晩白柚（バンペイユ）のおすすめの食べ方は？旬の時期や保存法を紹介

晩白柚の約90％は水分でできており、カロリーは約40kcalです。その中にクエン酸やカリンギンなどが含まれており、生活習慣病の予防や体の調子を整える効果が期待されています。それでは、どのような栄養が含まれているのか効能もあわせて見てみましょう。

柑橘類の酸っぱい要素でもあるクエン酸は、疲労回復に効果があるといわれています。また、血液をサラサラにする効果も期待されるため、美容目的としてもおすすめの成分です。

晩白柚の内側にある白い皮には、食物繊維であるペクチンが含まれています。このペクチンには、整腸効果があるとされますので、毎日スッキリしないときなど、おなかの調子が悪いときに取り入れるとより効果的といわれています。

ナリンギンは、ビタミンCと結びつき、血流を整える効果があるといわれています。ナリンギンは晩白柚の白い皮に多く含まれており、皮をかじったときに苦いと感じる成分でもあります。血液がサラサラになるともいわれているため、美容にも効果が期待されますよ。

それでは、晩白柚を使った美味しい食べ方を紹介します。晩白柚はその美味しさから、高級品のフルーツとも呼ばれています。晩白柚は外皮も内皮も余すことなく食べられますので、美味しく調理して堪能しましょう。上手な皮のむき方も紹介するので、参考にしてみてください。

頭の部分を2cmほどナイフで切り落としたら、放射状に切り込みを入れていきます。なるべく、果実に傷がつかないように気をつけてくださいね。切り込みを入れたら、薄皮に果肉が包まれていますので、今度は手作業で果実を取り出しましょう。

晩白柚の切り方にアレンジを加えて、飾り切りに挑戦してみましょう。花をイメージして切り分けてみたり、いろいろなフルーツを入れて、器の代わりに使うのもおしゃれですよ。

晩白柚の皮にリンゴをあわせた、ジャムのレシピを紹介します。ジャムは保存食としてもおすすめですよ。清潔な瓶に詰めれば、1年間の保存も可能です。外側の皮はジャムに、内側の白い皮はシロップ漬けにして楽しむのもよいですね。

晩白柚のさわやかな酸味と、生ハムの塩味が絶妙な味わいのサラダのレシピを紹介します。スーパーで手に入りやすい材料で作れますよ。晩白柚以外の柑橘類を混ぜ合わせてもよいですね。ごはんのおかずや、お酒のおつまみにおすすめです。