フローラ黒田園芸とは
雑貨やDIY、庭づくりなど植物との暮らしを、豊かに楽しく提案してくれる「フローラ黒田園芸」をご存知ですか。センスのいい花苗や多肉植物、観葉植物、雑貨などにあふれ、多くの植物愛好家から愛される園芸店です。フローラ黒田園芸を目当てに、遠方から訪れる人も多いといいます。植物好きなら一度は訪れたい、フローラ黒田園芸の魅力に迫ります。
ボタニ子
フローラ黒田園芸の始まり
フローラ黒田園芸は最初から園芸店だったわけではありません。元々は、一年草のポット苗などの花の生産農家でした。生産したものを市場に出荷しているうちに、次第にハウスに求めに訪れるお客様が多くなり、現在の売店の形態になったということです。
少数精鋭の家族経営
フローラ黒田園芸は、生産農家をしていた黒田諭さんが社長を務め、息子である健太郎さんと和義さん兄弟、そして数名のスタッフで経営をされています。それぞれが得意な分野を担当し、少数ながらも手入れの行き届いた、センスあふれるお店を季節ごとに楽しめるのが、最大の魅力です。
役割分担でセンスが光る
社長である黒田諭さんはDIYが得意で、店の敷地内にある小屋やベンチなどの制作をメインに担当されています。また、息子の健太郎さんは、店の広報や寄せ植え作り、ブログの更新などを、弟の和義さんは、植物や鉢などの仕入れや管理を担当されています。得意分野を活かすことで、それぞれのセンスが見事に混ざり合った空間は、多くの植物愛好家の憧れです。
フローラ黒田園芸の魅力①寄せ植え
フローラ黒田園芸を語るのに欠かせないのが、「寄せ植え」です。フローラ黒田園芸といえば、寄せ植えがすぐに思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。寄せ植えは主に、健太郎さんが担当されています。売れ行きが悪かった苗を寄せ植えにしたところ、苗や色の組み合わせが好評で、積極的に寄せ植えを置くようになったと著書などで話されています。
ボタニ子
人気がなかった苗でも、組み合わせや見せ方で売れるようになったのは、センスのなせる業ですね。
自由で洗練された寄せ植え
健太郎さんの作る寄せ植えは、自由度が高くとても洗練され、見るものを引き込むアーティスティックな寄せ植えです。また、植物の色や鉢、置く場所などの細かなバランスが素晴らしく、植物の新たな魅力に気づかされます。お店に置かれている寄せ植えを参考に、苗を買われる方が多いのも納得できるでしょう。
ボタニ子
植物の組み合わせでまるで違う表情になるのが、健太郎さんの寄せ植えの魅力。植物だけでなく、ファッションなどからもヒントを得ているそうよ!
ボタ爺
次ページからはフローラ黒田園芸の寄せ植えについて書かれた本についても紹介していくぞ。
植物好きにはたまらない、テーマパークのような場所ですね!