シャスターデージーの育て方！花後の管理や植え付けのポイントを解説

黄色く丸い花芯の周りに白い無数の花びら。「すき、きらい、…」幼いころ花占いに使ったあの花は、シャスターデージーではないですか？マーガレットによく似たこの花は、こぼれ種でも増えるので、空き地や道端で見かけることもよくあります。

アメリカの育種家ルーサー・バーバングがフランスギクにハマギクを交配してできたのがこのシャスターデージーです。カリフォルニア州の聖なる山、シャスタ山の白い雪にちなんで名付けられたそうです。普段は細長い葉のこんもりとした株状ですが、春になるとすっと茎をのばし開花します。

上記画像はスノーレディです。最もよく目にする一重咲タイプです。すくっと立ちあがった茎から、白い花が上を向いて咲いています。

上記画像は銀河です。通常花弁に見える部分を舌状花、中央の黄色い部分を筒状花といいます。丁字咲きとはこの筒状花の部分が大きくなり、はっきりと花びらに見える咲き方で、キク科によく現れます。

上記画像はキングス・クラウンです。花びらが多く重なった八重咲きも人気があります。シャスターデージーは基本的に白い花ですが、近年黄色い種類も出てきました。

上記画像はフィオナコグヒルです。八重咲きよりもさらに多くの花びらができ、咲き進むとボール状に丸くなります。

上記画像はスノードリフトです。糸状の花弁が咲き乱れる様子から、クレイジーデージーとよばれています。

シャスターデージーの花言葉は「すべてを耐え忍ぶ」「万事忍耐」「忍耐」「無意味」。無垢でかわいらしい白い花に似合わないような花言葉には、厳しい寒さを耐え忍んで、何事もなかったかのように毎年たくましく美しく繰り返し咲く姿が重ねられているのでしょうか。