ドライフルーツのカロリーは高い？低い？モモやミカンなど各種ご紹介！

効能だけではなく味の好みもあるので、さまざまなドライフルーツに出会って好きな味を探すのもよいでしょう。専門店の中には試食可能なところや、何種類かアソートしたものを販売しているところもあります。

ドライフルーツ専門店では数十種のドライフルーツが店頭に並んでいます。最近ではドライフルーツ専門店のほかに、グラノーラ・ミューズリー・雑穀・ドライベジタブルなどと一緒に自分好みに配合したオリジナルミックスシリアルが購入できる、おしゃれなショップやカフェがオープンしています。またネット販売もされています。

カラフルなドライフルーツは忙しい朝食タイムを手間なく華やかにします。その日の気分や体調で自分好みにミックスするのもよいでしょう。ドライフルーツは食物繊維が豊富なので、栄養を十分に取るにはよく噛んで食べることが必要です。咀嚼することで満腹中枢が刺激され、過剰摂取防止につながります。また、唾液の消化酵素とよく混ざり合うことで消化を助けます。

ドライフルーツとともにシリアルや牛乳、ヨーグルト、はちみつなどをトッピングすると効能と栄養価がさらに高まります。牛乳やヨーグルトにはカルシウムが豊富で整腸作用もありますし、はちみつにも抗酸化作用・美肌効果・整腸作用・疲労回復などに高い効果が期待できます。また主食やティータイムにドライフルーツ入りのパンやマフィン・パウンドケーキ・スコーンといったお菓子を上手に取り入れるのもよいでしょう。欧米では、ポリッジ（朝食の定番主食。日本でいうおかゆのようなもの）にも入れているようです。

国産で無添加、そしてできれば砂糖不使用の市販品を求めるとなると、比較的高価なものになります。そこでぜひ、手作りすることをおすすめします。無添加の自家製ドライフルーツは、市販のものとは違って長期間保存ができませんが、手作りすることで健康への意識向上にも役立ちますし、日々の食事やお菓子作りも楽しいものになるでしょう。

まずスーパーなどで年中手に入るリンゴ・キウイ・レモンなどから始めて、慣れてきたら水分が多めのミカン・メロン・パイナップル・梨、モモに挑戦してみてはいかがでしょうか。手作り方法にもそれぞれメリットとデメリットがあるので、使用する果実や生活スタイルに一番合うものを選択しましょう。

昔ながらの一番エコな方法です。晴れた日に薄くスライスした果実を網やざるなどに並べて干します。キウイ・モモ・パイナップルなどの水分の多い果実は、キッチンペーパーを敷いて水分を吸収させます。ペーパーに貼りつかないようにときどき裏返して確認しましょう。夜露にあたるのを避けるため、夕方には撤収します。梅雨など雨の多い時期はカビが生えやすいので不向きです。乾燥度合いによって天日干しする日数が変わってきます。この方法は季節や天候に左右されるのと、陽当たりのよいスペースが必要です。

オーブンはクッキングシートを使い加熱して水分を飛ばします。多少時間はかかりますが、香ばしく仕上がります。ただし果実によって必要な加熱温度や時間がまちまちなので、コツをつかむまで経験が必要です。電子レンジは短い時間でできあがるので、忙しい方にはおすすめです。電磁波で加熱して水分を飛ばしますが、こちらも食材や切り方よって加熱時間に差があります。分刻みでこまめに乾燥具合を確認しましょう。モモやメロンやミカンなど水分の多い果実に向いてます。どちらも熱を加えるので、栄養素が損なわれることがあります。

タイマー付きや温度設定できるものがあり、価格も低いものから業務用に近いものまでさまざまです。低温設定で乾燥させれば熱に弱い栄養素を損なうことはありません。梨など水分が多い果実でもうまく乾燥できます。手作りによる無添加ドライフルーツライフが日々の生活に定着したら購入を考えるのもよいでしょう。

ドライフルーツはサプリメントとは違い天然の果実をそのまま使っているので、バランスよく摂取していれば何の問題もありません。うまく生活に取り入れることで、健康への意識も高まります。ぜひ今日からドライフルーツライフを楽しみましょう。