記事の目次
- 1.はじめに
- 2.上手な生垣の作り方
- 3.生垣におすすめの樹木①オリーブ
- 4.生垣におすすめの樹木②トキワマンサク
- 5.生垣におすすめの樹木③アラカシ
- 6.生垣におすすめの樹木④サザンカ
- 7.生垣におすすめの樹木⑤ウバメガシ
- 8.生垣におすすめの樹木⑥マキ
- 9.生垣におすすめの樹木⑦キンモクセイ
- 10.ガーデニングも楽しめる生垣①バラ
- 11.ガーデニングも楽しめる生垣②コニファー
- 12.ガーデニングも楽しめる生垣③ツツジ
- 13.ガーデニングも楽しめる生垣④ツバキ
- 14.生垣におすすめのハーブ①ローズマリー
- 15.生垣におすすめのハーブ②ローレル
- 16.生垣におすすめのハーブ③ラベンダー
- 17.生垣におすすめのハーブ④ユーカリ
- 18.まとめ
生垣におすすめの樹木⑤ウバメガシ
高さ | 5m程度、種類によっては20m以上になる |
耐寒性 | やや強い |
耐暑性 | 強い |
ウバメガシは、アラカシと同じどんぐりがなる樹木の仲間です。垣根として使う場合は、5mほどの低木の種類のものを選ぶと手入れも簡単です。20m以上に成長する背の高い種類のものを、目隠しや庭のシンボルツリーとして使うのもおすすめですよ。
ウバメガシの植え方
ウバメガシは日当たりのいい環境を好みますが、明るい日陰でも育てることができます。背の高い樹木を植える方法を参考に植え付けを行います。水やりはこまめに行いましょう。30cmは間隔をあけて植えていくのをおすすめします。
- 4~8月の間に植え付けを行うことができます。
- 3月頃と10月頃に剪定を行ってください。
- シンボルツリーとして育てる場合は20年以上かかるといわれています。
生垣におすすめの樹木⑥マキ
高さ | 5m以上 |
耐寒性 | やや強い |
耐暑性 | 強い |
童謡の「たきび」のモデルにもなったといわれているマキはイヌマキとも呼ばれ、古くから垣根として使われてきた人気が高い、低木の植物です。洋風の生垣にも合わせやすく、家をおしゃれに演出するほか、フェンスのように外と境界線の役割も担ってくれます。
マキの植え方
マキは日陰でも育てることができます。水はけのよい土を用意しましょう。とくに冬場の肥料は成長を促すほかにも、根張りをよくしたり、樹勢を回復させるなどの役割があるので施すようにしてください。植えてから2年以上に育った株なら水やりの必要はありませんが、それまではしっかり水やりをしましょう。
- 植え付けは3月または9月に行いましょう。
- 寒冷地で栽培する場合は、10月までに剪定を終えているのが好ましいです。
- 剪定の直後に病気にかかることがあるので、注意が必要です。
生垣におすすめの樹木⑦キンモクセイ
高さ | 5m以上 |
耐寒性 | やや弱い |
耐暑性 | やや強い |
甘いにおいが特徴的なキンモクセイは、垣根だけでなく庭のシンボルツリーとしても人気が高い植物です。5m以上に成長する特性を生かして、目隠しとして使うのもいいですね。しかし、キンモクセイは花粉症を引き起こす可能性があるので気をつけてください。
キンモクセイの植え方
日当たりのよい場所で栽培するとキンモクセイの花つきがよくなります。栽培する環境によっては花が咲かなくなる場合があるので、注意が必要です。霜にあたると成長しなくなってしまうので、植え付けには3~4月頃が適しています。
- 夏場は水切れをおこさないように、しっかり水やりをしましょう。
- 剪定は3~4月に行いますが、強く切り込みすぎると花が咲かなくなることもあるため、気をつけてください。
ガーデニングも楽しめる生垣①バラ
科目 | バラ科バラ属 |
耐寒性 | やや強い |
耐暑性 | やや強い |
イングリッシュガーデンには欠かせないバラは、おしゃれな生垣作りにぴったりな植物です。つるが伸びるタイプのものや、木立タイプのものなど種類もたくさんあるので、好みや目的に合わせて選びましょう。バラのトゲが外からの侵入者を防ぐフェンスのような役割をしてくれます。
バラの植え方
日当たりがよく、風通しのよい場所で栽培しましょう。水はけがいいのも大事なポイントです。植え付けができる期間が1~6月、9~12月と長いのも特徴的で、花も長く楽しむことができますよ。頻繁に水やりを行う必要はありませんが、土の表面が乾いていたら、たっぷりと水やりを行います。
- 1~2月の冬場に剪定を行うことで、成長を促し、美しく仕立て直すこともできます。
- 花が咲いた後の花がらはこまめに摘み取り、伸びた枝は3分の1程度切り落とすことで養分を保持することができます。
ガーデニングも楽しめる生垣②コニファー
高さ | 20m以上 |
耐寒性 | やや強い |
耐暑性 | やや弱い |
ガーデニングや寄せ植えなどでも大人気のコニファー。シンボルツリーとしても庭をおしゃれに演出できます。手入れも簡単で、地植えなら放置していてもぐんぐん成長していきます。5m程度の低木サイズに手入れをすることで、美しい見た目をキープすることができますよ。
コニファーの植え方
日当たりがよく、水はけのよい場所で栽培するようにしましょう。植えつけた直後はこまめな水やりが必要です。2ヶ月ほどたてば、乾燥していたら水やりをする程度で大丈夫です。成長が早くあっという間に大きくなるので、夏場などの暑い時期を避けて剪定を行いましょう。
- ほぼ1年中植え付けを行うことができます。
- 浅く細い根を張る傾向があるので、植えつけた後には支柱を立てるといいでしょう。
ガーデニングも楽しめる生垣③ツツジ
高さ | 2m |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 強い |
低木の生垣作りに人気なツツジは暑さや寒さにも強く、病気などにも強いのでガーデニング初心者にもおすすめの植物です。春先に咲く花が、家周りを明るくおしゃれにしてくれますよ。密集するように植えることで、フェンスのように使うこともできます。
ツツジの植え方
日当たりのよい場所で栽培するようにしましょう。日陰では花つきが悪くなる傾向があります。乾燥に弱いので、土が乾燥しないようにたっぷり水やりを行ってください。暑くなる夏場には朝と夕2回行うと効果的です。
- 植え付けは3~6月または10月がおすすめです。
- 夏場を避けて剪定を行い、風通しをよくします。
- 剪定する際は枝先から3cmほどをカットし、花がらの摘み取りも忘れずに行いましょう。
ガーデニングも楽しめる生垣④ツバキ
高さ | 5m~10m |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 強い |
低木に育つツバキは和風と洋風のどちらの生垣にも合わせやすく、おしゃれな垣根作りに人気が高い植物です。花が少なくなる冬の時期に、開花を楽しむことができることもおすすめポイントのひとつです。
ツバキの植え方
ツバきは日当たりのよい環境を好みます。日陰でも十分成長してくれますが、西日が苦手なので日の当たり方を工夫しましょう。2年以上植えつけているツバキは水やりの必要はありませんが、それまでは土の表面が乾燥しないように水やりを行います。
- 3月または9月頃に植え付けを行ってください。
- 剪定は数年に1度行い、古くなった枝の切り取りをする程度にしましょう。
出典:写真AC