バラの種類まとめ!品種名・学名・特徴・色・香りなどを一覧でご紹介!

バラの種類まとめ!品種名・学名・特徴・色・香りなどを一覧でご紹介!

美しく香り高いバラは、昔も今も変わらず世界中の人から人気を集めています。そんなバラには数え切れないほどたくさんの種類があるのをご存知ですか?そこでここではバラを特徴や色・香りなどで種類別にしたものを、わかりやすく一覧にまとめてみました。

記事の目次

  1. 1.バラの歴史と学名
  2. 2.バラの系統の種類 ①原種ローズ(8種)
  3. 3.バラの系統の種類 ②オールドローズ(13系統)
  4. 4.バラの系統の種類 ③モダンローズ(4種)
  5. 5.バラの花形の種類一覧(5種)
  6. 6.バラの樹形の種類(5種)
  7. 7.バラの香りの種類(6種)
  8. 8.バラの色と花言葉一覧
  9. 9.まとめ

バラの系統の種類 ②オールドローズ(13系統)

オールドローズは、原種バラを交配して生まれたバラで、主にヨーロッパで多くの人気の高いバラが生み出られてきました。オールドローズの特徴は何といってもその花の優しい愛らしさにあると言えるでしょう。2mほど伸びる枝はとてもしなやかなのでつるバラに仕立てることもでき、花はうつむきがちに咲きます。一季咲きなので春にしか咲かないのが残念ですが、開花を一年かけてゆっくり待つというのも、また趣があっていいかもしれませんね。このオールドローズの中にもたくさんの系統があるので、それぞれを詳しくご紹介します。

ガリカローズ系(Gallica)

<ロサ・ムンディ>

ガリカローズ系のバラは赤色や濃いピンクが多くて、花も大輪になります。香りも濃厚なので優雅な雰囲気があり、人気のあるオールドローズです。木立性のものが多くて比較的コンパクトにまとまります。イギリスの薔薇戦争で、ランカスター家の赤バラになったのもガリカ系のオールドローズでした。

ダマスクローズ系(Damask)

<マダム・アルディ>

ダマスクローズ系のバラは、主に白や淡いピンクの花色です。どの品種も強いダマスク系の香りがあって、人気のあるオールドローズがたくさんあります。このダマスクローズには、一季咲きのサマー・ダマスクと、秋にも返り咲きするオータム・ダマスクの2種類があるのが特徴です。秋に返り咲きするのはオールドローズとしては珍しいですね。

アルバローズ系(Alba)

<ロサ・アルバ・セミプレナ>

アルバローズ系のバラには白バラが多く、イギリスの薔薇戦争でヨーク家の記章になった白バラがアルバローズ系でした。また、ボッティチェリの「ビーナスの誕生」という絵にも、このアルバローズ系のバラが描かれています。銀色がかった緑色の葉が特徴で、淡い柑橘系の香りもさわやかなバラです。

ケンティフォリアローズ系(Centifolia)

<ロサ・ケンティフォリア>

ケンティフォリア系のバラはピンク色で花弁の数も多く、優雅な雰囲気があります。ダマスク系の香りも強く、昔からたくさんの人に愛されました。ナポレオンの妻でバラ愛好家として有名なジョセフィーヌの肖像画にも、このケンティフォリアローズが描かれています。とげが多いので注意しなくてはいけませんが、つるバラとして今も昔も人気の高いオールドローズです。

モスローズ系(Moss)

<ウィリアム・ロブ>

モスローズ系のバラはガクや茎に苔(モス)のような繊毛があり、これはほかの品種にはない特徴です。原種ローズのような野性味もありますね。濃いピンクから淡いピンクまで様々なピンク系の花色があります。

ブルボンローズ系(Bourbon)

<ルイーズ・オディエ>

ブルボンローズ系のバラにはピンク色系が多く、四季咲きすることが大きな特徴です。とても豊かな香りで、よく伸びるのでつるバラとしても利用されます。フランスの植民地、ブルボン島に自生していた「ローズ・エドワード」というバラをもとにして生まれたので、ブルボン系と呼ばれるようになりました。

ポートランドローズ系(Portland)

<ジャック・カルティエ>

ポートランドローズ系のバラは、オールドローズとしては珍しい四季咲きの特性を持った最初の系統と言われています。花の色はピンク系で、濃淡さまざまな品種があります。薄い花弁が何重にも重なってクラシカルな雰囲気があります。

チャイナローズ系(China)

<オールド・ブラッシュ>

チャイナローズ系のバラは名前の通り中国原産の原種ローズを起源としています。四季咲き性があり、香りが強く、木立性があって、花弁が外側にカールする剣弁咲きで、それまでのオールドローズとは違った個性を持っています。この特性が後のモダンローズの基礎になって、ヨーロッパのバラに大きな影響を与えました。

ティーローズ系(Tea)

<マダム・ブラヴィ>

ティーローズ系のバラは、その名の通り紅茶(ティー)の香りがあり、大輪の花が多くて四季咲きであることが特徴です。枝が柔らかくてとげも少なめです。クリーム色のような黄味を帯びたような花があるのも、それまでのオールドローズにはなかった特徴で、ここから黄色系のバラも多く誕生しました。

ポリアンサローズ系(Polyantha)

<オレンジ・マザーズデイ>

ポリアンサローズ系のバラは房咲きすることが大きな特徴で、この系統からフロリバンダ系のバラやミニバラがたくさん作らています。日本のロサ・ムルティフローラ(ノイバラ)から交配されて作られたバラで、背丈は伸びず、コンパクトな樹形に育ちます。

ランブラーローズ系(Rambler)

<フランソワ・ジュランビル>

ランブラーローズ系のバラは日本のロサ・ルキアエ(テリハノイバラ)からつる性を受け継いだ系統です。ランブラーというのは、「よく伸びる」という意味で、ほふく性もあって6mほどのつるバラになります。とても強くて花つきもいいのがうれしいですね。

ハイブリッド・パーペチュアルローズ系(H.Perpetual)

<リゼット・ドゥ・ベランジェ>

ハイブリッド・パーペチュアルローズ系のバラはオールドローズの最後の系統で、大輪の花が長期間よく返り咲きします。豪華な雰囲気のある花で、その後のモダンローズにつながるバラと言えるでしょう。

ノワゼットローズ系(Noisette)

<レーブ・ドール>

ノワゼットローズ系はアメリカで作られたオールドローズです。それまでヨーロッパが主だったので、当時は斬新的だったでしょうね。四季咲きが強く、何度もよく返り咲きします。ロサ・モスカータのムスクの香りを受け継いでいます。

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バラの系統の種類 ③モダンローズ(4種)

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