ガーデンシクラメンとは?その特徴・魅力は?普通のシクラメンとは違うの?

ガーデンシクラメンとは?その特徴・魅力は?普通のシクラメンとは違うの?

冬のガーデニングで人気のシクラメンのなかでも、ガーデンシクラメンは小型で耐寒性の強いシクラメンです。一般的なシクラメンと違い、冬の屋外でも栽培が可能で、育て方も少し違ってきます。この記事では、そんなガーデンシクラメンの特徴や魅力、育て方をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.ガーデンシクラメンとは
  2. 2.ガーデンシクラメンの特徴
  3. 3.ガーデンシクラメンの育て方
  4. 4.まとめ

ガーデンシクラメンとは

シクラメンは、花の少ない冬の時期を彩ってくれます。そのなかでも小型で耐寒性があるのがガーデンシクラメンです。花色が豊かで、屋外での鉢植え栽培はもちろんのこと、地域によっては地植えでも楽しめることから人気があります。また、昔から品種改良が盛んで、さまざまな品種があり、コレクション性が高いのも人気の理由の一つです。

ガーデンシクラメンの基本情報

科名 サクラソウ科
属名 シクラメン属
原産地 地中海沿岸
形態 多年草
園芸分類 球根植物
開花期 10月中旬~4月中旬
耐暑性 普通
耐寒性 やや弱い

ミニシクラメンの一種

ガーデンシクラメンは、ミニシクラメンと呼ばれる小柄のシクラメンの一種です。ミニシクラメンは名前のとおり、一般的なシクラメンと比べて、花の大きさが小さいのが特徴です。ガーデンシクラメンは小柄なシクラメンのなかで、さらに耐寒性の強い種類のことを指しますが、定義が曖昧なため購入時にしっかりと確認しましょう。

ガーデンシクラメンの特徴

こちらではガーデンシクラメンの特徴をご紹介します。一般的なシクラメンとの違いもチェックしましょう。

耐寒性

ガーデンシクラメンは、一般的なシクラメンと違い寒さに強いのが特徴です。一般的なシクラメンの耐寒性は5℃程度とされていますが、ガーデンシクラメンは0~-5℃までの耐寒性があるのです。そのため、関東以西であれば冬の間も屋外で育てられます。しかし、霜にあたってしまうとしおれる可能性もあります。軒下での栽培や、霜よけを設置して栽培してください。

地植えも可能

ガーデンシクラメンの魅力は何といっても地植えが可能なことです。関東より西の地域であれば、地植えで冬を越すことができ、庭の植栽として植えこめます。シクラメンを植栽にすることで、庭造りの幅を広げられます。

開花期間

種類にもよりますが、一般的なシクラメンは冬の間の2カ月ほどが開花期です。それに対しガーデンシクラメンは、秋から春まで半年近くと長い間、花を楽しめます。花の種類が少なくなりがちな冬の時期に、鮮やかな花を楽しめるのが魅力です。

花の種類が豊富

ガーデンシクラメンは日本を含めて世界各地で品種改良が盛んです。そのため、赤、白、ピンク、紫のさまざまな色に加えて、各色が入り混じった花や、八重咲や縁が波打つビクトリア咲き、ギザギザの花など形も多様化しています。一つの種類をたくさん植えるのもよいですし、寄せ植えをしたり、コレクションしたりするのもよいですね。

次のページでは、ガーデンシクラメンの育て方などを見ていきましょう!

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ガーデンシクラメンの育て方

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