、明るい日陰で管理しましょう。

まとめ

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いかがでしたでしょうか。ポールセンローズは可愛らしいミニバラの中でも管理がしやすく、日陰でも育ち、病害虫にも強いバラです。大切な方への贈り物としても、ご自身へのプレゼントとしても魅力的な品種です。室内でも管理できる手軽さと長い期間花を楽しめるという喜びは、日々の潤いとなってくれるでしょう。バラは難しそう、と思っている方も、ポールセンローズからバラのある生活を始めてみませんか?

Yukari
ライター

Yukari

バラや山野草も育てています。最近少しハーブ寄りです。自家製ハーブで化粧水やらポプリやらを作っている時の魔女っ子気分が大好きです。

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