かぶ(蕪)の旬な時期はいつ?カブの栄養や効能も併せてご紹介!

かぶ(蕪)の旬な時期はいつ?カブの栄養や効能も併せてご紹介!

身近な野菜として季節を問わず1年中スーパーで販売されているかぶ。本来の旬の時期はいつなのでしょうか?このページではかぶの旬の時期はもちろん、栄養と効能についてもご紹介します。効率よく栄養をとれるおすすめのレシピや食べ方も知ることで、かぶを美味しく食べましょう。

記事の目次

  1. 1.かぶの旬
  2. 2.かぶの特徴
  3. 3.かぶの栄養と効能
  4. 4.かぶの選び方
  5. 5.おすすめの食べ方
  6. 6.おすすめのレシピ
  7. 7.まとめ

かぶの旬

                                <a href="https://www.photo-ac.com/profile/804414">チョコクロ</a>さんによる<a href="https://www.photo-ac.com/">写真AC</a>からの写真

まるくて真っ白な根が美しく、食べるとそのみずみずしさや、くせのないやさしい甘みが美味しい、かぶ。スーパーでは一年中出回っていますが、旬の季節はいつなのか気になりませんか?かぶには様々な産地や種類があること、またその特徴についても学びましょう。

旬は春と秋!

かぶの旬は春の3~5月、また秋の10~12月の2回あります。かぶは暑すぎず寒すぎない冷涼な気候を好む野菜だからです。春にとれる春かぶと、秋にとれる秋かぶでは味わいや歯ごたえもことなり、季節が変わるごとにそれぞれの美味しさが楽しめます。

春かぶはみずみずしく生食むき

春かぶは、育つスピードがはやいので、根の部分がみずみずしくやわらかく、甘味が強いのが特徴です。かぶは火を通すもの、という認識が強いですが、春かぶは生食に適正があり、サラダやマリネにおすすめです。葉も茎ごと食べられるほど柔らかいため、葉ごとすべて使い切りましょう。

秋かぶは滋味ゆたかで旨みたっぷり

秋かぶは寒さのために育つのに時間がかかるのでじっくり育ち、かぶ本来の風味やしっかりした歯ごたえが特徴です。また霜がおりたり寒さが厳しくなると、凍らないように甘味や旨みをたくわえるようになります。お出汁もよく出るのでポトフなど煮込み料理が美味しいです。

産地は千葉など関東近県が主

旬の春かぶ、秋かぶは主に千葉、埼玉などの都市近郊が産地になっています。千葉県では特に東京に近い柏市、東庄町、松戸市で多く栽培されています。関東近郊におおいのは、大正時代に東京下町の漬物需要を満たすために、栽培がはじまったためとされています。

ボタニ子

ボタニ子

東京など消費都市に近く、冬でも温暖な千葉県ではかぶがとってもつくりやすいんです!

夏は涼しい北海道で生産

かぶの旬は春と秋ですが、夏でも涼しい北陸や北海道なら、かぶをつくることが可能です。また寒さの厳しい冬は主に関東でハウスやトンネル栽培をし、加温して育てられています。そのためスーパーでは産地を変えながら、一年を通して販売されています。

かぶの特徴

ボタニ子

ボタニ子

かぶは春の七草のひとつとして、昔から日本人に親しまれてきました!

原産地

かぶの原産地については、アフガニスタンを中心とした地域、またはヨーロッパ南部、西部の海岸地帯を原産とする二通りの説があります。どちらの場合も日本へは華中、シベリア方面から渡来したといわれています。また、日本への伝来の時期は縄文時代といわれています。

日本での利用

日本では昔から春の七草のひとつ、すずなとして重用されてきました。日本に伝来してから全国にひろがり、現在は各地に在来種が残っています。日本は世界の植物学者から「かぶの第二の原産地」といわれるほど種類がたくさんあり各地で栽培されています。

かぶの種類

かぶは白くてまるい、というイメージですがなかには細長いかぶや、赤い皮の赤かぶなど種類がたくさんあります。日本各地にひろがったかぶは、やがて地域に根付いた独自の変化をとげました。なかでも特徴的な二種類の在来種について見てみましょう。

滋賀の伝統野菜、日野菜かぶ

出典:写真AC

ボタニ子

ボタニ子

かぶなのに細長い!大根みたいですが葉っぱはちゃんとかぶの形です。

滋賀県でつくられている日野菜かぶは細長いのがユニーク!地面から飛び出た頭部分だけが日にあたり、綺麗な赤紫色をしていて地面に隠れている下部分は真っ白です。独特の辛味や旨みがあり、漬物にむいています。特に塩漬けは桜漬けとよばれ、親しまれています。

北海道の真っ赤な大野紅かぶ

出典:写真AC

真っ赤な皮が特徴的な紅かぶは、ほかのかぶよりも寒さに強いとされています。紅かぶの一種である大野紅かぶは、北海道の道南地方で栽培されてきた在来種です。本種は茎も真っ赤ですが、根の部分も中がわずかに赤く、皮ごと酢漬けにすると全体が綺麗な赤にそまります。

かぶは軸の部分!

                                <a href="https://www.photo-ac.com/profile/1183258">Daphnia</a>さんによる<a href="https://www.photo-ac.com/">写真AC</a>からの写真

かぶのまるい部分は、実は根っこではなく胚軸とよばれる部分です。胚軸とは子葉と根っこの間の茎の部分。ここが肥大して育ったのが、かぶの実のようにみえている部分です。畑では完全に土にうまらずに頭部分がでていて、単に根っこではないというのがよくわかりますね。

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かぶの栄養と効能

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