アイビーの育て方!冬場の室内管理や寄せ植えの仕方など解説!

アイビーの育て方!冬場の室内管理や寄せ植えの仕方など解説!

ガーデニング初心者でも、アイビーの名をご存知の方は多いでしょう。英名のヘデラと呼ばれることも多く、特徴のあるかわいらしい葉をしています。アイビーは種類も豊富で育て方も簡単。寄せ植えではお花を引き立ててくれますよ。そんなアイビーの詳しい育て方をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.アイビーとは
  2. 2.アイビーの花言葉
  3. 3.アイビーの種類
  4. 4.アイビーのおすすめ品種
  5. 5.アイビーの育て方①普段の管理
  6. 6.アイビーの育て方②剪定や植え替え
  7. 7.アイビーの育て方③屋内と室内
  8. 8.アイビーの楽しみ方
  9. 9.アイビーの増やし方
  10. 10.アイビーのおしゃれな利用法
  11. 11.まとめ

アイビーとは

Photo byAlexas_Fotos

英名をヘデラと言う常緑のつる性植物です。とても強く斑入りやライムカラーの品種もあり、世界で500品種以上も流通しています。形も個性的で、星形やハート型、細葉のタイプや、葉が小さい種類など豊富です。石垣に地植えされているのをみかけます。花はほとんどの品種で、なかなかみることはできません。

アイビーの基本情報

Photo byPezibear

名称 アイビー、ヘデラ、イングリッシュアイビー
学名 Hedera
分類 常緑つる性木本
区分 ウコギ科キヅタ属
原産地 北アフリカ、ヨーロッパ、西アジア
草丈 10~20cm つるの長さ10m以上
開花期 9~12月(一部の品種のみ)
耐寒性 強い

アイビーの特徴

Photo byMabelAmber

常緑のつる性植物で、暑さ寒さに強く育てやすい植物です。グランドカバーとしてお庭の地植えにも適しています。ハイドロカルチャーを使って、室内で飾る観葉植物としてご存知の方も多いでしょう。葉の形や色もおどろくほど豊富にあり、いろいろな植物との相性もよく、寄せ植えでもよく使われています。肥料をさほど必要とせずよく育ち、公共緑地の斜面などにも利用されています。

アイビーの花言葉

Photo byHans

花はほとんどみかけることはできませんが、アイビーにも花言葉があります。季節をとおして、寒い冬でも青々とした葉を茂らせる生命力の強さから、アイビーには「永遠の愛」「友情」「結婚」「誠実」「不滅」の意味が込められています。

ボタニ子

ボタニ子

壁に根をおろし、絡み付いて成長する様子から「死んでも離れない」という花言葉もあるそうよ。

アイビーの種類

出展:筆者撮影

アイビーの代表的な種類に、ヘデラ・ヘリックス、ヘデラ・カナリエンシス、ヘデラ・コルシカがあります。ヘデラ・ヘリックスから品種改良された種類が豊富です。日本には約100種の園芸品種が流通しています。

  • ヘデラ・ヘリックス
一般的にアイビーと言うとヘデラ・ヘリックスを指すほど園芸店でよく並んでいる種類です。園芸品種もたくさん作出されています。
  • ヘデラ・カナリエンシス
寒い季節に葉色が赤くかわります。グランドカバーで使われることの多い品種です。
  • ヘデラ・コルシカ
ヘデラ・ヘリックスに比べて、葉は丸みをおび大きめです。

アイビーのおすすめ品種

Photo byBru-nO

品種が豊富なアイビーの中でも、特におすすめしたい種類をご紹介します。インテリアグリーンとしても使いやすく、またどんなお花とも相性よく、利用できますよ。

ヘデラ・ヘリックス「白雪姫」

出展:筆者撮影

葉全体にクリーム色の斑が入り、新芽の方から斑が出てきます。上品でかわいらしい印象を与え、寄せ植えでも目を引くポイントになる品種です。直射日光など日当たりがよすぎると葉やけをおこしてしまいます。

ボタニ子

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今までにない色の品種で、大人気になりました!

ヘデラ・ヘリックス「ゴールドチャイルド」

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園芸店でもよく見かける品種ですが、ライムグリーンの葉色と斑は、寄せ植えの中でも明るい印象を与えてくれます。青~紫系の花と反対色の組み合わせとして、選びやすいアイビーです。同じ黄色系の葉色をもつベアグラスとも相性がいいですよ。

ヘデラ・ヘリックス「グレイシャー」

アイビーの中でも青色系の葉色をもち、白~グレーの斑が明るくさせ、アンティーク風の雰囲気によくあいます。ミスカンサスのような同じ青みのグリーンと組み合わせると、落ち着いた感じの寄せ植えになるでしょう。

ヘデラ・ヘリックス「雪ほたる」

アイビーの中では珍しい、丸くてころんとした形の葉をもちます。白い斑も入るので、華やかさをプラスしたい寄せ植えに用いるといいですね。

ヘデラ・ヘリックス「ニューミニシルバー」

アイビーの中でも小さめの葉をもちます。葉が小さいので、小さなスペースを飾るのに、器とのバランスがいいです。小さいサイズの寄せ植えや、トピアリーとも相性がよく、形が作りやすいですね。

アイビーの育て方①普段の管理

日当たり

出典:写真AC

日当たりは明るい日陰を好みますが、適応能力も高く、日当たりでも暗めの日陰でも生育します。地植えの場合、真夏の直射日光は、葉やけを起こすこともあるので避けましょう。室内では蛍光灯の明かりでも育てることが可能ですが、斑入り種は斑が消えてしまうこともあります。室内で育てる場合の日当たりは、レースのカーテン越しの明るさを目安にしましょう。

ボタニ子

ボタニ子

日当たり~暗めの日蔭まで飾れる範囲が広くてうれしいわ。

水やり

Photo by sorarium

水やりは冬の時期以外は、土が乾いたら底から水が流れ出るまで、たっぷりとあげます。気温が5℃以下の日が続くようになると、生育をストップし休眠期に入るので、間隔を2~3日長めにあけてから水やりするようにしましょう。比較的水をよく吸うので水やりは忘れないように気を付けます。

ボタニ子

ボタニ子

水やりもそんなに神経質にならなくてよさそうね。

肥料

アイビーは肥料をさほど必要としませんが、肥料を与えるとよく成長します。タイミングは春~秋の成長期に与えるといいでしょう。

ボタニ子

ボタニ子

次ページからはアイビーの育て方②剪定や植え替えについて紹介します!

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アイビーの育て方②剪定や植え替え

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