デストロイヤってどんなジャガイモ品種?味の特徴やおすすめレシピを紹介!

デストロイヤってどんなジャガイモ品種?味の特徴やおすすめレシピを紹介!

デストロイヤは、じゃがいもとさつまいもを掛け合わせたような見た目が特徴のじゃがいも品種です。甘みが強く粘り気があり、栄養価も高いのでさまざまな料理に利用されています。そんなデストロイヤの特徴やおすすめのレシピ、名前の由来などをご紹介します。

記事の目次

  1. 1.デストロイヤ(じゃがいも)とは
  2. 2.デストロイヤ(じゃがいも)の特徴
  3. 3.デストロイヤ(じゃがいも)のおすすめレシピ
  4. 4.まとめ

デストロイヤ(じゃがいも)とは

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デストロイヤは、さつまいもとじゃがいもを掛け合わせたような見た目をしており、味は栗のように優しい甘みがする品種です。長崎県でじゃがいも農家を営んでいた「俵正彦」という方が作り出したじゃがいも品種で、さまざまな料理によくあうので人気があります。そんなデストロイヤの味や見た目の特徴や、おいしいレシピなどをご紹介します。

デストロイヤ(じゃがいも)の基本情報

科名 ナス科
正式名 グラウンド・ペチカ
別名 デストロイヤー
品種登録年 2000年
植え時期 2月〜3月
収穫時期 5月〜6月

デストロイヤ(じゃがいも)の名前の由来

デストロイヤは、真っ赤な芽が印象的なじゃがいも品種です。デストロイヤが生み出され、登録出願をしたときの「デストロイヤ」という名前が通称名として広まりました。「覆面マスクをかぶっているようにみえる」という理由から「デストロイヤ」と名付けられた面白い野菜です。

正式名は「炎」に由来して付けられている

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デストロイヤの正式名は「グラウンド・ペチカ」です。「ペチカ」とはロシア式の暖炉を意味する言葉で「地面(グラウンド)から暖炉(ペチカ)の炎が出ている」と例えられ「グラウンド・ペチカ」と名付けられました。デストロイヤの鮮やかな皮の色や、真っ赤な芽をもつ特徴にぴったりな正式名称ですね。

デストロイヤ(じゃがいも)の特徴

デストロイヤは「グラウンド・ペチカ」とも呼ばれ、約500gの種芋が600円程度で販売されています。栽培環境を選ばず、やせ地でも育つ丈夫な植物です。また、耐陰性があるため日陰でも栽培可能で、無農薬でも病害虫被害を受けずに収穫できるため「園芸革命をおこすじゃがいも」とも呼ばれています。そんなデストロイヤの、味や見た目の特徴をご紹介します。

デストロイヤは他のいもの品種に比べて味が濃厚でコクがあり、煮物や炒め物などさまざまな料理に幅広く利用されています。でんぷん質が多く含まれているため粘り気があり、やや肉質な食感を楽しめるのも魅力です。ふかし芋にすると、ほくほくとした栗のような甘みが出るので、味付けをしなくてもそのままで十分おいしく食べられます。

長期間保存しても味が落ちない

デストロイヤは栽培が簡単なだけでなく、長期間保存しても味が落ちず傷みにくいといわれています。そのため、家庭菜園で収穫したりスーパーなどで購入したりしたデストロイヤは、貯蔵用として保管できるのが魅力です。デストロイヤを保管する場合は、風通しのよい場所を選び、新聞紙などに包んで日陰に置いておきましょう。

見た目

デストロイヤの皮は、さつまいもの皮によく似た赤紫色をしています。しかし、さつまいもと違い「芽」の部分が鮮やかな赤色をしているのが特徴です。切り口はじゃがいもと同じような淡い黄色をしています。赤紫色の皮に真っ赤な芽がついているため、覆面マスクをかぶっているようにみえるユニークな見た目が人気の品種です。

芽の部分は毒素が含まれている

じゃがいもと共通する注意点ですが、デストロイヤもじゃがいも品種のため、芽の部分には毒素が含まれています。芽を取り除かないで食べてしまうと嘔吐や腹痛、下痢やめまいなどの症状が出てしまう恐れがあり危険です。デストロイヤを調理する場合は、芽をしっかりと取り除いてから使用しましょう。じゃがいもの毒性について、以下の記事も参考にしてみてくださいね。

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次のページでは、おすすめレシピをご紹介します。

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デストロイヤ(じゃがいも)のおすすめレシピ

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