自宅や庭の目隠しにおすすめの庭木15選！おしゃれで人気な常緑低木は？

ギンバイカ（銀盃花）は、ハーブ界ではマートルという名で親しまれている人気の植物です。庭木としてギンバイカを植える大きな利点としてあげられるのは、病気と害虫にほとんど縁がないことでしょう。斑入りの品種もあり、こちらは全体的にクリーム色といった雰囲気になります。葉と黒い小さな実にはユーカリに似たすっきりとした香りがあります。剪定はざっくりとした感じでも問題ありません。

スカイペンシルはイヌツゲの仲間になりますが、縦に伸びる性質で葉はあまり横に広がりません。それでは目隠しにはちょっと…と思われがちですが、裏を返せば狭いスペースには最適の目隠し植物と考えられませんか？並べて植えると風通し良く、ちょっとおしゃれな生垣になるのも人気の理由の一つです。

和名は金宝樹。一目見たら忘れられない真っ赤なボトルブラシのような花がたくさん咲きます。他品種には白やピンクの花色もあります。華やかな外観は洋風の庭向きでしょう。個性的でおしゃれな庭を目指す方にはおすすめです。オーストラリア原産ということもあり、乾燥気味に育てるのがよいでしょう。成長はゆっくりめです。

アオキには斑の入ったものなどさまざまな種類があります。日陰や湿地に強いといったところからシェードガーデンにも最適です。昔から目隠しとして使われているせいか一見和風の感じですが、明るい葉色のものも数種あることから洋風の庭にも多く使われるようになりました。

和名では常緑ガマズミとなにやら強そうな名前ですが、病害虫に強く、暑さにも日陰にも強いことに加えて、強剪定もOKといった欠点のみられない植物です。葉は硬くて厚みがあり、冬でもきれいな緑を保ちます。画像の粒上の濃いピンク色はつぼみです。

美しい葉色で人気のベニバナトキワマンサクですが、葉には銅葉と緑の葉の二種類があります。通常のトキワマンサクは緑の葉に白花となります。白花と紅花の両方を組み合わせて植えるのもおもしろいかもしれませんね。生垣としてもおすすめです。

目隠し用というよりは低めの生垣として、ほかの植物と組み合わせて植えるとよいでしょう。春から秋口までは緑と赤の葉が混在している感じですが、気温が下がると見事に紅葉します。成長がとても遅いので、ある程度の高さが必要な場合は成長した苗を購入したほうがよいでしょう。