クガイソウ(九蓋草)とは?開花時期などの特徴や利用のされ方を紹介!

クガイソウ(九蓋草)とは?開花時期などの特徴や利用のされ方を紹介!

クガイソウは、日本でも北海道から九州まで生育している、山で見かけることもある野草です。クガイソウは根を漢方薬として、春先の若芽を食用や入浴剤として利用されています。この記事では、クガイソウの花や葉の特徴、またどのように利用されているかについてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.クガイソウとは
  2. 2.クガイソウの特徴
  3. 3.クガイソウの利用のされ方
  4. 4.クガイソウの育て方
  5. 5.まとめ

クガイソウの育て方

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

寒さにも暑さにも強いクガイソウは初心者にも育てやすいです。クガイソウの基本的な育て方についてご紹介します。

育て方①水やり

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クガイソウは土が乾燥したら鉢底からあふれるくらいの水を与えます。地植えの場合は、雨水で問題ないですが、乾燥しているようであれば与えるようにしましょう。

育て方②置き場所

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日当たりのよい場所を選ぶようにしましょう。ただし夏の時期は真夏の直射日光を避け、半日陰の場所へ移動するようにします。寒さには強いので、冬は屋外でも冬越しが可能です。

育て方③用土

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クガイソウは水はけのよい用土を好みます。用土には赤玉土と鹿沼土、腐葉土を使用しましょう。地植えする場合も腐葉土を今ある土に混ぜるようにします。

育て方④肥料

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クガイソウには、植え付け時や春と秋の季節の変わり目に緩効性の肥料を与えるようにします。

育て方⑤手入れ

クガイソウは一本の茎で伸びていき、枝分かれしません。5月ごろになったら茎を一度摘心しておきましょう。また終わった花は早めに切るようにします。クガイソウには害虫予防のため、10月ごろになったら殺虫剤を使用するようにしましょう。

摘心をして花を咲かせましょう

出典:写真AC

クガイソウは摘心することで、開花時期にたくさんの花を咲かせることができます。摘心をしないと少し早めに花が咲きますが、茎が伸びきって不格好になってしまうことがあります。開花時期は少し遅れますが、摘心をすれば葉が充実し、元気な花を咲かせてくれます。

ボタ爺

ボタ爺

摘心(てきしん)とは、花や実が大きくなるように、新しく伸びてきている茎や枝を摘み取ることです。

育て方⑥植え付け・植え替え

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クガイソウが増えて植木鉢が込み合ってきたら植え替えをするようにしましょう。植え替えの時期は秋ごろがおすすめです。

育て方⑦増やし方

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クガイソウは種の他に、株分けや挿し木で増やすことができます。

まとめ

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

クガイソウの名前の由来やいろいろな場面で利用されていることに驚いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。山を散策した際には、クガイソウがあるかぜひ探してみてください。

りっぴー
ライター

りっぴー

癒される自然の中にいることが好きです。

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