ごぼう(牛蒡)にも花言葉がある?植物としての特徴と併せてご紹介!

ごぼう(牛蒡)にも花言葉がある?植物としての特徴と併せてご紹介!

みなさんは、ごぼうの花を見たことがありますか?ごぼうと言われると、いつも食べている根の部分を想像する方が多いと思います。ですがごぼうにも立派な花があり、なんと花言葉もあります。今回はごぼうの花言葉について、植物としての特徴と併せて紹介していきます!

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.ごぼうの花言葉
  3. 3.ごぼうの特徴
  4. 4.ごぼうの注意点
  5. 5.まとめ

はじめに

出典:写真AC

ごぼうは日本の食卓に欠かせない野菜です。その素朴な味わいは味噌汁や和え物などにとても合い、好物にあげる方も多数いらっしゃるのではないでしょうか。皆さんが家庭で口にしているのはごぼうの根の部分ですが、ごぼうも植物である以上育っていく過程で花を咲かせます。花には花言葉がつきものですが、ごぼうの花にも立派な花言葉が4つ存在します。では、ごぼうの花言葉をごぼうの特徴と共に見ていきましょう。

ごぼうの花言葉

ごぼうの花言葉①「いじめないで」

引用:写真AC

ごぼうの花言葉の1つ目は「いじめないで」です。まるでごぼうの花自体がしゃべっているような花言葉ですね。

ボタニ子

ボタニ子

いじめないよって思わず言いたくなっちゃうね。

ごぼうの花言葉②「私にさわらないで」

ごぼうの花言葉の2つ目は「私にさわらないで」です。1つ目に引き続き、ネガティブな印象を受ける花言葉です。

ごぼうの花言葉③「用心」

ごぼうの花言葉の3つ目は「用心」です。まるでごぼうの花の性格を表しているかのようです。

ごぼうの花言葉④「しつこくせがむ」

ごぼうの花言葉の4つ目は「しつこくせがむ」です。上の3つと比べると、この花言葉は方向性が違いますね。「いじめないで」や、「私にさわらないで」とは真逆の立場です。

ごぼうの特徴

ごぼうの植物としての分類

出典:写真AC

ごぼうは「キク科」の植物です。キク科の代表的な花にはキクのほかに、ひまわりやマリーゴールドがあります。キク科の野菜にはごぼうのほかにも、レタスや春菊があります。

ごぼうの花

出典: https://www.maxpixel.net/Nature-Burdock-Root-Burdock-Wild-Flower-Wild-Plant-4497755

ごぼうの花は上の画像のような形をしています。非常にとげとげしい見た目をしていますね。通常、ごぼうは花が咲く前に収穫されるのでこの花を実際に見た人は少ないかと思います。この人を寄せ付けないような見た目から着想を得て「いじめないで」や「私にさわらないで」などのネガティブな花言葉がうまれたといわれています。

ごぼうの花のとげ

ごぼうの花は、人を寄せ付けないようなとげとげしい見た目ですが、実はこのとげ、引っ付くと中々離れません。ごぼうの花のとげの先端はフックのようになっており、うまく服などに引っかかるのです。ごぼうのとげがしつこく人間の服に引っかかることから、4つ目の花言葉である「しつこくせがむ」がうまれたのだといわれています。

ごぼうの根

出典:写真AC

ごぼうの根は日本人なら誰もが目にしたことがあると思います。江戸時代より食用として利用され、今でも一家の食卓には欠かせない食材です。代表的な調理方法としては、ニンジンと一緒に調理する「きんぴらごぼう」などがあります。味噌汁に入れてもいい味を出してくれるので、まさに和食にぴったりの野菜です。

ごぼうの名産地

ごぼうは日本のどこでも栽培されているイメージがありますが、日本のごぼうの半分は青森県、茨城県、北海道で作られています。中でも茨城県のつくば山崎農園は30年以上もの間ごぼうを作り続けていることで有名です。

外国では食べられないごぼう

ごぼうの根を食用とするのは日本人だけで、外国では薬用としてごぼうのハーブが作られているそうです。実際に日本に来てごぼうを使った料理を食する外国人もいるとのことですが、ごぼう独特のえぐみや香りがあまり外国人には好まれないそうです。また、太平洋戦争時代には、外国人の捕虜の食事にごぼうが出てきた際にごぼうを木の根と勘違いし、虐待されたとして日本人将兵が裁かれたこともあったそうです。

ごぼうの注意点

出典:写真AC

ごぼうの花の注意点としては、やはりそのとげです。うっかり触ってしまって、刺し傷などにならないように気を付けましょう。また、ごぼうの根は固く、振り回したりすると危険ですので小さい子供の手に届かないところに置くなどの配慮も必要です。

まとめ

出典:写真AC

いかかだったでしょうか?今回はごぼうにも花言葉があることを、ごぼうの特徴と共に紹介しました。ごぼうの根は日本人に広く食用として愛されていますが、その花は人を寄せ付けないようなとげとげした見た目でした。ごぼうを栽培している方々は、くれぐれもごぼうの花に触れて怪我などしないように気を付けてくださいね。

宍戸 駿
ライター

宍戸 駿

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