クラッスラとはどんな多肉植物?種類・特徴と育て方をご紹介!

クラッスラとはどんな多肉植物?種類・特徴と育て方をご紹介!

クラッスラというかわいらしい多肉植物をご存じでしょうか。クラッスラは有名なものからマイナーなものまで、日本で流通しているだけでもその種類は多岐にわたります。今回はクラッスラの代表的な種類や特徴、詳しい育て方などをご紹介します。

記事の目次

  1. 1.クラッスラの魅力とは?
  2. 2.クラッスラの特徴
  3. 3.クラッスラの種類
  4. 4.クラッスラの育て方
  5. 5.クラッスラの増やし方
  6. 6.クラッスラを上手に育ててみよう!

クラッスラの魅力とは?

クラッスラはかわいらしい見た目の多肉植物です。これから多肉植物を育ててみたい、という人はクラッスラを育ててみるのがおすすめです。初心者にも育てやすく手間がかからず、種類が多いため自分好みのクラッスラを見つけることができます。増やし方も簡単で増やす楽しみがある植物でもあります。今回はクラッスラの種類から育て方まで詳しく解説しますので、ぜひ好みのクラッスラを見つけて育ててみてくださいね。

クラッスラの基本情報

ベンケイソウ科
クラッスラ属
原産地 南アフリカ・熱帯アフリカなど
耐寒性 弱い(品種による)
耐暑性 普通(品種による)
花色 赤、オレンジ、白、ピンクなど(品種による)

クラッスラの特徴

クラッスラの特徴は世界に500種類はあるといわれるほどのその種類の多さです。形状も種類によって違うためコレクションする楽しみもあります。常緑の多年草であり基本的に耐寒性は弱いですが中には強い耐性を持つ品種もあります。乾燥には非常に強く、多少水やりを忘れてもめったに枯れることはありません。しかし逆に湿気には弱く、過湿気味にしてしまうとすぐに根腐れを起してしまいます。

和名には「金のなる木」や「星の王子」、「義経の舞」などのちょっと変わった名前が付けられているのが特徴!

花は咲く?

クラッスラには小さなかわいらしい花が咲きます。花色も開花時期も種類によって違い、赤やピンク、白、オレンジなど実にさまざまです。とはいえクラッスラの花はとても小さいため、主に観葉植物として葉を楽しむことの多い植物です。葉も緑一色というわけではなくピンクの葉や赤みがかかった葉などきれいなものが多くあります。

クラッスラの花言葉

クラッスラは有名な「金の成る木」などと呼ばれる品種があります。クラッスラの花言葉はその品種からきているようで、「不老長寿、一攫千金、富、幸運を招く」などのおめでたい花言葉をもっています。そのため贈り物などによく使われます。また、風水でも金運アップなどの効果があるとして人気があります。丸い葉のクラッスラであればリラックス効果もあるため、一鉢置いておくといいかもしれませんね。

クラッスラの種類

クラッスラにはたくさんの種類があり、日本で入手できる種類だけでも何十種類もあります。紅葉しない年中緑のものから、株全体が赤く染まる品種、丸い葉のものやとがった葉のものなど見た目もさまざまです。大きさもさまざまであるため、中には全く違う植物に見えるものもあります。また、耐暑性や耐寒性も品種によって違ってくるので、育てるときには注意が必要になります。できるだけ品種を確認して調べてから育てるようにしましょう。ここではいくつかの代表的な種類をご紹介します。

花月

金の成る木という別名を持つクラッスラが花月です。丸い葉が硬貨のように見えることが別名の由来だといわれています。クラッスラの花言葉もこの花月からきています。基本的にクラッスラは定木で小型の種類も多いすが、花月は大型の品種で、地植えにすると3m以上の育つこともあります。挿し木で増やすことができます。

黄金花月

黄金花月という名を持つクラッスラは比較的暑さにも寒さにも強く、育てやすい品種です。ただし真夏の直射日光は避けるのが育てるときのポイントです。また、増やし方も挿し木と葉挿しのどちらの方法でも成功率が高く、増やしやすい植物でもあります。小型のクラッスラで秋になると葉先が紅葉します。

彦星

成長スピードが遅い小型のクラッスラです。クラッスラには珍しく暑さが苦手な品種になります。増やし方は挿し木がいいでしょう。葉挿しでの方法はあまり成功率が高くありません。秋には葉先が紅葉し、全体的に薄く色づきます。耐暑性は弱いですが比較的耐寒性はあります。真夏以外であれば直射日光の当たる日当たりのよい場所で育てるのがおすすめです。

星の王子

かわいらしい名前を付けられたクラッスラ「星の王子」は、まるで花のような見た目の多肉植物です。小型のクラッスラで比較的耐寒性があります。秋にとても小さなかわいらしい花を咲かせる品種です。増やし方は挿し木よりも葉挿しですが、成功率はあまり高くはありません。クラッスラの中では増やしにくい品種でありほかのクラッスラと同じやり方をしても初心者が増やすのは少々難しい品種です。

紅葉祭り

クラッスラ属の紅葉祭りという品種は、その名の通り紅葉すると株全体が真っ赤に染まる植物です。夏以外はいつでも挿し木や葉挿しで増やすことができ、やり方も簡単であるためどんどん増やすことができます。花が咲く時期は秋です。美しく紅葉した葉とかわいらしい花を同時に楽しむことができます。ただし直射日光が足らないときれいに紅葉しないため日照不足には注意が必要です。

義経の舞

義経の舞は秋が深まると葉先が紅葉するクラッスラです。大きさは最大でも5cmほどとかなり小型の品種で、部屋などに飾っても邪魔になりません。開花時期は夏で、成長点から花芽が伸びてかわいらしい花が咲きます。原産地はアフリカで、クラッスラ属にしては比較的耐寒性のある種類です。挿し木での方法で簡単に増やすことができます。

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クラッスラの育て方

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