下草おすすめ人気4選!相性のよいシンボルツリーも組み合わせてご紹介!

下草おすすめ人気4選!相性のよいシンボルツリーも組み合わせてご紹介!

下草はシンボルツリーを引き立て、景観をよくする植物です。実は、下草を植えることには、景観以外にも重要な意味や役割があります。この記事では、下草の意味や役割や選び方、初心者にもおすすめの人気の下草と、おすすめのシンボルツリーを紹介します。

記事の目次

  1. 1.下草とはどんな植物?
  2. 2.下草の役割
  3. 3.下草の選び方
  4. 4.下草におすすめの人気種類4選
  5. 5.まとめ

下草におすすめの人気種類4選

おすすめの下草①アイビー

Photo byRyanMcGuire

アイビーは常緑性のつる性植物で、観葉植物としても人気が高いです。葉が美しく葉色や模様などの種類も豊富であることや、丈夫で繁殖力が強く横にはって広がる性質から、下草やグランドカバーとしても、よく利用されています。アイビー(ivy)という名前は英語名で、古い英語「ifig」が由来です。ただし「ifig」の意味は不明とされています。

「ifig」の意味は、アイビーのドイツ名「イーフォイ(Efeu)」の語源である古ドイツ語「phihouwi」と同じでは?といわれています。

「phihouwi」の意味は「永遠の干し草」というんだ。「ifig」の意味も、これと同じなのではないか」という説があるんだよ。

アイビーを植える際の注意点

Photo byMabelAmber

アイビーは非常に繁殖力が強い植物です。地植えにするときは、その繁殖力を考慮することが重要になります。アイビーは近くに外壁や樹木があれば、それをつたって成長するため、放置していると地面ばかりか近くの外壁や木々まで覆いつくしてしまうからです。アイビーを地植えするときは、数年後の状態を想定して植えましょう。

相性のよいシンボルツリー

出典:写真AC

アイビーは葉形がかわいらしく、葉色のカラーバリエーションも豊富です。半日陰でも育つ強健な植物のため、シマトネリコやソヨゴのような人気の高い定番種はもとより、ほとんどのシンボルツリーと問題なく組み合わせられます。まさにガーデニング初心者向けの下草といえるでしょう。

アイビーは種類豊富な植物です。購入する前にいろんな品種をよく確認して、購入する品種を決めておきましょう。

アイビーの斑入り品種はおしゃれだけど、葉焼けしやすいのが難点なんだ。植える場所は明るめの半日陰がおすすめだよ。

ガーデニングにおいて、植物の選び方の基本は、植物の特徴や性質を把握することです。その植物にあった場所に植えましょうね。

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おすすめの下草②ヤブラン(藪蘭)

Photo by ニャホ

ヤブランはキジカクシ科の常緑性植物です。「ラン」という名前がついていますが、ラン科の植物ではありません。葉の形が蘭に似ていることから「藪に咲く蘭に似た花」という意味で、ヤブラン(藪蘭)という名前になりました。同じキジカクシ科のムスカリと花姿が似ていることから「サマームスカリ」という別名があります。

ガーデニング初心者向けの植物

ヤブランはとにかく丈夫な植物です。耐暑性・耐寒性・耐陰性のいずれも強く、育つ場所を選びません。この丈夫さから、緑化計画や造園によく利用されています。常緑性ですが花や実も観賞価値が高く、季節を通して楽しめます。このため、ガーデニング初心者におすすめの植物とされ、人気も高いです。斑入り品種もあります。ヤブランの斑入り品種は、和風にも洋風にもよくあうと人気が高いですよ。

ヤブランは日陰でも育つ植物ですが、日光に当たらないと花や実のつきが悪くなってしまいます。

ヤブランの花や実も楽しみたい場合は、日当たりのよい場所に植えようね。

相性のよいシンボルツリー

フリー写真素材ぱくたそ

ヤブランを下草として使うなら、シンボルツリーとの組み合わせは、モミジのような落葉樹がおすすめです。落葉樹は秋以降に葉を落としてしまうため、そのままでは寂しい景色を作ってしまいます。そこで、足元に常緑性植物を植えて寂しさをカバーするというわけです。ヤブランは丈夫ですが広がり過ぎないため、ほかの植物との共生もしやすいですよ。他品種の下草と一緒に植えて、華やかにするのもおすすめです。

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次のページでも、おすすめの下草を見ていきましょう!

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まとめ

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