あずきの健康的な食べ方と健康と美容のための利用法！あんこ以外にも？

あずきはマメ科の一年草で、縄文時代の遺跡から発掘されていることから、日本では長く親しまれていたと考えられます。ゆであずきなどで食べる以外にも、スキンケアなどさまざまな用途がありますよ。また体づくりに役立つ効能が期待される栄養分も豊富です。

あずき（小豆）はショウズとも呼ばれます。中国から渡ってきた「大豆（ダイズ）」に対して「小豆（ショウズ）」という名前が与えられたと考えられています。ショウズは外来語を訓読みしたもので、あずきは日本固有の名前です。

あずきの「ア」は赤を表し、「ズキ」はほかの豆類と比較すると煮崩れやすく、調理時間が短いことに由来すると考えられています。また赤粒木（アカツブキ）からあずきになったという説もあります。

あずきの食べ方として挙げられるのが「あんこ」です。あんこは甘くて人気ですが「あの甘い味が気になる」「砂糖を控えたい」という人に向く、甘くない煮方もあります。またあずきの煮汁にも栄養が溶け出しており、有効な利用法もあるのです。あずきを使ったレシピも知って、健康的な生活に役立てましょう。

あずきの煮汁のあずき水は、ダイエットにも効果的です。無糖がおすすめですが、お好みでハチミツなどの甘味料を少量加えてもよいでしょう。煮汁は冷蔵庫で保存しますが、傷みやすいので作ってから数日以内に飲み切りましょう。

• あずき：300g
• 水：2400mL

1. 鍋にあずきを入れ、あずきがかぶるくらいの水をはって1晩おく
2. 鍋を火にかけアクをとりながら煮る
3. 水が減ったら水をたしながら煮込み、あずきが好みのかたさになったら火をとめる
4. ザルにとって煮汁とあずきを分ける
5. 煮汁は冷蔵庫で保存し、数日以内に飲みきる

「あずきの煮方がむずかしい」「時間がない」という場合には、炊飯器や圧力鍋でご飯を炊くと同時に無糖の煮あずきを作る方法がおすすめです。あずき水の煮汁をとった後のあずきは、煮小豆として利用できます。

1. アズキを洗う耐熱容器にアズキと水を入れて1晩おく
2. 炊飯器または圧力鍋でコメを炊く
3. 準備をする炊飯器の釜または圧力鍋の中央にアズキと水を入れた耐熱容器を置く
4. 通常通りにご飯を炊く
5. 圧力鍋の場合は加圧して7分程度を目安として加熱する

無糖では物足りないという場合は、簡単な煮方で手作りすれば甘さを自由に調整できます。黒砂糖やキビ砂糖などのヘルシーな砂糖を使えるのもポイントです。

1. ボウルにあずきを入れ水洗いする
2. 鍋にあずきとたっぷりの水をいれ中火にかける
3. 沸騰したら火をとめて煮汁を捨てる（アク抜き）
4. 鍋に再び水をたっぷりいれて弱火～中火で煮る
5. あずきが常に水に漬かっているように、必要に応じて水をたしながらやわらかくなるまで煮る
6. あずきが指でつぶれる程度にやわらかくなったら砂糖を加え煮詰めていく
7. 甘さを確認し足りないようなら砂糖をたす
8. 好みの硬さになるまで煮詰める
9. 水分が少なくなると焦げやすいのでこまめに混ぜる
10. 火をとめて冷ます

1. あずきを洗う
2. ステンレスマグにあずきをいれ、熱湯をあずきがかぶるように注ぎいれ、ふたをして30分以上おく
3. 湯をすて、再度熱湯を注ぎいれ30分以上おく
4. 湯をすて、熱湯を注いで1晩おく
5. 鍋に湯をきったあずきを移し、ひたひたの水を加えて火にかける
6. 沸騰したら砂糖を2～3回にわけて入れる
7. 好みの硬さになったら塩を加えて火をとめる

1. あずきを水洗いし、コメをといでザルにあげる
2. 圧力鍋にあずきと水をいれて、強火でひと煮立ちさせたら弱火にする
3. ふたをして15分程度圧をかけたら火をとめる
4. 圧が下がったらふたを開ける
5. 圧力鍋にコメを加えて弱火で約30分煮込む

• ゆであずき（無糖）：適量
• ひよこ豆、金時豆など好みの豆（サラダ用、缶詰など調理済みのもの）：適量
• レッドオニオン：1/4個
• チーズ：20g
• キュウリ：1本
• トマト：1個

• オリーブオイル：大さじ1
• 砂糖：小さじ1
• 酢：大さじ1
• 塩・コショウ：適量

1. レッドオニオンは1cm角に切って水にさらす
2. チーズ、トマト、キュウリは1cm角に切る
3. ドレッシングの材料を混ぜあわせる
4. ボウルにあずき、その他の豆、レッドオニオン、2を加えて混ぜる
5. 3のドレッシングをあえてよく混ぜ、冷蔵庫で味がなじむまでおく