エケベリアとは?
エケベリアは多肉植物で、セダムの名前で知られている園芸種の仲間です。中南米のメキシコなどの乾燥した地域に、約180種の原種があります。葉や茎に水を溜めることができ、乾燥に強く育てやすいので、大変人気が高い植物です。
基本情報
学名 | Echeveria |
和名 | エケベリア |
科名 | ベンケイソウ科 |
属名 | エケベリア属 |
多肉植物
エケベリアは多肉植物に含まれます。多肉植物に含まれる科は、サボテン、アロエ、ハマミズナ、ベンケイソウなどがあり、エケベリアはベンケイソウ科に含まれます。ベンケイソウ科の植物は世界中にみられる植物です。
品種
エケベリアには多くの品種があります。実に100種以上です、原種は約180種あり、主に中南米の乾燥した地域が原産地です。そこから、多くの品種交配により現在も品種は増えています。
エケベリア属の特徴
ベンケイソウ科エケベリア属の一番の特徴は、葉っぱの形です。ぷっくりとした見た目の可愛い形で、大きさも大小さまざまあります。属名のエケベリアの名前は、メキシコで植物誌の挿絵を描いていたAtanacio Echeverria(アタナシオ・エチュベリア)さんの名前からきています。
特徴①葉
エケベリアの葉っぱは、バラの花びらのように重なるロゼット状をしています。膨らんだ葉っぱが特徴で、多肉植物に含まれているため、葉や茎に水を溜める機能があります。乾燥に強く、育てやすい植物です。
特徴②花
エケベリアの花姿は、あまり見られないため不思議なイメージですが、花は咲きます。花の色はカラフルで、赤や桃色、黄色や茶色などいろいろです。花も2月~8月と種類によって咲く時期が異なります。花が咲いたら、切って飾るほうが株が元気なままです。
特徴③増やし方
エケベリアは、簡単な方法で増やすことができます。気に入ったエケベリアを育てて、増やし、長くエケベリアを楽しみましょう。
株分け
エケベリアの子株が増えてきたら、子株をカットします。植替え時期に株分けをするのがタイミングとしてよいでしょう。
葉挿し
エケベリアは葉挿しで簡単に増やしましょう。葉っぱは、付け根部分を付けて外します。その葉っぱを乾燥した土の上に置き、切り口に土をかけておきます。1週間ほどで根はでます。
ボタニ子
とてもたくさんある、エケベリア。25種類のエケベリアをご紹介します。まずは、最初の10種類です。