セダムのグランドカバー導入事例5選！管理やお手入れのコツもご紹介

セダムの植え始めは根付くまで状況を確認し、元気がなければ水や肥料を与えましょう。順調に生育を始めたら水やりを控え、湿度に気をつけ密集しすぎないよう剪定します。枯れた葉や形がおかしい葉があるときは、害虫の可能性があるため駆除しましょう。

グランドカバーのセダムは地植えのため、土から吸いあげる水分で十分です。乾燥に強く湿気に弱いので水やりはほとんど必要ありません。植え始めは土の表面が乾燥したら少量の水をあげる程度にし、冬は休眠期のため水やりは不要です。

セダムは暑さにも寒さにも強い植物ですが、湿度には弱いため密集してきたら剪定しましょう。密集したままにすると内側が蒸れてしまいます。また茎が伸びる種類のセダムは伸びすぎた場所を剪定しましょう。

セダムは肥料を与えると茎が伸びすぎたり、成長しすぎて葉の間に隙間ができたりします。肥料を与えるタイミングは植え付け、植え替え後のセダムが元気がないときなどで、緩効性の肥料か薄めた液体肥料を選びましょう。

丈夫なセダムにも害虫がつき、放っておくと葉の形が悪くなる原因になります。セダムにつく害虫は主にワタ虫やカイガラムシ、アブラムシやナメクジなどです。ハダニやネジラミなどもつくため気をつけましょう。

セダムは種類が豊富なため、庭にぴったりのものが見つけられます。日本で自生しているマルバマンネングサ（セダム・マキノイ）やモリムラマンネングサは、日本の気候にあうため育てやすくグランドカバーにむいています。ほかにもゴールデンカーペットや、かわいらしい花を咲かせるミルキーウェイなども人気です。

寄せ植えで人気のセダムは種類が多いだけではなく、見た目や色合いもかわいらしく美しい花も咲きます。地植えで庭のグランドカバーに活用すれば、春夏秋冬を楽しめる庭づくりができるでしょう。増やし方も難しくないので、どんどん増やして庭一面を覆うことも可能です。おすすめの導入事例を参考にたり、好みのアレンジを加えたりして活用してみてください。