リトープスとは?種類や特徴、植え替えや脱皮などの育て方まで解説!

リトープスとは?種類や特徴、植え替えや脱皮などの育て方まで解説!

アフリカ原産の多肉植物の一つであるリトープスについての育て方の特集です。一見するとかなり珍しい形をしているので好き嫌いが分かれますが、リトープスにハマった人もたくさんいます。その育て方のポイントや特徴を中心にお送りします。

記事の目次

  1. 1.リトープスとは?
  2. 2.リトープスの特徴
  3. 3.リトープスの種類
  4. 4.リトープスの育て方
  5. 5.まとめ

リトープスの種類

Photo by Marcello Andrenacci

リトープスの原生地は南アフリカ、ナミビア、ボツワナなどのアフリカ大陸です。アフリカといえば暑い場所を連想しがちですが、むしろ日本より寒い場所で原生しています。ハマミズナ科で変種、亜種を含めて約150~160の種類があり、現在日本に輸入される品種は40種類くらいです。中でも園芸品種としておすすめなリトープスをいくつかご紹介します。

日輪玉(にちりんぎょく)

Photo by wallygrom

リトープスの中でも代表格ともいえるような種類が日輪玉です。濃い褐色の模様がきれいに入っているのが特徴的です。直径約7cmくらいまで育ち黄色い花が咲きます。日輪玉はとても日当たりのよい場所を好みますので、室内での栽培でも日当たりの良い場所を選ぶといいでしょう。耐寒性もある品種なので初心者におすすめなリトープスの一つです。

オリーブ玉

Photo by ms.Tea

オリーブ玉は全体的に淡い緑色の肌をしているリトープスの品種です。まるでオリーブの実のような色合いということです。中心から黄色の花を咲かせます。原産地に行くと石英の小石「珪石」がある土の場所に自生していることがよくあります。同じリトープスの中の品種である大津絵と類似しているのも特徴です。

大津絵(おおつえ)

Photo by candiru

大津絵という品種も、リトープスの中ではかなり人気がある種類です。ハート形の全体を形成し、中型種で灰緑色をベースにあらい緑色の模様が入っているのが特徴です。きれいな黄色の花を付ける習性があります。自然界では「片麻岩(へんまがん)」のそばに自生するとされ、周囲の状況などを模擬しているとされています。

紫勲(しくん)

Photo by munnibee

紫勲もリトープスの中では古くから認知されている定番品種の一つです。全体に赤胴色や黄色、オレンジ色などの細かい模様が入っていて華やかな印象のリトープスです。模様のバリエーションが多いことで観賞用として人気があります。耐寒性や丈夫さもあることから、初心者にも育てやすいという魅力があります。季節が来ると黄色い花が開花します。

柘榴玉(ざくろぎょく)

リトープスの一種である柘榴玉は、紋様がはっきり浮かび上がった黄花タイプのものが豊富にあります。さらにその種別として「ルブロロゼウス」「サルプレア」「雀卵玉」といったものがあります。濃淡のコントラストを見せてくれる美しい品種として親しまれています。

宝翠玉(ほうすいぎょく)

リトープスの種類の中でちょっとだけ珍しいタイプが宝翠玉という品種です。葉っぱは大きく広がっていて、Y字型になっているのが特徴です。さらに「紫宝翠玉」という種類のリトープスの場合、白や黄色ではなく赤い花を咲かせることがあってその珍しさに魅了されます。

ボタニ子

ボタニ子

次はいよいよリトープスの育て方について紹介します。

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リトープスの育て方

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