切り花を長持ちさせる5つのポイント!花瓶の水の交換頻度や適切な量は?

切り花を長持ちさせる5つのポイント!花瓶の水の交換頻度や適切な量は?

生活の中で生きた花が果たす役割は大きいものです。気持ちを明るく華やかにしてくれる切り花を枯らさないように、長持ちさせる方法を探ります。お供えの仏花もその一つです。便利な延命剤や効果的な方法を知って、切り花を長持ちさせて楽しんでください。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.切り花を部屋に飾る
  3. 3.切り花が長持ちしない理由
  4. 4.切り花を長持ちさせる5つのポイント
  5. 5.切り花を長持ちさせる延命剤5選
  6. 6.まとめ

はじめに

出典:写真AC

花を部屋に飾ると、明るく華やかな雰囲気になります。切り花も押し花も目を楽しませてくれます。たくさんの花でなく一輪挿しであっても、気分がアップしたという方もおられるでしょう。反対に花の元気がなくなるととても残念に感じるのではないでしょうか。どうすれば切り花は枯れないで長く咲いてくれるか、その方法を探ります。この記事を読んで、切り花を長持ちさせてあげてください。

切り花を部屋に飾る

好きな切り花を飾る

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街の花屋で好きな切り花を買ってきたり、花束をプレゼントされたりしたとき、花瓶に飾るときれいですよね。また散歩に出かけて可愛い花を見つけたら、部屋に飾ってみたくなる方もおられるでしょう。花瓶がなければ小さなコップで一輪挿しにしても素敵です。

お供えの花を飾る

出典:写真AC

お仏壇や神棚、故人をしのぶ際にも花を飾ります。好きな花を自由に飾るのとは違い、花の種類や飾り方に約束事があることが多いです。お供えで花を飾る際にも、なるべく花が枯れないで長持ちしてほしいものです。

切り花が長持ちしない理由

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では、切り花が枯れてしまうのはなぜなのでしょうか。押し花のようにいつまでも目を楽しませてくれるのは難しくても、できるだけ枯れないようにするために、まずはなぜ枯れるのかその理由を知りましょう。

理由①バクテリアが発生するため

切り花を飾るときには花瓶などの容器を使います。すると花瓶の水の中でバクテリアが発生します。バクテリアは花の水が通る管に入り、管の細胞を傷つけて詰まらせます。そのため、水が通らなくなって花が枯れてしまうのです。気温の高い季節には特に早く発生しますので、夏の切り花には気を使いましょう。花瓶の中に漂白剤を入れる方法があるのは、こういった理由からです。

理由②水分が不足するため

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花を切り花にするために切った瞬間に、水の通る管に空気が入ることになります。すると下から水を吸い上げることができなくなってしまい、花は水不足になって枯れることになります。押し花と違い、切り花は生きていますので、人間と同じように水が大事なのです。

理由③栄養分が不足するため

花はもともと根をつけて栄養を摂っていたのに、切り花として切断されたのですから、栄養分が上がってこず長く生きることができなくなっています。花を咲かせるときには特に大きなエネルギーが必要です。栄養分が不足すると、ついているつぼみを咲かせる力がなくなってしまいます。

切り花を長持ちさせる5つのポイント

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切り花が枯れてしまう理由がわかったところで、その対策方法を把握しましょう。毎日小さなことに注意してあげると花は長生きしてくれます。難しいことではありません。うまく世話をしてあげると、冬なら2週間ほどは私たちを楽しませてくれるでしょう。一輪挿しでも長く楽しめます。

長持ちさせるには①水揚げ

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根から水分を吸い上げていた管を切断され、切り花は水不足状態です。さらに切り口が乾燥し、水を吸い上げられません。そのため切り花を手に入れたら、なるべく早く花の茎を水中に沈め、よく切れるハサミやカッターナイフで切ります。すると茎に空気が入らずスムーズに水を吸い上げられるようになります。これが花の水揚げという方法です。切る断面はできるだけ斜めに、面積が広くなるようにします。生け花でよく使う方法です。

深水で水揚げする

バラのように水を上げにくい花に施す水揚げの方法です。切り花にしたバラの花の茎を深く水に沈め、花の部分だけ水上に出しておきます。すると水圧で、切断した部分から水を吸い上げられます。少し弱りかけた切り花にも使える方法です。

湯上げをする

少し上級編ですが、花屋がよく使う手法です。切り花の茎の下20cmほどを出して、上方を新聞紙などで包み、湯気が当たらないようにしておきます。この状態で茎を斜めに切り、お湯につけます。時間は20秒ほど、熱いお湯に浸けましょう。そのあと、ただちに冷水に浸けてしばらくそのままにしておきます。お湯に浸けると茎の中に入った空気を追い出し、水が上がりやすくなるのです。これもバラの花によく使われる水揚げ方法です。

長持ちさせるには②清潔を保つ

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花瓶や一輪挿しといった容器の水の中でバクテリアが発生しないよう、清潔にするように注意します。また茎が柔らかいガーベラなどは水の量が多いと傷みやすいので注意しましょう。生け花ではハサミも清潔にするよう教えられます。小さなことに注意したいものです。

花瓶の水をこまめに替える

切り花を長持ちさせるために花瓶の水をいつも新しいものにしてあげましょう。水は毎日取り替えてください。そして水を交換する際には花瓶の中をきれいに洗います。花の茎もぬめりを拭きとってあげましょう。仏壇に飾ったお供えの花も花瓶の水をこまめに替えましょう。頻度が高いほど清潔になります。

水の量に注意する

切り花の、水に浸かっている部分や水ぎわに生えている葉を取り除いておきましょう。葉が浸かっているとやはりバクテリアの発生原因になります。清潔第一を心がけてください。水の量は花や葉が決して水に浸からないよう注意します。切り花は花や葉で呼吸をして生きていますから、水面との間に距離を作りましょう。

長持ちさせるには③適度な温度・湿度

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室温の高くなる夏季は花が長持ちしません。水温も上がるので、花瓶の水の中でバクテリアが発生しやすくなるからです。また極端に温度の低い場所も苦手な花もあります。エアコンの乾いた風が落ちてくる場所に切り花を飾ると、乾燥してしまい、葉や花が傷んでしまいます。人間と同じように気を配ってやりたいところです。

長持ちさせるには④日当たりに注意

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切り花を日当たりのよい窓辺に置くと、葉が焼けてしまったり、花瓶の水の温度が上がったりして、バクテリアのせいで枯れる原因になります。少し暗めの直射日光の当たらない場所で飾ってやりましょう。一日のうちであまり温度差の激しくないところが望ましいです。

長持ちさせるには⑤延命剤を使う

切り花や仏壇のお供えの花を長持ちさせるのは、なんといっても清潔な状態です。そのために生け花では、花瓶の中に漂白剤を少量入れるという工夫をするほか、栄養が摂れない花のために、砂糖を少し入れてやることもあります。近年、花の延命のためにさまざまな薬剤が研究開発されてきました。自分で漂白剤の量を決めるのもなかなか難しいですから、こういった延命剤を使ってみるのもよい方法でしょう。

次ページでおすすめの延命剤を紹介しますよ!

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切り花を長持ちさせる延命剤5選

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