ナツツバキ(夏椿)とは?特徴・見分け方や庭木としての育て方を紹介!

ナツツバキ(夏椿)とは?特徴・見分け方や庭木としての育て方を紹介!

ナツツバキは初夏のころに真っ白で清楚な花を咲かせる、ツバキによく似た植物です。花や枝葉の美しさから、シンボルツリーとしても人気があります。今回はそんなナツツバキの特徴や花言葉、似ている花との見分け方、育て方などについてご紹介します。

    記事の目次

    1. 1.ナツツバキとは
    2. 2.ナツツバキの特徴
    3. 3.ナツツバキとヒメシャラ
    4. 4.ナツツバキの育て方
    5. 5.ナツツバキの剪定
    6. 6.まとめ

    ナツツバキとは

    ナツツバキ(夏椿)は福島県・新潟県より南の本州、四国地方や九州地方など暖かい地域に自生するツバキ科の落葉樹です。6月~7月にツバキのような花を咲かせます。昔から寺社の庭に「シャラノキ」として植えられてきましたので、見かけたことのある方も多いのではないでしょうか。

    名前 ナツツバキ(夏椿)
    別名 シャラノキ(娑羅の木)
    園芸分類 庭木・花木
    形態 高木
    原産地 日本(北海道以外)
    開花の時期 6月~7月
    花の色 白色
    暑さ / 寒さ 普通 / 普通
    特徴 落葉性、一日花

    ナツツバキの特徴

    名前の由来

    「ナツツバキ」という名前は花の形がツバキにとてもよく似ていることと、開花の時期が夏という特徴からつけられました。別名の「シャラノキ(沙羅の木)」は、仏教の聖樹である沙羅双樹(サラソウジュ)と間違えたことにちなんでいるとされています。

    ボタニ子

    ボタニ子

    ちなみに幹がつるつるしているしているためサルスベリと呼ぶ地域もあるけど、本来のサルスベリはミソハギ科で、まったく別の植物なんだよ。

    シンボルツリーにも人気

    シンボルツリーとは玄関先や庭の目立つところに配置して、家庭の印象を演出する植物のことです。ナツツバキは清楚な雰囲気の花や新緑・紅葉の見応えがある葉などから、シンボルツリーとしてもとても人気があります。涼しげな花をつけるナツツバキに迎えられると、気持ちが豊かになりそうですよね。

    落葉性の一日花

    ナツツバキはツバキ科の植物です。ツバキは冬でも緑色の葉をつけていますが、ナツツバキは落葉性なので秋には紅葉があり、冬は葉が落ちます。これはツバキ科の中でもめずらしい特徴です。また「一日花(いちにちばな)」という、開花から1日で花の形のままポトリと落ちるという性質もあります。

    ボタ爺

    ボタ爺

    ただし紅葉は環境によって色が変わったり、少ししか色付かなかったりするから、紅葉を見る目的で植えるのはあまりおすすめしないぞ。

    ナツツバキの花言葉

    ナツツバキの花言葉は「はかない美しさ」「愛らしさ」「哀愁」です。ナツツバキは前述のとおり一日花という性質を持っているので、咲いたと思ったその日のうちに花を落としてしまいます。そうしたところからはかなさや哀愁がイメージされ、このような花言葉がついたのでしょう。

    ナツツバキとヒメシャラ

    ナツツバキとよく似た花に、ヒメシャラという品種があります。「シャラ」という名前がついている通り、ナツツバキと同じツバキ科に属する落葉樹です。それではヒメシャラの基本情報と、ナツツバキとの見分け方についてご紹介します。

    ヒメシャラとは

    ツバキによく似た白い花を咲かせる、ナツツバキ属の植物です。樹皮が赤褐色でとても美しいことから、シラカバ・アオギリと並ぶ「三大美幹木」としても人気があります。庭木として好んで植えられる点も、ナツツバキと似ている点ですね。

    名前 ヒメシャラ(姫沙羅)
    園芸分類 庭木・花木
    形態 高木
    原産地 日本(北海道・東北・沖縄以外)
    開花の時期 6月~7月
    花の色 白色
    暑さ / 寒さ 普通 / やや弱い
    特徴 落葉性、一日花

    見分け方のポイント

    ナツツバキとヒメシャラの見分け方は、大きく分けて3つあります。見分けるためのポイントと、それぞれの違いについて見ていきましょう。

    花の大きさ

    まず違うのは、花の大きさです。ナツツバキはツバキと同じく5cmくらいの大ぶりの花を咲かせますが、ヒメシャラの花はその半分くらいの大きさです。名前に「姫」がついているのも、シャラ(ナツツバキ)よりも花が小さいことに由来しています。

    幹の樹皮

    ヒメシャラは幹がつるつるとしていて、色もあざやかな赤褐色がきれいです。一方のナツツバキの樹皮は中途半端にはがれて、まだら模様のようになっているのが特徴的です。

    白い毛がある

    また、ヒメシャラには枝葉や花の外面に絹糸のような細く白い毛があることも区別するポイントです。触れてみてふわふわとした感触があれば、ヒメシャラであると判断できますよ。

    ボタニ子

    ボタニ子

    続いて、ナツツバキの育て方を紹介

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